手作りは楽しい!! 編み物編3

自分のためのスヌード、孫に毛糸の帽子を編む!

公開日:2020.02.05

冬は編み物がはかどりますね♪ きものリフォームや編み物が趣味の渡来夢さん。今回は、簡単に作れて便利なスヌードと、街で見かけた子どもの「どんぐりちゃん」帽子を披露します。

スヌードを編む

大きなくまさんに被ってもらいました。
大きなくまさんに被ってもらいました。

冬のおしゃれに便利なスヌードを編む

前に「プチストール作りは楽しい。そして片づけについて思う」で、プチストールを見ていただきました。今回も、また小さな物です。

まずはスヌード。両端をガーター編にして、丸まらないようにしました。約22cmの幅で真っすぐ約120cm編んでから輪にします。あとは気分に任せて、自分でわかる模様を編みます。ちょっと手が込んでいる模様でも、少しの間なのでがんばれます。このスヌードのいい点は好きな模様を気に入った場所に回せば、その時々にちょっと変わった感じに装えるところです。巻くときは一度ねじって被ります。

いろんな色が楽しいスヌード
いろんな色が楽しいスヌード

次に、もっと簡単に編めないかと考え、一重にすることにしました。いろんな色の混ざり糸を持っているので、思いつくまま、気の向くままに、糸を変えてみました。模様も変えて。

こちらは長く編んでから、わざとねじって繋げました。サイズは約48cm×約75cm。一重なので、今度は幅を広くしてボリュームが出るように考えました。こちらの方が重宝するかなと思っています。どこを前にしてもいいし、ねじる場所も変えられます。被るだけでもOKです。どちらのスヌードも、動いても外れないのが便利です。それに、コートなどの襟が汚れません。

使用した糸は、以前天神さんで手に入れたもので、細いさまざまな色の糸(10~12本程度)が合わさって一本になっています。別の糸にして色が変わっても、同じようなニュアンスなのでなじみます。それに、ウールではないので、ネットに入れて洗濯機で洗えます。

孫の帽子を編む

ある日散歩中に、若いママが2~3歳の男の子を遊ばせているのを見かけました。その小さな男の子は毛糸の帽子を被っていました。つむじの所がベレー帽のように2、3cm細くツンとしていて、他はぴったりとしていました。“ドングリちゃん”とでも言うのでしょうか。とっても可愛らしく見えました。

かわいらしさに憧れて、孫に被らせたいと思い作ってみました。本など何も見ず、適当に始めました。大丈夫、何とかなるものです。できました。孫の頭の形、手で触った感じ、大きさを思い出して。小さい物は、早く出来上がるからいいですね。

これはもう被れないよ
これはもう被れないよ

手に持っているのは、春まで使用していましたが、もう小さくなった帽子です。つむじの先っぽを大きくしたり、間の模様を変えて工夫して編んだり、いくつも作りました。スヌードは棒針編みですが、帽子はかぎ針編みです。

お揃いでお散歩
お揃いでお散歩

まだ、糸がたくさんあります。次は何を編みましょうか!

結婚式でもらった大きなくまさんに活躍してもらいました

今回、スヌードの写真を撮ろうとして、床に置いてみました。何枚撮っても、何のことだか分かりません。ただの糸の塊のようにしか見えないんです。そこで、思いついたのが、ドイツのシュタイフで購入してきたテディベア。このぬいぐるみに被せたらどうかしらと。ところが、サイズ的にちょっと小さくてイメージが合いません。困ったな。家の中を見回して、見つけ出したのがこの“大きなくまさん”です。

このぬいぐるみは、長男が生まれまれた時の体重と同じ重さで作られています。結婚式の時に渡されました。どうしようかと思っていましたが、役に立ってくれました。 

渡来夢

美しいものに触れたいとの思いから美術館に行ったり、植物を育てたり、きものリフォームなどの手芸を楽しんでいます。元気でいられるように、ピアノの練習やパンを焼くことにも挑戦しています。『やってみよう!』の精神で。日常こそ大切、工夫して、お金をかけずに楽しむこころ豊かな暮らしを目指しています。

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