「暑い? 寒い?」 意外と悩む5月の服装

【5月の服装】初夏へと向かう5月、何を着るべき?

公開日:2023.05.04

ポカポカと日差しが暖かくなり、春本番を迎えた5月。日中は汗ばむ日もありますが、朝晩は少し肌寒く感じることも。今回は、5月の上旬、中旬、下旬にふさわしい服装についてご紹介します。

5月の正解コーデとは?
5月の正解コーデとは?

暑い?寒い?5月の気温はどれくらい?

ポカポカと日差しが暖かくなり、春本番を迎えた5月。GW中の旅行やバーベキューなど、外出が増える時期ですね。薄着の服装で過ごせることが多くなり、日中は汗ばむ日も出てきます。ですが、日陰や朝晩は少し肌寒く感じることもあるので、軽く羽織れるアウターがあると重宝します。

東京の2022年5月の上旬、中旬、下旬のそれぞれの最高気温、最低気温は以下の通り。

  • 【5月上旬・平均】最高:21.8℃ 最低:12.3℃
  • 【5月中旬・平均】最高:22.7℃ 最低:15.2℃
  • 【5月下旬・平均】最高:25.8℃ 最低:16.8℃

これを踏まえて、5月の上旬、中旬、下旬にふさわしい服装についてご紹介します。

【5月上旬の服装】朝晩はライトアウターがあると便利

5月上旬の最高気温は22度前後、最低気温は12度前後など、まだまだ朝晩で寒暖差が大きくなっています。日中は薄手のトップス一枚でも快適に過ごせる日も多いですが、日陰や朝晩は肌寒さを感じる場合があるので、ライトアウターがあると重宝します。また、やや厚手のスウェットやパーカーですと、アウター要らずです。

WEAR
出典:WEAR

こちらは、程よく光沢感のある素材で、カジュアルにはもちろん、きれいめなコーデにも合わせやすいマウンテンパーカーを羽織ったスタイリング。折りたたんで持ち運べる軽い素材のため、日中に暑さを感じたらカバンの中にしまえる点がおすすめ。撥水、抗菌防臭、強度に優れた生地を使用しているタイプなら、雨の日の外出やアウトドアにもぴったりです。

カジュアルな印象のスウェットに、センタープレス入りパンツを投入することで、きれいめな大人カジュアルコーデが完成しています。

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シーズンレスかつ幅広いTPOにマッチする、今っぽいショート丈の紺ブレ。やや丸みのある女らしいシルエットや、アクセントの金ボタンがスタイリッシュな一着です。

ワンピースと合わせるのはもちろん、画像のようにデニムパンツに投入して、ラフに着るのもおすすめ。ウエスト位置が高く見えるようなボタン位置や腰骨丈のおかげで、簡単にスタイルアップ効果が狙えるアイテムです。

デニムパンツは、脚のラインを拾わないややワイドシルエットのものですと、気になる脚の太さを上手にカバ―することができるため、大人女性にぴったり。カチッとしたハンドバッグとパンプスのおかげで、デニム合わせでも、コーデ全体の高見えが叶っています。

【5月中旬の服装】カーディガンやデニムジャケットが大活躍

5月中旬は、最高気温が23度前後、最低気温が15度前後など、上旬よりは暖かな日が増えてきます。日中は汗をかくこともあるので、トップスは薄手のもので十分。羽織るだけで体温調節できるカーディガンやデニムジャケットを持っていると、この時期は活用頻度が上がります。

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こちらは、シアー素材が軽やかで、今っぽい雰囲気を醸し出しているカーディガン。大人カジュアルなマリンテイストが、着こなしにアクセントを加味してくれる一枚です。ほんのり施されたラメが、こなれ感をアップしてくれます。裾とウエスト部分は、スタイリッシュな広めのリブデザイン。夏の日除け対策や冷房対策としても使いやすい涼しい素材のタイプなら、長い期間使えておすすめ。

「GU(ジーユー)」のワンピースはロング丈なので、気になる脚を上手にカモフラージュしてくれます。足元にはスニーカーを投入すれば、ラクチンな着こなしが実現しますよ。

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適度な厚みとコシがある生地でシルエットがきれいに出る素材感を持つデニムジャケット。やや大きめのルーズシルエットのタイプなら、取り入れるだけで簡単にトレンドライクな着こなしが叶います。

ヒップが隠れる丈感ですと、気になるお尻もカバーしてくれますよ。サイドの裾のボタンを後ろ側に留めると、バックが丸くなるシルエットが大人可愛い一着です。日中に暑さを感じたら、デニムジャケットを脱いで、INに着たトップス一枚でOK。

そこに、今季大人気となっている「UNIQLO(ユニクロ)」のタックワイドパンツを投入すれば、即オシャレコーデの完成。ペールグリーンのカラーパンツは、今っぽさを感じさせてくれるアイテムです。

【5月下旬の服装】トップス1枚やワンピースでOK

5月下旬の最高気温は26度前後、最低気温は17度前後と、暖かさを感じられる安定した気温なので、アウターは不要です。晴れの日の日中は、ポカポカして暖かいので、長袖一枚で十分対応可能です。

この時期は、着用するだけでおしゃれな雰囲気を楽しめるデザイン性のあるトップスがおすすめ。例えば、ボリュームスリーブのシャツやブラウスを取り入れると、即スタイリッシュな印象に導いてくれますよ。また、一枚でコーデが決まるワンピースもGOOD。

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半袖Tシャツの上に、ストライプ柄シャツを羽織として着用したコーデ。オーバーシルエットのサイズ感と、上質な生地の風合いを生かした一着です。ストライプ柄を選べば、縦に長いIラインを描くことができるので、簡単にスタイルアップ効果が期待できます。袖をまくることで抜け感が生まれ、トレンドライクな着こなしに。

落ち着いた印象のネイビーカラーのパンツを持ってくれば、きれいめコーデの完成。足元にスニーカーを投入することで、きちんと感が和らぎ、肩肘の張らないコーデに。

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ふんわりとした袖のデザインがポイントになったワンピース。今季も引き続き、ボリュームスリーブが人気となっているので、気になる方はぜひチェックして。襟元は、縦の切り込みが入ったキーネックデザインのため、首まわりのすっきり見えが叶っています。また、胸元の露出が抑えられるので、大人女性にぴったり。 女性らしい印象を持っているため、大人の品格を表現できます。

そこに、カチッとした印象のハンドバッグと、アニマル柄のパンプスを投入すれば、コーデ全体の高見えが実現しています。ホテルでの食事など、かしこまった席にぴったりなスタイリングです。

以上、5月の上旬、中旬、下旬にふさわしい服装についてご紹介しました。これを参考に、5月のコーデ計画を練ってみてはいかがでしょうか。

遠藤友香

ファッションディレクター。大学卒業後、アシスタントを経てスタイリストとし独立。ブランドショー(CHANEL、GUCCI、PRADA等)等で活動後、「ISTITUTO MARANGONI ミラノ校」FASHION STYLING修士課程修了。現在、新聞、TV、雑誌、WEB等、幅広い場で活躍。

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