公開日:2023年10月08日
素朴な疑問
「ひとつまみ」と「少々」の違いって?覚え方・分量
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
今日は娘がキッチンで何か料理を作っています。すると突然「ねえ、塩ひとつまみって書いてあるんだけど、ひとつまみってどのくらい? 少々とは違うの? 」と聞かれました。
「ひとつまみは、ひとつまみよ! 」と答えたのですが、「それじゃわからない! 」ですって。
そう言われてみると、ひとつまみと少々ってどのくらい違うのかしら? 娘に説明するためにも、調べてみることにします!
「ひとつまみ」と「少々」の違い・分量
「ひとつまみ」と「少々」は、どちらも計量スプーンではかるほどではないくらいのごく少量を示す表現です。塩や砂糖、こしょうなどのサラサラとした調味料をはかる際に使われます。
両方とも指先でつまんではかりますが、使い方や分量に以下のような違いがあります。
【ひとつまみ】

料理の味付けや塩もみ、食材を茹でるときの色出しなどに使われる表現。
親指と人差し指、中指の3本の指先で自然につまんだ分量で、目安は大豆1粒分ほどです。小さじ1/5〜1/6程度の量で、塩だと約0.6〜1gにあたります。
【少々】

料理の味付けや下味をつけるとき、料理の仕上げにも使われる表現。
親指と人差し指の2本の指先で自然につまんだ分量で、目安は小豆1粒分ほどです。小さじ1/8程度の量で、塩だと約0.3〜0.6gにあたります。
これで簡単!「ひとつまみ」と「少々」の覚え方

「ひとつまみ」と「少々」を覚える際は、使う指の数と文字数を合わせて覚えると簡単。
「ひとつまみ」は「つ・ま・み」で3文字なので、3本の指でつまむと覚えます。ただし、3本の指でガバッとつまむとたくさん取れてしまうため、あくまでも「軽く」つまむことを忘れないようにしましょう。
「少々」は「少・々」で2文字なので、2本の指でつまむと覚えましょう。
それに併せて「ひとつまみ」は「少々」よりも多いことも覚えておくと、料理の下準備や味付けなどに役立ちます。
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参照:macaroni
イラスト:飛田冬子




