セロハンテープと針金で、花が上手に生けられる

コップ・花瓶で花を生けるときに、位置が安定するワザ

公開日:2020.04.18

更新日:2022.08.16

「花を知り、楽しむ」がコンセプトのサイト・花毎(はなごと)の石川恵子さんが、花のある暮らしを提案します。口が広い器に花を生けるときに、花が倒れたりうまくバランスが取れなかったことはないですか? 今回は花を安定させるテクニックをお伝えします。

カップやグラスを花器に使ったら、漂白すればOK

花を飾ろうと思ったとき、花瓶の代わりにぴったりなものがカップやグラスです。

食器を花器として使うことが気になる場合は、花器として使った後に漂白剤につければ、除菌とともに、器の輝きも戻って清潔に使えます。
 

セロテープを花留めとして使う方法

セロテープを花留めとして使う

口が広い花瓶やコップに花を生けるとき、花のバランスが悪くなることがあります。また、花の茎が長かったり、本数が少なかったりすると、花が倒れてしまって上手に生けられず困ったことはないですか?

花を安定させたいときは、器の口にセロテープを十字に貼って、その間に花を生ければ、固定しやすくなります。

セロテープを貼ったグラスに生けた3本の花

写真ではセロテープを貼ったグラスに3本の花を生けました。
このように花の本数が少ない場合は全方向から見るのではく、片方から見たときにバランスがよくなるイメージで生けましょう。4つのマス目にそれぞれ入れるのではなく、見る方向の2つのマス目を使うのがポイントです。セロテープが見えないように生けましょう。
 

ワイヤーを花留めとして使う方法

ワイヤーを花留めとして使う

100円ショップで売っている針金・ワイヤーも、花を生けるときに便利なアイテムです。

ワイヤーにはさまざまなタイプがありますが、水に浸して使いますので、アルミか銅のものがよいでしょう。特に、銅のワイヤーであれば水の汚れを抑える効果があるので、一石二鳥です。

ワイヤーを器の大きさに合わせて、軽く丸めて器に入れる

ワイヤーを器の大きさに合わせて、軽く丸めて器に入れます。

ワイヤーの間に茎を挿す

ワイヤーの間に茎を挿していくことで、花が固定できます。銅のワイヤーは色がピンクゴールドなので、花の雰囲気を邪魔しません。

さらにワイヤーを目立たせたくない場合は、銀色のアルミワイヤーを使うのがおすすめです。花とともに過ごす暮らしを楽しんでくださいね。

 

■もっと知りたい■

花を知り、楽しむサイト 花毎

花毎(はなごと)

花屋の第一園芸が運営する花にまつわるコトを楽しむWEBサイト「花毎」。二十四節気とともに感じる季節の花を軸に、買うだけではない花の楽しみ方をさまざまな角度からご紹介。書籍に『花月暦』(株式会社パイ インターナショナル刊)

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