不思議な植物の姿に感動

バラを愛で、嫁の涙に出合いました

公開日:2020.12.28

更新日:2020.12.16

久しぶりに大好きなイギリス風庭園にお花を見に行ったくろ豆さん。そこで偶然出合った不思議な植物に驚きます。その後、その植物の名前を知り、感動したそうです。くろ豆さんにどんな出合いがあったのでしょうか?

ローザンベリー多和田へ行きました

長かった巣ごもり生活から一歩踏み出し、例年のように「ローザンベリー多和田」へバラたちに会いに出掛けました。そこは私の町から車で一時間程度。滋賀県米原町の山々に囲まれた自然豊かな所にあり、目にも鮮やかなバラや木々草木が生い茂り、まるで「ターシャの庭」のような庭園です。

バラ園の一部
バラ園の一部

広大な土地なので、歩いたり丘に登ったりしながら進んでいくのですが、バラと緑と周囲の山々に心癒やされ、まさに別世界に身を置いている感じです。

この庭には人の手が入っていることを感じさせない気配りがそこかしこにあり、それぞれのバラや木々草木には名札などはぶら下がっておらず、道の傍らに置かれた荷車やベンチなども使い古したように自然な感じで置かれ、トイレや物置小屋などもつるバラが覆い、素敵な南フランスの農家の風景を思わせます。

トイレ 中は現代調だけど、少し暗い
トイレ 中は現代調だけど少し暗い
物置小屋
物置小屋

私自身4度目の来園なのですが、まだまだ初めて出合う植物もあります。そんな中、今回見掛けたものの中にとても不思議な木があり、「えー、これ何?」と思わず目が釘付けになりました。葉の一枚一枚に5、6mくらいの丸い緑色の粒が乗っているのです。今まで気が付かなかったのは小さな道沿いにひっそりとあったからでしょうか。

ワイン庫
ワイン庫

春には黄色い花が咲くようなので、そのときであれば目に入ったかもしれません。帰宅し、この木の写メを友人に送ったところ、それは「ハナイカダ(花筏)という木で、新聞に載っていたよ」と言っていました。

かくいう友人も、このバラ園に2度も来ているのに見てなかったのです。その丸い粒は実でいつの間にか落ちて普通の木の葉になるようです。そんなところからかこの木の別名を「嫁の涙」と呼ぶのかなと思いました。

「ハナイカダ」という優雅な名と、「嫁の涙」というはかない名を併せ持つこの木にとても感動しました。                            
                                                                                                                                                                                                                                    


■もっと知りたい■

くろ豆

趣味は旅行、野菜作り、短歌作りetc.バンコクの魅力にとり付かれ数年おきに行っては美味しいものを食べたり、ショッピング、エステなど楽しんでいます。旅先で見たり感じたりしたことをノートに書き留め短歌作りにも役立てています。ペンネームは私の愛犬であり心強い相棒であるミニチュアシュナウザーの名前からです。

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