横森美奈子の目からウロコのおしゃれ塾・4

今ある服で素敵に!同窓会の服装・おしゃれコーデ4選

公開日:2020/10/10

3

横森美奈子さんが50代・60代の女性に、おしゃれのコツをアドバイスする連載企画。今回のテーマは「同窓会の服装」。「新しい服を買うしかない!」となる前に、まずは持っている服を見直しましょう。工夫次第で、今ある服でも素敵におしゃれに見えますよ。

おしゃれに見える同窓会の服装は?
おしゃれに見える同窓会の服装は?

読者モデルが手持ち服で同窓会おしゃれコーデに挑戦!

パーティーや食事会に誘われたとき、女性はまず「何を着ていこう?」って考えますよね。

一番悩ましいのが、同窓会。なぜなら、集まる人の年齢がみんな同じだから。全員横並びなだけに、自分は若々しく見えるか、老けて見えるか、すごく気になるんですね。

きちんとした格好をしなきゃと、クローゼットからスーツを引っ張り出しても、何だか古くさい。それで「新しい服を買わなくちゃ」と、またスーツを買ってしまったり……。

その前にちょっと待って! まずは今ある服を見直して、発想を変えてコーディネートすれば、同窓会だって十分素敵に乗り切れるんです。

そこで今回は、読者モデル2名が手持ち服だけで、おしゃれな同窓会コーディネートに挑戦しました!
 

お悩み1:手持ちのワンピースが地味見えする

▼挑戦した人

読者モデル:曽我美津子さん
読者モデル:曽我美津子さん 

曽我美津子さん (61歳)
「普段はベーシックな色や形の服が多いです。背が低く(155cm)、やせ型なので、何を着てもいまいちキマらないのが悩み」

みなさんにまず知ってもらいたいのは、きちんと感を出そうと、あらたまり過ぎると、今は野暮ったく見えるということ。

例えば、この写真のパンツスーツ。カチッとし過ぎて堅苦しいですよね。

NGコーデ:ダークカラーのスーツは、華やかな会場では堅苦しくて浮く
NGコーデ:ダークカラーのスーツは、華やかな会場では堅苦しくて浮く

そこで、スーツを上下解体! ジャケットにワンピースを合わせると、華やかで若々しく見えるでしょう? 結婚式であれば、パーティードレスなどもありますが、同窓会なら、きれいめカジュアルでOKです。

OKコーデ:ジャケットにワンピースを合わせると、おしゃれコーデに!
OKコーデ:ジャケットにワンピースを合わせると、おしゃれコーデに!

さらに活用してほしいのが、大ぶりなネックレスやコサージュ、きれい色のストールといった小物。当日会場の雰囲気を見て、“ちょい足し”したり、取り外したりできるので、小物ってほんとに便利です。

明るい色の存在感あるネックレスで、顔をパッと明るく
明るい色の存在感あるネックレスで、顔をパッと明るく

そして、同窓会が開かれる「場」も重要。レストランで着席なら、コサージュやネックレスで上半身の演出を。ホテルで立食なら、場を明るくする服を選びましょう。

特に男性が多い集まりは、黒やダークな色の服で暗くなりがち。きれい色の服やアクセサリーで、“景色”を明るく楽しくすることも大切ですよ。ただし、あくまでも大人の女性にふさわしい、素材感・清潔感をお忘れなく!

▼同窓会おしゃれコーディネートのポイント

コーディネートのポイント1

「スーツは真面目に着ないで上下を解体して。ワンピースは1枚で勝負できなければアイテムを組み合わせて、華やかに!」

お悩み2:普通過ぎておしゃれに見えない!

そもそも、セットアップのスーツを「そのまま着なくてはいけない」と思い込んでいる人が多いのですが、それはかなり損をしています。

上のパンツスーツの例でもご紹介しましたが、セットのままで着ると、ただただ普通で、真面目過ぎる印象になりがちです。

NGコーデ:“安心感”はありますが、“おしゃれ感”はありません
NGコーデ:“安心感”はありますが、“おしゃれ感”はありません

そんなときは、ジャケットにベージュパンツや白パンツなど、キレイ色のパンツを合わせるのがおすすめ。グッと洗練されて、おしゃれな印象に仕上がります。

OKコーデ:キレイ色のパンツを合わせて華やかさをプラス
OKコーデ:キレイ色のパンツを合わせて華やかさをプラス

▼同窓会おしゃれコーディネートのポイント

「スーツをセットで着るのはNG! ジャケットにスタイリッシュなデザインのパンツを合わせると、若々しく仕上がります」

お悩み3:きれいめコーデはアクセントがなく老け見え

黒いワンピースにジャケットの組み合わせは“フォーマル感”はありますが、おしゃれな印象は……? 

NGコーデ:フォーマル感が強すぎてトレンド感なし!
NGコーデ:フォーマル感が強すぎてトレンド感なし!

