パーソナルジムをオープンしました!

苦境を乗り越えて気づいた、次男の生きる道

公開日:2023.05.18

上場会社での立ちはだかる難題のプレッシャーに、顔の引きつれや手の震えがひどくなっていた次男。押しつぶされないために始めた気分転換で、自分を取り戻していった経験から、一人でも多くの人がハッピーになるサポートの道に次男は生きがいを見出しました。

体が変われば、人生が変わる

身体が変われば、人生が変わる

次男が会社でのストレス解消に始めたのは、ボクシング。ミットに当たったパンチの衝撃音は爽快そのもの、筋肉質の体と技の向上で練習はいつしか楽しみに変わっていきました。

ですがコロナ禍で外出ができなくなり、やがてボクシングジムは閉鎖。せっかくの筋肉を維持しようと、自宅で筋トレをしながら筋肉量のアップを試みたのですが、自己流では難しく、パーソナルジムに通うことにしたのです。

身体が変われば、人生が変わる

浴室の鏡に映る筋肉が日増しに固く締まって、心躍るバスタイムになっていました。仕事先でも「変わったね」の一声で会話が弾むようになり、人のつながりの大切さを実感。

そして、パーソナルトレーニングが、人のメンタルや生き方に影響を与えられる可能性にも気づいたのです。

志に向かって

プロのトレーナーへの情熱は高まるばかりで、無謀にもいきなり大手のパーソナルジムの門をたたいたのです。トレーナーとしての条件に、全く当てはまらなかったにもかかわらず……。

志に向かって
お尻の筋肉をつけるマシーンで指導する次男

意気込みの証として、厳しい売上条件を数か月達成させての本採用でした。

それからは、貪欲にノウハウを学びながら、いろいろな人とつながる機会を得ました。次第に体の鍛え方や食生活のアドバイスをするだけではなく、お客様がずっと生き生きした人生を送れるサポートをしたいと思うようになったのです。

息子のジムがオープン

息子のジムがオープン
オープン初日に家族でかけつけました

店舗の準備を始めると、トレーナーとして携わったお客様からありがたいアドバイスをたくさんいただきました。そして、2年という奇跡のような速さで、今年(2023年)4月1日、開店に至ったのです。

「僕がどん底から這い上がって、生き生きとした未来を手にしたように、多くの人がハッピーになってもらいたい」と「ALIVE」と命名。

私が店舗にいたある日、20代の女性が遊びに来ました。「人生が劇的に変わりました」とキラキラした目で語る表情が印象的。何でも失恋して20kgの減量に成功し、現在はボディビルダーとして活躍されています。

ジムでの出会いで、たくさんの人がハッピーになりますように

フィットネスは、筋肉をつけることとは限りません。体の変化と共に、心の変化も得られます。

人それぞれの目的に応じた幸福度が高くなる、まさにALIVEな人生へサポートしていく息子を、これからも応援し続けたいです。

パーソナルジム「ALIVE」

■もっと知りたい■

蒲池 香寿代

大分県生まれ。小学校の時に恩師の先生との日記を機に何かしら記録することが習慣になっていました。結婚後は家計簿日記と運動不足解消の体操が日課になっています。元気なうちに念願のキャンピングカーで日本全国を横断するのが夢です。

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