おしゃれに差がつく!スカーフを使ったコーディネート

スカーフの巻き方&結び方!アレンジでおしゃれに♪

公開日:2022.12.19

更新日:2023.02.14

スカーフやストールは首元のおしゃれの定番アイテム。「シンプルなファッションで少し寂しい気がする」「コーディネートが毎日お決まりのパターンでつまらない」そんなときは素敵な巻き方&結び方でスカーフを取り入れましょう。バッグ&ヘアアレンジも!

スカーフをコーディネートに取り入れて華やかに

シンプルなファッションで寂しい印象になってしまったり、毎日のコーディネートがマンネリになったときは、スカーフを取り入れるのがおすすめです。

スカーフを首元に巻くだけで、簡単に華やかで洗練されたコーディネートにできます。時間や手間を掛けずにいつものおしゃれをワンランクアップさせたい人は、ぜひスカーフを活用してみましょう。

スカーフとストールの違いって?

スカーフとストールの違いって?

上手に活用すれば、おしゃれ上級者になれるスカーフやストール。どちらも似たアイテムですが、以下のような違いがあります。

  • スカーフ
    スカーフは正方形をしている。薄手の生地でできていることが特徴の一つで、シルク、コットン、化学繊維などの素材がある。キャビンアテンダント(CA)が制服の一種としてストールを首に巻いている。一般的なバンダナのような小さな小判スカーフ、1辺が1mを超える大判スカーフなどさまざまなサイズがある
  • ストール
    ストールは長方形をしており、生地も薄手のものもあれば厚手のものもある。スカーフは防寒用としては使われないが、厚手のストールは防寒用に使われることも。マフラーに比べると幅が広く、さまざまな用途で活用できる

寒くて厚手の小物を身につけたいというときは、スカーフではなくストールを身につけるのがおすすめです。

スカーフとストールの巻き方は共通しているものも多いので、好みの結び方を覚えておけば、スカーフにもストールにも活用できますよ。

スカーフ活用の基本「バイアス折り」

スカーフを巻くときは、折って使うことが多いです。

中でも基本となるのが「バイアス折り」。バイアス折りを覚えておくと、きれいなスカーフアレンジが楽しめるでしょう。バイアス折りにはいくつかの方法がありますが、ここではそのうちの一つをご紹介します。

  1. スカーフを裏面を上にして広げる
  2. 対角の2つの角が少し重なるように合わせて折る。タグがついている場合はタグ付きの角を最初に折り込むといい
  3. 両方の折り目をもう半分、さらにもう半分と折る
  4. 中央の分け目に沿って2つに折り重ねて完成

スカーフの巻き方3つ

ここからは、スカーフの巻き方をご紹介します。どれも簡単にできるので、お手持ちのスカーフを使ってぜひ試してみてください。

三角スライド巻き

三角スライド巻きは、三角に折ったスカーフをひと結びするだけの簡単な巻き方です。「ちょっとコーディネートが寂しいかな?」「もう少し色を加えて華やかにしたい!」というときにササッと取り入れられますよ。

  1. スカーフを三角に折って後ろで固結びする
  2. 結び目を少し後ろにずらして完成

固結び

固結びは、好みの太さに折ったスカーフを首で固結びするだけ。簡単に上品な華やかさが出せます。

  1. 三角に折ってからさらに好みの太さに折る(バイアス折りでもOK)
  2. 後ろから首に掛けて固結びする。左右の結び目の長さに少し変化をつけるのが素敵に見えるコツ
  3. 少し横にずらして完成

CA巻き(バンダナ巻き)

CA巻き(バンダナ巻き)

CA巻き(バンダナ巻)は、キャビンアテンダント(CA/客室乗務員)が制服として巻いているスカーフの巻き方の一つです。

やり方も簡単で、「固結び」をする際、首に1回スカーフを巻きつけてから結ぶだけでOK。コンパクトにまとめたいときにもおすすめです。

  1. 三角に折ってからさらに好みの太さに折る(バイアス折りでもOK)
  2. 首に1回スカーフを巻きつけて、両端を前の方で2回結ぶ
  3. 結び目を左右のどちらかに寄せて形を整えて完成

スカーフでも素敵に!ストールの巻き方4つ

一般的にストールで使われる巻き方の中には、スカーフに応用できるものもあります。ストールでもスカーフでも使えるので、覚えておくと便利です。

エディター巻き

大判のゆったりしたスカーフは、ストールの定番の巻き方である「エディター巻き」も人気です。スカーフの質感や柄によって、ふんわりエレガントな雰囲気になったり、ワイルドな感じになったり、印象を大きく変えられます。

また、スカーフで縦長ラインを作ることで、体型カバー効果があることもメリット。大きなスカーフはボリューム感もあるので、ちょっと首元が寒いときのコーディネートにもぴったりです。

  1. ストールの片方の端を持って、ドレープを作る
  2. 整えずにそのまま首に掛ける。左右の長さは整えないのがポイント
  3. 長い方を軽く一巻きする
  4. 全体のバランスを整える。手前に引いて顔まわりにゆとりを作るのがポイント

三角折りアフガン巻き

三角折りアフガン巻きは、大人っぽく上品な仕上がりになる巻き方です。大判スカーフを使えば、ゆったりした三角折りアフガン巻きができますよ。

  1. スカーフを折って三角形にする
  2. スカーフの対角線を持ち、首の後ろでクロスさせる
  3. スカーフの端を後ろから前に持ってきて、前で2回結ぶ
  4. 結び目を隠すように、首元からスカーフを出す
  5. 形を整えて完成

