50代スタイリスト岡部久仁子さんのおしゃれのヒント

50代ファッション!冬ならではの「色」の取り入れ方

公開日:2020.11.10

更新日:2022.11.12

まもなく冬。冬のファッションというと、黒、グレー、茶色、紺…と寂しい色を着がちでは?そこで、50代に信頼の厚い同世代スタイリスト・岡部久仁子さんに、簡単に取り入れられて、見た目も表情も明るくする「色」について教えてもらいました。

冬ならではの「色」の取り入れ方
冬ならではの「色」の取り入れ方

監修者プロフィール:岡部久仁子さん

岡部久仁子(おかべ・くにこ)さん

おかべ・くにこ 大人の女性の美しさを引き出すのが使命というハルメク世代のスタイリスト。50代からの女性誌「ハルメク」で大人気!ファッションセミナーの講師などでも活躍。

50代女性が「明るい色」を取り入れる効果は?

50代女性が「明るい色」を取り入れる効果は

冬の装いはどうしても暗いトーンになりがち。気が付けば上下真っ黒!という人も意外と多いのではないでしょうか。

年齢を重ねると何となく肌の色もくすんでくるので、明るい色の洋服の方が似合う人が多くなります。ということもあって、明るい色を取り入れてファッションを楽しんでほしいわけですが、「明るい色を取り入れる」と、別の良い効果もあるんです。

それは、気持ちがグッと前向きになり、笑顔も増えること。「明るい色」には、全身のどこかに入っているだけで、気持ちが明るくなり、体まで軽くなるような錯覚を感じられる不思議な力があるように思います。

最近の世の中は、ふさぎこむような出来事が多いですよね。そんなときこそ、少しでも笑顔あふれる毎日を送っていただけるよう、明るい色を取り入れる簡単な方法をご紹介します。

明るく楽しく、そしておしゃれに毎日を過ごしてもらえるとうれしいです。

顔色を明るく見せたいときは迷わず「白」!

顔色を明るく見せたいときは迷わず「白」

とにかく「白」を使ったトップスや巻き物を取り入れると、顔色がパッと明るくなること間違いなしです。「白」はレフ版効果もありますし、清潔感もアップします。意外とどんな方でも似合うので、まずは「白」を。もちろん、オレンジやイエローの暖色系も華やかでよいのですが、取り入れるのにハードルが高い!という方には「白」がおすすめです。

また、上半身に明るい色をもってくるのは抵抗があるという方もいると思います。そんな方は、ボトムに明るい色を持ってくるのもいいでしょう。

「白」のボトム

「白」のボトムは、グッと洗練された印象になりますし、明るいグリーンや赤系のボトムは個性的で、「いつも同じ」の装いから脱出して、新しい自分を発見することができますよ!

初心者におすすめ!スカーフの「白」で顔まわりを彩る

スカーフの「白」で顔まわりを彩る

洋服の「白」はハードルが高いわ~という方は、まずスカーフから始めてみましょう。全面真っ白のものではなく、色柄に「白」が入っているものを選んでほしいです。

巻くだけで顔まわりに自然と「白」が現れて、華やかに彩られます。さらに小ぶりなものだと、屋外、室内どちらでもジャマにならないし、いつでも華やかなままで、とても便利です。

冷えが気になる方はもちろんですが、50歳以上はショートヘアの方も多いので、首まわりの防寒が大切ですよね。そんな方には、暖かさのあるニット素材のスカーフがおすすめ。

スカーフの「白」で顔まわりを彩る

形は三角のものを選ぶとコートの中でたらしてももたつかず、簡単にアフガン風にも巻けるのでおすすめ。ほどよいボリューム感になるので顔が埋もれず、大人っぽさがあっていいと思いますよ。

もちろん、洋服やスカーフの「白」は汚しそうでイヤな方は、バッグや靴で「白」を取り入れるのもいいですよ。小さめのバッグや白スニーカーなら、今っぽさもアップしてよりおしゃれさも増します。

文=関口一美(ハルメクおしゃれ編集部) 撮影=中西裕人

■もっと知りたい■

↑画像をクリックして冬の「白」の取り入れ方を動画でチェック↑


今回、使用したスカーフ

変形ニットスカーフ 4900円

 

 

ハルメクおしゃれ編集部

「ハルメク おしゃれ」は、オリジナルブランド「セリジエ」(フランス語で桜の意味)のもとに、50代からの女性にふさわしいファッション・コスメ商品を開発・販売しています。500人以上の3D体型計測、170人以上の肌測定を経て、50代からの女性の悩みを解決するヒット商品を次々と生み出しています。

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