横山タカ子さんの簡単!発酵レシピ・2

乳酸菌で免疫力アップ!アレンジ自在の「漬物」レシピ

公開日:2020.04.29

この特集では、発酵食文化が根付く信州で郷土食を研究する、料理研究家・横山タカ子さんおすすめの簡単「発酵レシピ」を紹介します。今回は、アレンジ自在な「漬物」レシピです。漬物は保存性が高く、腸内の乳酸菌を増やし、免疫力をアップする健康食です。

野菜の漬物には乳酸菌&食物繊維が豊富!美肌効果も

横山タカ子さんが暮らす長野県は長寿県として知られ、野沢菜漬けなどの漬物文化も、長野県民の健康を支えてきた代表的な発酵食の一つ。

「発酵菌は整腸作用のある善玉菌です。腸には約6割の免疫細胞が集中しているので、発酵食は免疫力アップに効果的。特に野菜を発酵させた漬物には、腸をきれいにする乳酸菌がたっぷりで、善玉菌の餌になる食物繊維をたくさん取ることもできます。腸が整うと、美肌にも効果的です」と横山さん。

実際、40代から毎日発酵食を取り続けている横山さんは「若い頃よりシミが減って、今はお化粧は口紅だけ。ずいぶんラクになったわ」と笑います。

横山家の漬物小屋。冬場はぬか漬けや野沢菜漬けなど、約10種類の漬物を保存しています。

発酵食を日常的に取り入れるには「和食中心の食事にするのが一番」という横山さん。私たち日本人が使い続けてきた基本の調味料こそが発酵食の原点であり、シンプルに調理してこそ、そのうま味や香りが引き立つのだといいます。

「私たちの普段の食事を“素(そ)にして上質”にしてくれるのが、発酵食です」

今回ご紹介する漬物レシピは、横山さん流の目からウロコのアレンジで、毎日食べても飽きません。ぜひ、毎日の食卓に取り入れてみてくださいね。

塩だけで手間なしシンプルな一品!大根の塩漬け

材料(2人分)
大根 …… 500g
塩 …… 10g(大根に対して2%)

作り方・レシピ
1.大根は2mmの薄い輪切りにし、塩をふってもみ込む。
2.重石をして30分から一晩漬けて、出来上がり。日持ちは冷蔵で4~5日。

続いて、この「大根の塩漬け」のアレンジレシピを2つご紹介します。...

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