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素朴な疑問接骨院・整骨院・整体院・整形外科の違いって?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
ダンナさんがゴルフで腰を痛めて帰ってきました。「イタタタ……こりゃ整骨院に行かないとダメだな」と、ダンナさん。
ワタシが「違うわよ、接骨院よ! 」と言うと、息子が「整体院じゃないの? 」ですって! さらに横から娘が「整形外科でしょ」と言ったものだから、我が家は大混乱!
結局どこに行けばいいのか分からないので、違いや使い分け方を調べてみます!
接骨院・整骨院・整体院・整形外科の違い
接骨院・整骨院・整体院・整形外科は、いずれも似たような名前の施設のため、違いが分かりにくいですが、それぞれ以下のような特徴があります。
【接骨院】
接骨院とは、「柔道整復師」という国家資格を有する専門家による治療が受けられる施設です。主に捻挫や打撲、挫傷、骨折、脱臼など怪我の処置を行っています。
柔道整復師の国家資格を取得するには、厚生労働大臣が認可した教育機関で基礎医学や専門知識・技術、関係法規を3年間学び、国家試験に合格しなければいけません。
そのため、接骨院では健康保険や労働災害保険、自賠責保険を適用した施術を受けることができます。
また、施設によっては肩こりや腰痛、運動後の筋肉痛や慢性症状など、保険適用外の施術を取り扱っている場合もあります。
【整骨院】
整骨院は、接骨院と同じく国家資格を有する柔道整復師が施術を行う施設です。
接骨院との違いは名称のみで、施術内容や健康保険の取り扱いにも違いはありません。
【整体院】
整体院は、慢性的な肩こりや腰痛への施術・マッサージ、骨盤矯正などを行う施設です。
接骨院や整骨院とのもっとも大きな違いは、整体院は医療系施設ではなく、施術者に国家資格が必要ないため、各種健康保険が適用できない点です。
一般的に、民間の整体学校などで「整体師」の資格を取得することが多いです。
【整形外科】
整形外科は、診察やレントゲン・MRIを使った検査、投薬や注射、外科手術などの医療行為を行う施設です。
接骨院や整骨院との主な違いは、医師が在籍しているかどうか。また、ほぼすべての怪我や病気に対して保険が適用される点も異なります。
公的な証明として扱われる診断書の発行も可能です。
接骨院・整骨院・整体院・整形外科の使い分けや選び方
接骨院・整骨院・整体院・整形外科は、症状に合わせて使い分けるのがおすすめです。
例えば、骨折や脱臼、捻挫などの怪我の場合は、整形外科・接骨院・整骨院のどれかを選びます。
その中でも、レントゲンなどでしっかりとした検査を受けたい場合や、診断書が欲しい場合は整形外科を選びましょう。
そして、検査や診断書が必要なく、じっくりと治していきたいときは接骨院・整骨院を選びます。
ただし、スポーツで肉離れや靭帯を損傷した可能性があるときは、整形外科で詳細な検査を行うべきです。検査によって手術の必要がないと判断された場合は、リハビリのために接骨院を利用するのもひとつの方法だといえます。
また、突発的な痛みを伴う症状ではなく、慢性的な肩こりや腰痛、リラクゼーション目的の場合は整体院の利用を検討しましょう。
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参照:くりの木接骨院 岡崎院
イラスト:飛田冬子
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