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- 美容取材25年、若々しい人老けて見える人の分かれ道
もったりとしたフェイスライン、深いシワ、くすんで元気なく見える肌色、大きく開いた毛穴……。鏡を見るたび「年齢のせい」と諦めていませんか?年齢も時代も超えて“素敵”に見える人の共通点を知ることで、いくつになっても“素敵”を目指せます。
25年以上取材してきて発見!“素敵な印象”の共通点
美容エディター・ライター:秋葉樹代子(50歳)
美容編集者歴25年。女性誌の美容や健康に関する企画ページを作るため、読者、インフルエンサー、モデル、女優、美容家など、素敵な女性を何百人と取材してきました(リサーチを含めれば数千人!)
四半世紀以上、女性たちの“美”について追及し、多くの人を取材してきたなかで気付いたことがあります。それは“素敵な人”の基準。
おしゃれに見えるメイクや髪型、ファッションなどのテイストは時代によって変化しますし、年代によっても感覚の違いがあります。しかし、“素敵”と思える人の共通点は、時代も世代も超えて変わらず、共通しているのです。
その“素敵に見える人”の基準は「小顔」。
なぜ「小顔」だと“素敵”に見えるのか?
私がなぜ、“素敵”な印象の人が持つ共通点=「小顔」という結論を出したのか?
私が言う「小顔」とは、単に頭がい骨が小さいという体とのバランスではありません。物理的な大きさではなく、「引き締まって見える顔立ち」から得られる印象のこと。
小さな頭がい骨であっても、顎と首の境目がないほどたるんでいたら? 頬骨の肉やら脂肪やらが重みに耐えられずたるんでくっきりとしたほうれい線を生み出していたら? 額からのたるみで重みに耐えられなくなったまぶたのせいで目が小さく見えていたら?
そういう顔は小顔の印象に見えませんし、もちろん「素敵♡」という印象になりにくいのです。
では「引き締まって見える顔立ち」とは? ぼーっとしているところをふいに撮られた写真と、しっかりカメラのレンズを見て表情を作った状態で撮られた写真では、印象が違いますよね。無意識状態で口角が下がっている顔のまま鏡を見たときと、キュッと口角を上げて目をしっかり見開いた状態で鏡を見たときの顔を比べてみれば、後者のほうが顔全体の印象が引き締まって見えるでしょう。
骨格はそう簡単に変えられませんが、顔立ちはほんのちょっとしたことで大きく変えることができます。
つまり、誰でも、顔のゆるみ感がない引き締まった顔立ちを目指せば「小顔」印象になれるし、時代も世代も超越した“素敵な女性”へと変わることもできるのです。
モデルや女優、社長など、人の前に立つ仕事をされている方々が“素敵”と思えるのは、単に整った顔立ちであることや身体バランスが良いことだけでなく、常々、他人からの目線を意識していて無防備な顔を晒すことがないからではないかと思うのです。
顔立ちを変えるには肌表面のケアでは足りない!?
引き締まった顔立ちは、小顔という印象だけではなく、若々しい印象も与えます。それは、意欲的な印象や清潔感なども与えるためです。
しかし、ずっと表情をキュッと作り続けるなんてことは無理ですよね!
そもそも、引き締まった顔立ちに見えないポイントはどこでしょうか? フェイスラインのもたつきや、目尻・額・小鼻横・口角の下に伸びる大きなしわ、そして、ぱっくりと大きく開いた毛穴……。すべて顔のたるみから生じているものです。
実はたるみというのは、肌の表面だけではなく、もっと深いところ、表皮の下にある真皮——つまり肌の土台となるところのボリュームがダウンすることで生じてくるもの。土台のボリュームダウンは、細胞の活力不足や血流ダウンによる栄養不足など、いわゆる加齢による影響によって起こってきていたのです。
土台がスカスカになれば、しぼみかけた風船のように肌表面にハリがなくなり、シワっぽくなってしまいますし、ハリがなければ、その土台の下にある筋肉や脂肪をあるべきところにホールドすることができなくなり、重力に負けて顔の重心が下に下がってたるみとなってしまうのです。
つまり、すでにたるみが生じてきている顔立ちをシュッとさせるなら、肌の表面(表皮)だけでなく土台(真皮)へのアプローチも必要といえます。
しかし、化粧品だけは、肌表面にあるラップ1枚程度の厚みしかない表皮までしかケアできません。では、その下にある土台(真皮)へのアプローチはどうしたら良いのか?
これまでさまざまな美容法をリサーチ・取材をしてきましたが、土台から変えるというのはそれなりに時間や手間がかかるものが多く、瞬時に変わるためには、高額でダウンタイムも必要な美容医療という手段を検討せざるを得ませんでした。
そんな中、「瞬時に変わる!」と欧米ですでに評判の高いアンチエイジングケアがあると耳にし、早速、その真偽を、体(いや、顔だ!)を張って試してきました。
ある、フランスの有名化粧品会社のエステティック施術ですが、10分程度でこの変化!
次回は、美容にはかなり厳しい目を持つ私の体験レポートをご紹介します!ぜひ、ご覧ください!
取材・文=秋葉樹代子、編集=橘美波(ハルメク365編集部)
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