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- 秋・冬の旬な魚を知っておいしく食べよう!
魚には、もっとも脂が乗った旬な時期があります。どうせなら、季節に合わせて旬な魚をおいしく食べたいですよね。今回は、秋と冬に旬を迎える魚を紹介します。
魚の旬な時期って?
一般的に魚の旬な時期は、体にたっぷり栄養を蓄えている産卵前と言われています。産卵を控えた魚は、沿岸に近付きやすく、漁師さんにとっても恰好の収穫時期。そのため、旬は漁獲量が最も多い時期ということにもなります。
秋の旬な魚
9~11月に旬を迎える魚は、小田原の干物の老舗「山安」を参考にすると、7種類ほどあります。
秋の魚を代表するサンマは、9月に旬を迎えます。また、同時期にはスルメイカも。
他にも、10月頃から旬を迎える脂肪が少なく淡泊な味が人気のウルメイワシ、11月頃には、カマス・キンキが旬を迎えます。白身魚のカマスは、秋にはたっぷり脂が乗っておいしく食べられます。赤い体が特徴的なキンキは、キンメダイ目のキンメダイとは似て非なるカサゴ目の魚です。
他にも、ゴマサバは、7月から9月が最も脂が乗った時期で、夏から秋にかけておいしく食べられます。名前にあるように、体にゴマのような黒い小斑点が特徴です。
さらに、居酒屋などでも定番人気のホッケも秋の代表的な魚。ホッケは秋のみならず、7~12月までの半年間もおいしく食べられる時期があります。
「食欲の秋」というだけに、たっぷり脂の乗った旬な魚を選んでさまざまなレシピに活用したいですね。
冬の旬な魚
次に、冬に旬な魚を紹介します。脂が乗ったおいしい魚を食べて寒い冬に備えましょう!
冬の旬な魚の中でも代表的なのがブリ。一般的に12~2月の冬に収穫できるブリを「寒ブリ」といい、特においしいと人気です。ちなみに、お寿司屋さんの定番ネタのハマチも同じ魚を指しています。
また、アンコウも冬に旬を迎える代表的な魚です。日本には約60種類が生息されているとされ、1~1.5mと大きな体が特徴的で、11~2月頃が旬。アンコウ鍋は冬にはおなじみの定番メニューですよね。
あまり聞きなれないかもしれませんが、淡い紅色の体とコバルトブルーの胸ビレが特徴のホウボウも冬におすすめの白身魚です。9~1月と秋から冬にかけて旬を迎えます。刺身や煮物、焼き魚、揚げ物など、さまざまなレシピに活用できます。
通年食べられるマグロの旬は、実は4~6月の春と11~1月の冬の2回。マグロの中には、時速100kmで泳ぐ魚もいるというから驚きです。ちなみに、マグロ類最大級はクロマグロです。
魚ではありませんが、実はナマコも冬に旬を迎えます。春に産卵期を迎えるため、その直前の冬が旬の時期ということですね!
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