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2022年09月05日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
さつまいもを蒸かして食べるのが大好きなワタシは、寒い季節になると常備しておきたいと思ってしまうのですが、さつまいもって常温でどのくらい保存できるのかしら?
冷凍保存もできたら便利だけれど、あまり聞いたことがないので保存方法を調べてみました!
さつまいもは主に秋や冬の寒い時期に食べる食材ですが、実は寒さに弱いという特徴があります。保存温度の適温は13~15℃、湿度は80~90%が適しています。保存温度が5度以下になると、低温障害を起こしてしまうのです。
低温障害を起こすと、さつまいも内の細胞が死んでしまい、黒く変化して甘さがなくなり苦みが強くなるので、黒く変色している部分があったら取り除いて食べるのがおすすめです。
さつまいもは温度と湿度に気を付け、季節やマンション、一軒家などの環境に合わせて保存方法を選びましょう。
夏の暑い時期以外は、以下の方法で常温保存をしましょう。
1.1本ずつ新聞紙で包む
2.紙袋、麻袋、段ボール、発泡スチロールなどに入れる
3.直射日光が当たらない風通しの良い場所で保存する
新聞紙に包んで置くとさつまいもは追熟されて甘味が増します。秋から冬にかけては常温保存が最適ですが、寒い地域では発泡スチロールに入れてある程度の温度が保てるようにするのがおすすめです。
土つきの場合は3か月ほど、洗った状態だと1か月ほど保存が可能です。
20℃を超える気温のときは、発芽してしまうこともあるので、冷蔵庫の野菜室で以下のように保存しましょう。
1.1本ずつ新聞紙で包む
2.ポリ袋に入れて袋の口を軽く結ぶ
3.冷蔵庫の野菜室で保管する
野菜室以外は温度が低すぎるため、冷蔵庫で保存する際は野菜室に入れるようにしましょう。また、冷気への対策、乾燥への対策のためにビニール袋に入れて袋は軽く結ぶのがポイントです。
さつまいもをカットしてある場合は、断面が乾燥しやすくなるためラップに包んで冷蔵庫の野菜室に入れ、早めに使い切るようにしましょう。
丸ごと冷蔵保存をするなら2か月ほど、カットしたものは1週間ほど保存が可能です。
さつまいもは冷凍保存も可能です。以下のような方法で調理をしてから冷凍保存してみましょう。
このように加熱してから冷凍保存をすることで、1か月ほど保存が可能です。また、生のまま冷凍する際は、使いやすい大きさにカットしてから冷凍すると良いでしょう。使うときは電子レンジで加熱したり、冷凍のまま鍋に入れて煮込んだりすると、時短料理につながります。
寒さに弱いさつまいもは、夏場以外は常温保存で長期間もつ方法を知っておくと、いただいたものや大量に購入したものも無駄にせずおいしくいただくことができますね!
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参照:Kurashiru
イラスト:飛田冬子