新春の楽しみ、翁始式

新春を寿ぐ。「多賀大社」翁始式(上)

公開日:2023.01.18

多賀大社の翁始式。私にとって特別な思い出のある行事であり、新しい年を寿ぐ(ことほぐ)楽しみな年の初めの行事です。

新春を寿ぐ。「多賀大社」翁始式(上)
多賀大社、翁始式が行われる能舞台

2023年は1月3日

新年1月3日、私と夫のお休みが重なったので、どうかなぁ~と思いつつ多賀大社のホームページを確認すると、翁始式は3日!これは行くしかない!と夫に相談。

はじめは乗り気ではなく、ブーブー言って「あんまり文句ばかり言われるのなら、一人で電車を乗り継いで行った方が気楽」と電車の時間などを調べ、当日の朝もグダグダ言うので、一人で行こうと思っていました。

ところが、夫の気が変わり車を出してくれる事となりました。

2023年は1月3日
新春の楽しみの一つです!

心配は空模様

3回目の翁始式、多賀大社は湖北の山裾にあるのでこの時期は雨や雪が降る事が多くて、着る物に注意します。

前回の失敗を鑑み、たくさん着込んで少々濡れてもいい服装。ウールのバケットハットを被り、ロングのダウンコートの下にはカシミアの大判ストール、ウールのリブロングカーディガン、ウールのリブタートルネックセター、ヒートテックジーンズ、下着はもちろん極暖の長い上下! 合皮のミドルブーツ。ジーンズの下には足首を冷やさない様に短めのレッグウォーマー、と防寒に拘りました。

心配は空模様
防寒・防濡対策で、着ぶくれしています

多賀大社には10時15分頃に到着し、神様にご挨拶をと考えていたら参拝の方の行列がすごくて諦めました。で、舞台へ行きました。

茂山あきらさんが、目の前に!

舞台の前の座席には数名の方がすでに場所取りをしていて、私も場所をと考えていたら、なぜか狂言師の茂山あきらさんの姿が…! 思わずびっくりして、夫に小声で言いましたが、全く興味のない夫は私が何を言っているか理解できません。小声で説明している内に消えてしまわれました。

それはともかく、前列の一番端に席を取り(真ん中だと傘を差した時に後ろの方からのブーイングが目に見えています)時々小雨が降る中、40分程度待ちました。

その間に舞台の前にあった番組表を頂き、濡れないように夫のリュックにしまいました。そして舞台の写真を撮ります。この方面に全く興味のない夫は別行動です。

茂山あきらさんが、目の前に!
番組表です

ちょっともやもや

11時近く、舞台が始まる時間となりましたが、ここで少しもやもやした出来事がありました。

私は、良い席で見たいので早めに到着。小雨が降る中、最前列の席を確保して席で座っていましたが、他の方も同様で、お好きな方は早めに来られて前の方から席を決めていかれました。

ところが、10時59分頃に私のすぐ横にご自分で持参された簡易の椅子を持って来られた女性がいたのです!

えええぇ~と思いましたが、注意していいのかどうかもわからず。一番前のいい席で見たい気持ちはわかりますが、椅子の持ち込みをして、本来座席でない所に勝手に席を作り……。座席の取れなかった方は、もちろん立ち見です。

遠慮して後方に陣取るならまだしも、最前列で橋掛かりと舞台が良く見える場所に来るなんて……。

そうこうしているうちに、いよいよ舞台が始まりました。

ちょっともやもや
違う角度から見た、多賀大社の立派な舞台です

(下)に続く。

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黄緑・緑・青緑

もともと自分のブログ「黄緑・緑・青緑の日々徒然」で、ファッションやアート、まちあるき、狂言、お酒、漫画、産業、等々。脈絡もなく時々の興味のある事や好きな事・モノについて拙い文章ではありますが、ぼちぼちと書いています。ハルメクWEBでも、好奇心の向くままに書いていきたいと思っています。インスタグラム

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