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- 海外で1人行動する際に必要な2つのこと 欠航談後編
ワルシャワ発の日本行き直行便が欠航となり、私だけ先にパリ経由の乗り継ぎ便で帰国することになりました。1人での帰国に不安はありませんが、パリ空港の全体図をまったく把握していないので、乗り継ぎがスムーズにいくかどうかが気になるところです。
ワルシャワの空港出発
まずは、ワルシャワからパリに向かいます。でもその前に、一連の騒動で昼食が取れていなかったので、航空会社から欠航のお詫びとして支給されたミールクーポンで腹ごしらえです。
とはいえ、どこで使えるのかわかっていません。店の入り口でクーポン使用可否の確認を繰り返し、3店目で入店となりました。
パリの空港到着
パリの空港到着後は、羽田行き便の出発ゲートを目指します。今回は突然の搭乗便変更だったためパリ空港の下調べができず、ターミナルやゲートの位置を把握できていませんが、まあ何とかなるでしょう。
とりあえず「乗り継ぎ」表示の矢印通りに進んでみます。しばらく歩くと「出口」の表示が出現。え、出口? このまま空港外に出ちゃっていいの? いったん外に出てから乗り継ぐってことかな?
はてなマークの連続です。誰かに尋ねたくても近くに人影はありません。
親切なお兄さん
周囲を見渡すと、出口の少し先の通路に、ラフな格好をしたお兄さんが座る「案内デスク」らしきものが見えました。彼に聞きましょう!
搭乗券を見せて「このゲートに行きたい。ここからどのように行くの?」と拙い英語で尋ねます。それに応えお兄さんはルートを教えてくれるのですが、キーワードが多過ぎて私には覚えきれません。しかたがないので、メモに大雑把なマップとポイントを書いてもらうことに。
お兄さんは、現在地に〇を書き、何番出口から外に出るか、何分歩くと駅に着くか、どの方向のトレインに乗るか、どの駅で降りるか、出発ゲートはどこかを事細かに書いてくれました。
そのメモを見て初めて私は、自分の便の到着エリアと出発エリアとが、同じ空港でありながらシャトル・トレインに乗って移動するほど離れた別の敷地にあることを知ったのです。
最初からわかっていたなら出口表示に戸惑うこともなかったのですが……。何はともあれ、親切なお兄さんのおかげで目的ゲートに到着することができました。
羽田に到着するも、荷物は届かず
羽田に到着し、荷物受取場に。しばらく待つも自分の荷物が一向に出てこない事態に「もしや」と思い始めた時、私の名前のボードを掲げてレーン周辺を歩く空港職員の姿が目に入りました。
声をかけると案の定、ワルシャワ空港側の手違いで荷物が未着(後日宅配)とのこと。体は無事に帰国できたので、荷物のことはNo problem。今日は手ぶらで身軽に帰ります。
単独行動する際に必要なこと
今回含めこれまでの旅から学んだ「単独行動に備えて身につけておきたいこと」は、以下の2つ。
1:【中3レベル以上の英語力】
中3レベルの私は、的確な英文が思い浮かばない時、「Excuse me」の後「I’m looking for ~」や「I want to go to ~」+「Please speak slowly」という基本的な構文で代用することが多いのですが、意外にもこれで毎回何とかなっています。
声をかける相手は、英語圏でない国なら、学校で学んだ記憶がまだ残っていそうな20~30代の人を選びます。また、知的な雰囲気の家族連れのお父さんやデート中の男性も親切に対応してくれます。いいトコロを見せたいという気持ちが働くのでしょうか。
2:【ある程度の行動力と決断力】
見ず知らずの人に何かを尋ねる、今するべきことや進む方向を決断する、といった事態が度々起きるので、行動力と決断力は必須です。躊ちょしていたら食事にもありつけないし、電車や飛行機にも乗れないですからね。
それと、ミスやトラブルが生じても、いつまでも引きずらずに気持ちを切り替えること、また、ハプニングを受け入れるおおらかさも持ち合わせていると、旅がより楽しくなるでしょう。
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