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- もっとおうちを楽しもう―読書の楽しみ
料理、お掃除、家庭菜園など、趣味である “家のこと”から、毎日の家事が楽しく、効率的になるアイデアやコツ、便利グッズをご紹介。今回は毎日の楽しみ「読書」について語ります。
「一日の終わりに」
これまで書いてきた趣味のなかで、子どもの頃から一貫して好きだったのは本を読むこと。一日の終わりにベッドの中で眠気が訪れるまでの1時間程が私の読書タイムです。
就寝時の読書は、眼が冴えて脳によくないし不安定な姿勢で目にも悪そうとは分かっているのですが、昼間はなかなかまとまった時間がとれません。
私には読書に一番集中できる至福の時間なのです。
「何を読む」
佐藤愛子さんは同郷の先輩で愛読。「ハルメク」2018年3月号のインタビューを読んでからまた手に取りました。
新聞広告や新聞や雑誌のブックレビューで興味のあるものをチェックし、図書館のホームページでネット予約。15冊の予約枠は常時いっぱいです。
ベストセラー小説などは、何百番目であってもしばらくすると寄贈する方がいて(本は買って読め、派?)案外早く順番が回ってくることも(買って読むのは芥川賞受賞作が掲載される時の文芸春秋とハルメクくらいでしょうか笑)。
図書館が徒歩5分のところにあるのがとてもありがたいです。
ジャンルはまったく問いません。ハルメクの記事から展開することも多く、例えば11月号インタビュー記事は、谷川俊太郎さんをまた読んでみるきっかけになりました。同世代か少し高齢の興味のある方が多く取り上げられているので、次に本を選ぶ時の指南役になります。
同時に、谷川さんと結婚されていたことのある佐野洋子さんの絵本「100万回生きたねこ」(なんと40年以上も前に出版されたのに時代を超えて愛読されている)も読み、ダイナミックな絵と文章にあらためて魅了されました。
音読していたところ、大竹しのぶさんの朗読CDが図書館にあり、こちらも聴きました。こうして読書の楽しみの幅がどんどん広がってゆきます。
年齢的に、高齢者ネタの本も共感できることが多いです。また、「マリアシャラポア自伝」を読んでいたので、大坂なおみ選手の活躍をみて、裏にある苦労も少し理解できるようなことも。読書の楽しみはつきません。
シルバー川柳で笑いを!
高齢者や介護がテーマの小説やエッセイばかり読んでいると気持ちが沈むことがあります。そんなときのおすすめは、私の愛読書ポプラ社の「シルバー川柳」。
毎年新しく刊行されていて、ほっこりするもの、自虐的なもの(おじいさんが多い!)、思わずニンマリするもの等、どれも「ある、ある」と納得できるものばかり。
『指一本、スマホとオレをつかう妻』とか『YOU TUBE 何の部活と孫に訊く』など今どきネタも多く、ほんとに面白くて笑えます。
特に気に入った句を選びノートに書き写していたら、「まさにシルバーらしいよ」と夫に笑われてしまいました。時々ながめてはひとり笑っています。
私のおうちの楽しみのなかでも読書はピカイチかもしれません。今までもこれからもずっと!
次回は「いきいき」「ハルメク」と私について書いてみたいと思います。
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