そんなときは、ジャケットをロングカーディガンにチェンジ!

「ロングカーティガン+小物使い」で今っぽくエレガントに!
「ロングカーティガン+小物使い」で今っぽくエレガントに!

▼同窓会おしゃれコーディネートのポイント

「ロングカーディガンはトレンド感のあるアイテムで、ジャケットよりも若く見せてくれます。カジュアルになりすぎないよう、ネックレスやコサージュでアクセントをつけて、おしゃれな装いに仕上げましょう」

お悩み4:たんすの肥やしの“よそゆき服”が古くさい!

▼挑戦した人

読者モデル:塩野恵子さん
読者モデル:塩野恵子さん

塩野恵子さん (63歳)
「昔からあまり体重が変わらないので、20年前、30年前の服も“着られるから”と残しています。このスーツは30年以上前のもの。実際は全然着ていないのですが……」

結婚式や同窓会は、何年かに一度しか行く機会がないので、「気付けば何年もフォーマル服を着ていない!」ということも。

そうは言っても、さすがに肩パッド入りのジャケットは、時代感が出過ぎです。まずは、ジャケットの肩パッドを外しましょう。

実は簡単!肩パッドの外し方

1.ジャケット裏地の裾部分の縫い目を、手が入る分だけほどきます。

肩パッドの外し方1
肩パッドの外し方1

2.ほどいた部分から手を入れて、肩パッドを引き出したら糸を切るだけ。あっさりと外せますよ。

肩パッドの外し方2
肩パッドの外し方2

スカートの“ひざが見える丈”は、アラフィフの大人女性が着ると若作りに見えるので要注意! 足首を見せるクロップド丈のパンツで、女性らしさと若々しさをアップさせましょう。

パンツスタイルこそ、足元はエレガントに!

OKコーデ:ジャケットの中は黒で統一して、縦長ラインですっきりと
OKコーデ:ジャケットの中は黒で統一して、縦長ラインですっきりと

▼同窓会おしゃれコーデのポイント

「古くさいセットスーツも、肩パッドを外して、パンツと合わせるだけで、おしゃれなジャケットに早変わり! ストールやコサージュで、上品で華やかなアクセントを追加して」

手持ちの服だけでこんなにステキに変われる!

もう同窓会も怖くない!
もう同窓会も怖くない!

最後に、今回挑戦したお二人のコメントを紹介します。

曽我さん(写真左)
「たんすの肥やしだった服も、また着られそう! 小物使いはすぐに取り入れたいです」

塩野さん(写真右)
「まさか30年以上前のジャケットが生かせるなんて! 自分ではできないと思っていた肩パッドの外し方がわかって、目からウロコでした。他の服でも試してみます」

これなら、自信を持って同窓会に参加できますね。今回ご紹介したおすすめコーデ例を参考に、みなさんも手持ちの服を生かすおしゃれを、ぜひ実践してみてくださいね!

構成=五十嵐香奈(ハルメク編集部) 撮影=日高奈々子 ヘアメイク=木村三喜
 

※この記事は雑誌「ハルメク」2019年11月号に掲載された内容を再編集しています。記事内の年齢は、掲載時のものです。


横森さんも登場!10月号のおしゃれ特集をチェック!

10月号のおしゃれ特集

雑誌「ハルメク」2020年10月号のファッション特集は、「今ある服で何だか素敵に見えるコツ」がテーマ。今回、ストールの巻き方を一部ご紹介した「小物使いでいつもの服を新鮮&上品に!」の他、

  • 体系カバーしながら、10秒であか抜けるコツ
  • 3色で、地味色服をきれいに明るく!
  • タンスの肥やし服がよみがえるコーディネート
  • 髪型が素敵に変わるホームケアのコツ10

などをご紹介!

>>立ち読み・お申し込みは、雑誌「ハルメク」のサイトから

ハルメク10月号

 

雑誌「ハルメク」で目からウロコのおしゃれ塾連載中!

目からウロコのおしゃれ塾

「横森美奈子の目からウロコのおしゃれ塾」は、雑誌「ハルメク」で毎月好評連載中! 最新情報もあわせてチェックしてくださいね。
 
※雑誌「ハルメク」は定期購読誌です。書店ではお買い求めいただけません。詳しくは雑誌ハルメクのサイトをご確認ください。

■もっと知りたい■

▼横森さんの記事はこちら!

横森 美奈子

よこもり・みなこ 1949(昭和24)年生まれ。BIGIで「MELROSE」等のチーフデザイナーを歴任。2002年「smart pink」ブランドディレクター、13年にはショップチャンネルで「MINAKO★YOKOMORI」を開始。おしゃれに関する本も多数出版。

この記事をマイページに保存

\この記事をみんなに伝えよう/

ページ先頭へ