【7か月で-10kg】痩せました!花々のように
2024.05.112019年02月03日
毎日の少しの努力で、理想のスタイルへ
私の笑顔を引き出すお気に入りの場所
前回、若さを引き出す秘訣として大切にしていることを「笑顔」とご紹介しました。今回は、蒲池さんの笑顔を引き出すご自宅の手作り”ウッドデッキ“について、思い出を振り返ります。
お気に入りの場所
気候がよくなると週末はちょっとゆっくり起きて、中庭にあるウッドデッキでのコーヒータイムを楽しんでいます。人の目を気にすることもありませんし、鳥のさえずり、心地よい爽やかな風にあたって、会話も弾みます。家に居ながらキャンプ気分を味わえる大好きな場所です。
きっかけは私の言葉
我が家は玄関を入ると、大きなガラス越しに中庭が見えます。そして、そこには常にラブラドールレトリーバーのジャック がいて、家族を癒やしてくれていました。2年前に旅立ってからは、その空間はぽっかり穴が空いた感じになっていたのです。
本当はこの場所に、しだれ梅などきれいな木を植えて鑑賞するのが理想でしたが、陽があまり当たらないので、あいにく育たないのだそうです。
ある日、「ジャックもいなくなったし、きれいにしなくちゃね。この場所にウッドデッキが作れると良いね」と夫と話しました。あくまでも理想を言っただけです、お金がかかることは分かっていましたから。
それからどのぐらい経ったでしょうか。ある日、長い材木やコンクリート支柱、防腐剤類などが次から次へと自宅に届いたのです。まさかとは思いましたが、夫に尋ねると……!
「本当にできるのかしら」「材料の買い損になるのでは」と心配になりました。そういえば新築で我が家を建てた時も外壁を自分で造ると言って、高価なレンガを買ったことがありましたっけ。
そのときは、「もったいない、ちゃんと業者の人に頼まなきゃ、絶対無理」と、誰しもに散々言われたそうで、かなりしょげていました。しかし、努力の末、手作り感で味のある出来上がりになり、材料を無駄にしなくてすみました。
インターネットでかなり検索したようですが、なんせ夫は素人です。小さなデッキならまだしも7畳ほどの大きさですから不安は募るばかりです。
最初に取り掛かったのは、中庭の土をおこして平らにする作業です。力仕事には息子も補助で加わりました。コンクリート支柱はネットで調べた数より多めに配置。水平器で、十分に調整をしながらの基礎造りです。基礎ができると、木材の曲がりを考慮して、隙間が少なくなるように並べてからビス止めです。
夫が私のために造ってくれていると知り、何か手伝いたくて、電動ドライバーでのビス止めに挑戦しました。
木材は固くて頑丈な上に電動ドライバーの扱い方も難しくて、ビス止めは夫が止めているようにはなかなかできませんでした。それでも諦めず、ビス留めの数を増やしていくうちに少しコツが掴めました。
「お前もやるじゃねえか」と夫の褒め言葉は、うれしかったです。
仕上がりは……。
ハウスメーカーの方に「立派な出来」と、うれしいひと言をいただきました。自宅のフローリングの色と同じこげ茶色で一体化、そして一階の廊下と食堂のサッシ戸からバリアフリーで、そのままデッキへ出られます。夫の思いが足から伝わってくるお気に入りの空間になりました。
満天の星を見つつ、夫婦仲良く微笑みながらの語らいに感謝しています。