あっちもこっちも痛いけれどがんばりたい!

更年期症状に悩まされて早7年経ちました

公開日:2022.02.22

更新日:2022.02.18

初めまして、浮世絵好きな浮世江56歳です。更年期症状に悩まされて早7年。少しでも良いことが起きますようにと祈りを込めて、縁起物を意識するようになりました。リビングに、葛飾北斎の「凱風快晴」を飾っています。

更年期症状に悩まされて早7年経ちました
だんだん色褪せてきましたが、それもご愛敬

赤富士に惹かれる理由

朝日に照らされ赤く染まった赤富士は、一瞬しか見ることができないため、その姿を見た人には開運が訪れると言われています。

赤富士に惹かれる理由

そうした縁起に惹かれたのはもちろんですが、と同時に葛飾北斎の情熱に痺れました。赤富士を含んだ大傑作シリーズ「富嶽三十六景」を発表したのは、北斎が70歳を過ぎてからと知り「ええ!?」と驚き。

天才絵師と言われても、あらゆる描き方を研究し続け、89歳で病に倒れたときには「天があと十年、いやせめてあと五年、俺を生かしてくれたら、本物の絵師になってみせるのになぁ」の言葉。すごい、すごすぎる。

頭痛や五十肩で撃沈の日があっても負けない、私はまだまだ何かできる! 赤富士を見ると、ムクムクとやる気が湧いてくるのです。

人生初の帯状疱疹

人生初の帯状疱疹

ハルトモ倶楽部のライターに選ばれ、ウキウキしながら応募した原稿のリライトをしようと意気込んでいた矢先、人生初の帯状疱疹になってしまいました。こんなに激痛になるなんて知りませんでした。まさに理性がなくなります。

私は痛みに強い方だと自負していましたが、家事をしながら思わずしゃがみこんで「イタタタタ!!!」と半泣き。夜も痛みですぐに目が覚めてしまいます。ウンウン唸りながら夜中に悲しい気持ちで痛み止めの薬をゴックン。日々の飲む薬の量もこんなに。これと毎朝飲む、甲状腺治療と血圧の薬。

あ〜あ。うんざりしたくなるけれど、そんなときこそ北斎の赤富士からエネルギーをいただきます!(これを書いている今も痛いのです)

閉経しても愛用品

閉経しても愛用品

さて、最後の最後まで生理痛や排卵痛には悩まされましたが、検査をしても特に問題がなかった私は、アロマやハーブの力に頼ることが多くありました。

特に写真左の「ニールズヤードレメディーズ ブッシュフラワーエッセン ウーマンスクリーム」は御守り代わり。お腹が痛くてもがんばらなくてはならない日は、おへその周りや子宮のあたり、腰に塗って気合を入れました。クリームを塗ったのだから大丈夫と暗示をかけて出かけたものです。

中央のボトルは、「ファイブフラワーレメディ シュガーグラニュール」。フラワーエッセンスの小さな砂糖玉です。痛みへの恐怖に包まれたとき、こっそり舐めていました。

右の不思議な形はホワイトセージの葉で、一枚手にとって火を点けると、その煙がお香のようで気持ちが癒やされました。ヘトヘトで帰宅して気持ちをリセットしたいときに、よく焚いていました。
 
閉経した今でも、エア生理みたいな鈍痛になったときや、更年期特有と言ったら良いのでしょうか、なぜだか気持ちがソワソワするときはウーマンクリームをお腹や首筋に塗り、ローズとゼラニウムの香りに包まれて「OK、大丈夫よ私!」と人には聞こえないように気合を入れてみたり。こういうとき、マスクって役立つなあ。
 
更年期症状のさまざまなトラブルに当てはまるようになってしまった私。そんな私を支えてくれるモノ・コトなどを毎回書いていきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いします。

 

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浮世江

横浜生まれ、横浜育ち、生粋のハマっ子。広告デザイナーやライターで駆け抜けた日々は遠い昔。現在、更年期障害7年目ですが、昨年迎えた閉経から体調が安定し始めています。嬉しい!ハルトモ倶楽部では不調の日々を支えてくれたモノ・コトや浮世絵好きな私から、江戸時代の女性の更年期を深掘りして発信していきます。

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