クロスタイ巻き

クロスタイ巻きは、クールな印象にできるスカーフの巻き方です。

スカーフの場合、薄手なので縦長ラインが強調されて全体がすっきりした印象になります。厚手の素材のストールを使うと顔まわりにボリュームが出るので、小顔効果が期待できるでしょう。

  1. スカーフを軽く折って首に掛ける
  2. 首に掛けてひと巻きする
  3. 首の前の輪っかを引っ張ってねじる
  4. 両方の先端を八の字の下の部分に入れる
  5. 形を整えて完成

スヌード巻き

スヌード巻きは、結んで首に掛けるだけの簡単な巻き方です。ある程度ボリュームのあるスカーフを使いましょう。スカーフでもストールでもスヌード巻きができるので、季節やコーディネートに合わせてチャレンジしてみてください。

  1. スカーフをバイアス折りにする
  2. 首に掛けて先端を固結びする
  3. クロスして、輪っかになった部分を首に掛ける
  4. 形を整えてできあがり

首以外にも!スカーフのアレンジ方法3つ

首以外にも!スカーフのアレンジ方法3つ

スカーフは、首に巻き付ける以外にもさまざまなアレンジ方法があります。

カチューシャ風に使う

バイアス折りにしたスカーフは、首ではなく頭に巻き付けることで、カチューシャのように使うこともできます。ファッションに合わせて好みの柄のスカーフを使ってみましょう。

  1. バイアス折りにしたスカーフを襟足に引っ掛けて前髪の生え際よりも1〜2cm後ろ部分で1回結ぶ
  2. 好みの方法で留める(サイドに入れ込む、ピンで留める、後ろで結ぶなど)
  3. 形を整える

ターバンのように頭に巻く

スカーフを頭にターバンのように巻くスタイルも、簡単にできてコーディネートが華やかになるアレンジです。頭にスカーフを巻きつければ、シンプルなシャツでもおしゃれなコーディネートにできるでしょう。

  1. スカーフを頭のトップ部分が隠れるくらいの幅に折る
  2. 頭の上に乗せて、両端を襟足部分で結ぶ

バッグに巻きつける

シンプルなバックは使い回せて便利ですが、コーディネートがシンプルな場合は少し遊びが欲しくなることもありますよね。そんなときは、スカーフを使えば簡単にアレンジができます。

スカーフのバッグアレンジは、大きく分けて「1本結び」と「ハンドル結び」の2種類があります。どちらも簡単にできて、バッグの印象をガラリと変えられる方法です。気分によって巻くスカーフを変えてみてもいいでしょう。

【1本結び】

【1本結び】

  1. バイアス折りにしたスカーフを半分に折ってバッグのハンドルの付け根に掛ける
  2. 輪っか部分にスカーフの両端を通す
  3. 輪っかを押さえながらスカーフの両端を引っ張って完成

【ハンドル結び】

【ハンドル結び】

  1. バイアス折りにしたスカーフをバッグのハンドルの中心に当てて、左に向かってきつめにスカーフを巻いていく
  2. 付け根まで巻いたら、輪っかを作ってスカーフの端を通して引っ張り、形を整える
  3. 反対側も同じようにして巻きつけていき、付け根まで巻いたら輪っかを作ってスカーフの端を通して引っ張り、形を整える

50代からのスカーフ・ストールの選び方

50代の大人女性におすすめのスカーフ・スカーフの選び方は、以下の3つがポイントです。チェックして、ぜひ自分にぴったりのお気に入りを見つけてみてくださいね。

【元気に若々しい印象にしたいとき:暖色系の差し色】

【上品で落ち着いた印象にしたいとき:トップスと同系色の色】

【新鮮でおしゃれ上級者な印象にしたいとき:多色使いの大胆柄】

カラーを取り入れるときは、自分のパーソナルカラーを選ぶと、顔まわりがぱっと明るくなる効果が期待できます。明るい色でも自分に合わない色は肌の色をくすませてしまうこともあるため、自分に似合う色を知って、スカーフやストールを選ぶのがおすすめです。

スカーフのお手入れ方法

スカーフのお手入れ方法

スカーフのお手入れ方法は、素材によっても変わってきます。まずは洗う前に洗濯表示をチェックして、家庭で洗えるかを確認しましょう。シルクは熱や水分に弱いためなるべく洗わない方がいいといわれています。

自宅で洗えるスカーフの場合は、おしゃれ着用洗剤を使って、手洗いで優しく洗います。スカーフにシワが付くのを防ぐため、畳んだり絞ったりしないのがポイントです。

また、1日使ったスカーフは、折り目がついている場合でもアイロンは掛けない方が傷まずに済みます。シワが気になるときは、ソファなどに広げて掛けておくと、自然と折り目が消えていくので試してみてください。

スカーフでおしゃれ上級者に

スカーフを使えば、いつものコーディネートを手軽に、時間を掛けることなく華やかにできます。スカーフとストールの巻き方は共通しているものもあるため、覚えておくと便利です。

寒い日は首元にスカーフを巻いて、暖かく素敵なおしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか。


ストールの巻き方が動画で見られる!

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