夏バテは食事でケア!夏疲れを食べ物でリセット

食欲低下や疲労回復を助ける食材で!夏バテ解消レシピ

公開日:2023.08.03

夏バテによる食欲低下で、ますます疲れやすくなっていませんか?そこでおすすめなのが、栄養価の高いはちみつです。はちみつは疲労回復効果も高いので、夏バテ解消にもってこい!今回は、夏疲れをリセットするはちみつレシピをご紹介します。

夏バテを救う食事とは?


暑い日が続くと、体のだるさや食欲不振、頭痛といった夏バテの症状が出やすくなります。

夏バテは、冷房の効いた室内と暑い外との気温差や、汗で体内の水分・ミネラルが失われるなどが原因で起こります。また、暑さで食欲が減退し、体が栄養不足になることで、疲労感や倦怠感が強くなることもあります。

夏バテの症状を軽減させるには、栄養価の高い食材や、疲労回復効果のある食材を取り入れるなど、食事面での工夫が大切。そこでおすすめなのが、栄養たっぷりのはちみつです。

はちみつは、炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン、ミネラルの五大栄養素を含む優秀な食材。さらに、主成分であるブドウ糖と果糖は、素早くエネルギーに変わる糖分なので、疲れを早く回復させるのにも役立ちます。

さらに、疲労回復効果が高いお酢やレモン、梅干しなどのクエン酸食材や、オクラ、山芋といったネバネバ食材を一緒に取れば、夏バテ解消効果がパワーアップ!

中でも、酸っぱさが特徴のクエン酸食材は、甘いはちみつと味の相性も抜群。甘酸っぱい風味で、食欲も刺激してくれそうです。

そこで今回は、はちみつと疲労回復効果の高い食材を組み合わせた、おすすめの夏バテ解消レシピを3つご紹介します。

暑い日でもさっぱりと食べられるレシピばかりなので、食欲がわかない日でもおいしくいただけますよ。

薬効のあるらっきょうを使った白身魚のマリネ

夏疲れをケアする成分がたっぷり入った、らっきょう漬を使った「白身魚のマリネ」です。

らっきょうは、漢方薬の材料にもなる薬効を持っていて、胃腸の働きを助けたり、体に溜まった余計な水分を排出するといった働きがあります。

また、らっきょう漬に使われるお酢には、疲労回復効果の高いクエン酸がたっぷり。はちみつを使ったらっきょう漬なら、優しい甘酸っぱさで食欲も刺激されそうです。

なお、らっきょうのはちみつ漬は、お酢にはちみつを加えて作る甘酢漬け。ご自宅で漬ける場合のはちみつの量は、薄皮をむいたらっきょうの重さに対して1/4程度が目安です。もちろん、お手軽に市販されているものを使ってもOK!

■材料(4人分)

  • 白身魚……4切れ
  • 塩・こしょう……少々
  • 小麦粉……大さじ2
  • バター……大さじ2
  • パプリカ(赤・黄)……半分ずつ
  • パセリ……適量
  • レモン……適量
  • はちみつらっきょう漬(※)のらっきょう……約100g
  • はちみつらっきょう漬の漬け汁……適量(100mL程度 お好みで)
  • アカシアはちみつ(※)……小さじ1

■作り方・レシピ

  1. 白身魚に塩こしょうを振り、小麦粉をつける。
  2. フライパンを熱してバターを溶かし、[1]を中火で焼く。両面に焼き色が付いたら蓋をして中まで火を通す。
  3. はちみつらっきょう漬は、らっきょうと漬け汁に分ける。
  4. [3]で分けた漬け汁に塩こしょう、アカシアはちみつを入れ、マリネ液を作る。
  5. パプリカ、らっきょうを食べやすい大きさに切り、[4]に入れる。
  6. 焼き上がった白身魚を[4]に入れ、食べる直前まで冷蔵庫で冷やす。
  7. [6]を皿に盛りつけ、パセリ、レモンを添えて完成。

※はちみつらっきょう漬がない場合は、風味は変わりますが一般的ならっきょう漬でも代用できます。

※アカシアはちみつはすっきりとした甘さで、いろいろな料理・スイーツと相性がいいはちみつです。アカシアはちみつがなければ、少し風味は変わりますが、他の花のはちみつでも代用できます。

喉ごしつるん!オクラとなめこのトロトロ丼

ネバネバ野菜をたっぷり使った、スルッと食べられる「トロトロ丼」です。

オクラやなめこ、山芋といったネバネバ食材は、ビタミンやミネラルが豊富。汗と一緒に流れ出たミネラルを補ってくれます。

また、ネバネバ野菜には胃腸の粘膜を保護する成分が含まれているので、夏バテで弱った胃腸にもぴったり。つるんとした喉ごしと、はちみつ梅干しの柔らかな酸味で、食欲がないときでもおいしく食べられます。好みで、刻みのりやワサビをトッピングしてもgood。

■材料(1人分)

  • ご飯……茶碗1杯
  • オクラ……3本
  • なめこ(茹でであるもの)……10g
  • 山芋……お好みの量
  • かつお節……お好みの量
  • めんつゆ(ストレート)……25mL
  • はちみつ梅干し……1個

■作り方・レシピ

  1. オクラは茹でて輪切りにし、山芋はすりおろす。
  2. ご飯の上に[1]となめこを乗せてかつお節を振りかける。
  3. はちみつ梅干しを乗せ、めんつゆをかけたら出来上がり。

さっぱりとエネルギー補給!きゅうりとワカメのレモン和え

はちみつとレモンの甘酸っぱさが食欲をそそる、「きゅうりとワカメのレモン和え」。夏野菜を代表するきゅうりには、体にこもった熱を排出して、体を冷やしてくれる働きがあります。

そしてレモンは、クエン酸含有量が果物の中でもトップクラス!暑さで疲れた体を冷やしながら、内側からエネルギーをチャージしてくれるレシピです。

輪切りレモンはちみつ漬がない場合は、ご自宅で手作りしても。作り方は簡単で、薄くスライスしたレモンに、浸かるくらいのはちみつを加えて、冷蔵庫で2~3日寝かせるだけです。ノーワックスのレモンを使えば皮まで食べられて安心。一度作れば、ソーダ割りなどの飲み物でも楽しめますよ。

■材料(2人分)

  • きゅうり……1本
  • 乾燥ワカメ……1.5g
  • 酢……大さじ2
  • 塩……少々
  • 輪切りレモンはちみつ漬(エキス)……小さじ2~3
  • 輪切りレモンはちみつ漬(レモン)……2枚

■作り方・レシピ

  1. きゅうりは薄い輪切りにして塩もみし、15分ほど置いて水気を絞る。
  2. ワカメは水で戻してから、食べやすい大きさに切る。
  3. 輪切りレモンはちみつ漬のレモンを8等分に切る。
  4. 酢、塩、輪切りレモンはちみつ漬のエキスを混ぜて、調味液を作る。
  5. きゅうり、ワカメ、輪切りレモンはちみつ漬のレモンを[4]の調味液で和えたら完成。

以上、はちみつと疲労回復食材を使った夏バテ解消レシピでした!
さっぱりおいしくいただけるレシピで、暑さで消耗しがちな体をケアして、残りの夏も元気いっぱいに過ごしましょう!

レシピ協力:山田養蜂場

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