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2019年09月27日
素朴な疑問
最近、自宅でお肉を掃除される方が増えているんですって! 「肉の掃除」って、どういうことか説明する前に……先日のバーベキュー(BBQ)でこんなことがあったんです。
ご近所の仲よしグループで集まってBBQをしたとき、お料理好きの友人が3kg以上もある牛肉の塊を持ってきてくれたんです! このお肉、ワタシの頭より大きかったわ。
こんな大きなお肉をどうするのかと思ってみていたら、彼女は、まず塊肉の周りについている白い脂身を包丁で丁寧にはがしていきました。次に赤身肉の間に埋まっているスジの部分もピリピリっと包丁の歯をはわせて削ぎ落としていきます。すると、きれいな赤身肉の塊ができて、それを厚めの鍋で焼き色を付けてからアルミホイルで包んで寝かして置いたら、30分でローストビーフができてしまったんです! このように、脂身やスジ部分を取り除く作業が「肉の掃除」なんですって。ただ、掃除で残った脂身やスジも無駄にはならないんだそうです。
脂身は細かく切って、フライパンで熱を加えたらきれいな牛脂が抽出されます。これでジャガイモやズッキーニを焼いたら、ローストビーフに添える一品ができあがり! お肉のエキスがたっぷりのおいしい脂だから、普通の目玉焼きもご馳走に。余った脂は瓶に入れて冷蔵庫や冷凍庫で保存しておくと長持ちするんですって。
脂を抽出して小さくなった肉カスも立派な食材。冷凍庫で保管しておけば炒飯やガーリックライスの具材になります。スジの部分は大根などと煮て、筋煮込みにもスープにも。さらにカレー粉を加えたら筋煮込みカレーへと華麗な変身を遂げるそうです。お肉も端の方の形の悪いところやスジの多いところは、全部まとめてミンチや細切れにしてしまえば、3kgのお肉で4品も5品も作れるというわけ。
大きなお肉を掃除して、ここはステーキでここはしゃぶしゃぶ。少し硬いところは筋と一緒に煮込んで、残りはミンチでハンバーグ! どうせ手をかけるなら、おいしいものを作るための手間にしたいものです。
お肉の掃除方法は YouTubeでも各部位ごとに確認できるようです。牛肉以外にも豚肉、鶏肉も塊で購入すれば、何品にも加工は自在でお得だから、お肉屋さんでもキロ単位でお肉を購入する人が増えているんですって! あのホリエモンやメンタリストのDaiGoさんもハマっているという塊肉と肉の掃除、お肉好きの方なら、ぜひ、試してみて!
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イラスト:飛田冬子