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2019年08月10日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
夏はシュワシュワの炭酸飲料がおいしい季節ですよね。でもジュースだとカロリーや糖分が気になるし……と思っていたら、友人に炭酸水をすすめられました。
余った炭酸水は料理に使うのがおすすめ、とのこと。水の代わりに炭酸水を炊飯器に入れると、ごはんがふっくら炊き上がるそう。
炭酸水が料理に使えるなんて、初耳! 炭酸水が料理にどんな効果を発揮するのか、この機会にいろいろ調べてみたいと思います。
炭酸水とは、水に炭酸ガス(二酸化炭素)を注入したもの。水に溶け込んだ炭酸ガスが気泡となって、あのシュワシュワ感が生まれます。
二酸化炭素は水に溶けると弱酸性になるため、炭酸水は弱酸性です。これが、炭酸水で料理するとおいしくなるポイントのようです。
お肉を炭酸水に漬け込むことで組織が酸性に傾き、保水性が向上して柔らかくなるといわれています。漬け込むだけでなく煮込む時の水を炭酸水に変えても同じ効果を得られるとか。豚ブロック肉をコーラで煮ると柔らかくなるって聞いたことがあるけれど、こういう理由があったんですね。ハンバーグを作る時も、パン粉を浸す牛乳を炭酸水に代えることでふっくらジューシーに仕上がるそうです。
天ぷらをサクッと仕上げるのって難しいですよね。そんな時も炭酸水が役に立ちます。炭酸ガスは、高温の油で一気に気化します。そのときに衣に含まれた水分も一緒に蒸発するので、サクサクの食感に仕上がるんだそうです。
パンケーキを焼く時に牛乳の代わりに炭酸水を加えると、炭酸水に含まれる気泡によって生地にごく小さな穴が開いて、フワフワで軽い食感になるそうです。お店みたいなフワフワパンケーキが自宅で簡単に作れるなんて、うれしいですね!
同じ理由で、卵焼きを作るときに少量の炭酸水を加えると、冷めてもふんわり柔らかい卵焼きになるのだそうです。炭酸水の効果でふんわり弾力のある仕上がりになるというわけ。
飲む以外にも、いろいろな料理に炭酸水を活用できるんですね。余った炭酸水で、毎日のお料理をランクアップさせちゃいましょう!
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イラスト:飛田冬子