「辰年だから」と少し奮発してしまう和菓子事情

辰年は和菓子のおせちから始まりました

公開日:2024.03.12

良き年頃になったな、と感じたのは、和菓子が好きになったころでした。今年は、和菓子から始まった辰年です。年女だから、辰というモチーフに目が行きがち。辰年だから、ちょっと奮発してしまいがちです。

辰年は和菓子のおせちから始まりました
初詣に行った筥崎宮で「福豆」をいただきました

おしゃれな和菓子

東京にある和菓子屋さんの【HIGASHIYA】。おしゃれな店舗に、おしゃれな和菓子。

はじめて【HIGASHIYA】の和菓子を食べたのは、「棗バター」。これは、目からウロコな衝撃的おいしさでした。

棗(なつめ)は、わたし世代の人にはうれしい効能がある果物。鉄分やカルシウムが多く、骨粗鬆症の予防にも役立つということです。

ただ、ドライフルーツなので、お砂糖を使っているから、たくさん食べればよいものではありません。そんな棗に発酵バターといえば、カロリー高いですね。

おいしいものは和菓子でも、カロリーを考えれば、控えめにしないとダメです。

和菓子のおせち

Instagramで【HIGASHIYA】からお知らせが来て、ふと見ると、「お菓子のおせちが発売開始」ということを知ったのが、2023年9月。「来年の干支は辰、買わないと」ということで、早速オンラインで申し込み。

その後、大腸内視鏡の入院脚の抜釘手術の入院などがあって、2023年の秋以降は忙しく、前厄だからかついてないということも多く、あっという間に年末がやってきました。

和菓子のおせち
開けた瞬間の感動たるや

12月31日、「お菓子のおせち」がやってきました。賞味期限が3が日というのが結構厳しいですが、普通のおせちとお菓子のおせちで、今年のお正月はとても華やかな元日を迎えました。

個人的には、金柑がとても好きなので、たくさん入っていておいしかったです。12種類の和菓子がひとつずつお重(桐の升箱)に入っていて、見た目も綺麗だし、もちろんおいしい。野菜や果物を使っている和菓子が多いのも、食感と味の変化があって、全く飽きません。

2024年 辰年の「お菓子のおせち」

27,000円
桐箱入 和紙製風呂敷包み
サイズ約110×110×35mm×12升
日保ち2024年1月3日まで(要冷蔵)

そして、雛祭り

1月に和菓子を堪能したので、2月の節分は控えめな和菓子活動でした。

そして、桃の節句がやってきました。2023年の桃の節句は、鈴懸の生菓子や懐かしい桃カステラを楽しみました。

今年は、【たねや】の「春の餅」をいただきました。白小豆を道明寺で包んださくら餅と、粒餡をよもぎのお餅で包んだ草もちです。

そして、雛祭り
草もちには黄粉をかけて

【たねや】はどらやきが人気ですが、わたしは「あんみつ」や「ぜんざい」がお気に入りです。

そして、【たねや】といえば、ワイン好きに人気なのが「オリーブだいふく」。お餅と餡子とオリーブオイル。モダンなアイデアのだいふくは、メルロー主体の赤ワインにとても合いました。

そして、雛祭り
小瓶に入ったオリーブオイルが、とてもおいしいです

桜の季節がやってきます。これから夏に向けて、和菓子のおいしい季節の到来です。

■もっと知りたい■

Lulu

東京生まれ、東京育ち。仕事の関係で1年3ヶ月暮らした福岡に恋に落ちた、福岡推し。「美味しい」ものを求める旅が好きです。写真を撮ることが好きで、「東京を歩く」というテーマで日常を写しています。右脳派の発見をお伝えしたいと思います。

マイページに保存

\ この記事をみんなに伝えよう /

注目企画