60代の住替え。ウソみたいに引越し決めちゃった
2018.10.152019年04月05日
猫ときどき私の好きなものも
東日本大震災から8年の間に変わったこと
保護猫と暮らす日々の中から、手作り絵本や靴や傘、ソックス、ヘンテコグッズ、漫画など、好きなものについてつづる、うちはらかよこ流暮らし方。今回は震災と人との関わり方についてです。
震災が起きたあの日
私はいつものように自宅で猫たちと、のんびりしていて大きな揺れ(東日本大地震)に遭いました。
埋立地に建つ集合住宅8階の我が家は恐ろしく揺れました。
壁伝いに玄関を開けに走りましたが、私の体は開けかけた玄関ドアに跳ね返されてしまいました。
ちょっくらは今も地震警報を覚えていて、パニックになるんですよ。
それでももっと酷い被害に遭われた方々、命を落とされた方々、動物たちを思うと胸が締め付けられ、今こうしていることに感謝の気持ちでいっぱいです。
震災のあと電話は通じなくなったけど娘とはSNSのmixiで繋がりました。息子とは携帯でなんとか。
余震が続く夜中にTwitterの「怖い、みんな大丈夫?」と書き込まれていくタイムラインに私だけじゃないんだと随分救われました。
被災地(となった区域)に建つ不安は、その後のマンション管理委員会の、ぬるい地震対策に「これではあかん……」と引越しに気持ちが動いていきました。
まだ避難生活の方々を思うととても辛いです……。私は私のできる範囲のボランティアで、福島の犬猫の保護活動をされている知人へ微力ですが援助を続けています。
年賀状をやめました
地震後には余分な気持ちが削ぎ落とされ、義理で出していた年賀状をさっぱりストップし、一昨年からはその他もすっぱりやめました。
昔はプリントゴッコで絵を描いて刷るのが楽しみでした。
プリントゴッコが製造中止された後もしばらくがんばって作ってました。
なんというか ざっくりした刷り上がり、手作り感が好きだったのですね。
SNSの進化
8年前と比べるとSNSも変わりました。とても進化しましたね。
ちょっとしんどく思うことが増えました。歳をとったからかな?
震災の時は本当に感謝していたTwitterは今ではたまに見る程度です。
長く続けていたblogをやめたあと始めたInstagramも7年になりました。
でもそれのための写真は嫌なので気楽に自分のペースを守りフォロワーさんも、どなたか分かる範囲内に留めています。
「インスタ映え」という言葉はとても苦手です。
SNSで見た場所へ行きたくなるのは分かりますし、記念に写真を撮るのも楽しいですよね。私も同じです。
でも旅行などで、みんなと同じだけでいいのかなぁ、なんで個性をプラスアルファしないのかなぁ……と思っています。どの人のを見ても同じなら1人見たらもういいもんね。
引っ越して4年過ぎました。
とにかく 出不精の私。
まだ近くのことをあまりにも知らないので、顔見知りになった同じマンションの人に大笑いされちゃいました。
そして新鮮な野菜直売所を教えくれて「今から歩いて行っておいで」って(笑)。
はい、ちょっと遠いけどがんばって行ってきました。ピカピカの朝採れ野菜が並んでいてわくわくです。
筍の季節には朝採りたてが並ぶんですって。楽しみが増えちゃいました。
のんびり楽しく過ごせる毎日に感謝です。
暖かくなってきましたね。旅行はしないけどすてきなお店へ行くのは大好きなので探検しなくちゃ。何かいい物見つけたらお見せしますので待っててね♪