大人の足元は「安全×洒落感」が正解

50代がロングブーツを選ぶなら?痛くない・転ばない・今っぽい条件

50代がロングブーツを選ぶなら?痛くない・転ばない・今っぽい条件

更新日:2026年01月17日

公開日:2022年11月29日

ボリュームブーツのコーデ
ボリュームブーツのコーデ

ロングブーツは憧れるけれど、痛い・重い・転びそう…が気になる50代。昔の失敗談も交えつつ、今の大人世代がブーツに求めたい条件(安定感、歩きやすさ、合わせやすさ)と、ボリュームブーツを今っぽく見せるコーデ術を紹介します。

50代からの大人世代が「ロングブーツ」に求める条件は?

ロングブーツ
ロングブーツ

1970年代半ば、日本中でロングブーツが大流行しました。よく見かけたのが、ジッパー付きの黒い革タイプ。当時の私はふくらはぎが太くて、ジッパーが半分しか上がらないのがショック……。だからデパートの靴売り場での試着は、周りに人がいないタイミングを狙っていました(泣)。

ジッパータイプのロングブーツ
ジッパータイプのロングブーツ

足長に見せたくて15cmヒールのニーハイブーツを履いた時期もありましたが、歩くのが難しくてすぐ断念。いま手元にあるロングブーツは、イタリアの老舗が作る乗馬ブーツのみで、20年近く愛用しています。強みは丈夫で長持ちすること、そして歩行が安定すること。

シニアになって転んでケガでもしたら一大事。だからこそ、大人世代がブーツに求めたいのは、見た目だけでなく「安全性」もセットだと実感しています。

ブッテーロ(BUTTERO)の乗馬ブーツ
ブッテーロ(BUTTERO)の乗馬ブーツ

いま気になるのは「ラクに履けて今っぽい」ショートブーツ

還暦を超えてからは、ロングブーツよりショートブーツに興味が移りました。スニーカー感覚で履けるラクさが魅力。さらに、若い世代でボリュームブーツが流行しているのを見て、「これなら大人も取り入れやすいかも」と思ったのも理由です。

ワークブーツ感覚で履いているのは、プラットフォームソールの2足。左のサイドゴアは太めヒールで安定感があり、右のレースアップはインヒール仕様で、実質4.5cmほどの高さが仕込まれています。

サイドゴアブーツとレースアップブーツ(fitfit)
サイドゴアブーツとレースアップブーツ(fitfit

【大人のボリュームブーツコーデ1】足元に重さが出たら、上半身でバランス調整

黒のタートルニットにチェックの巻きスカート。トラッドに寄せたくなる組み合わせですが、ここでストッキング&パンプスにすると、どこか昭和にカムバックした雰囲気になりがち。

昭和感が出たパンプスコーデ
昭和感が出たパンプスコーデ

令和の着こなしに寄せるなら、リブ編みタイツにショートブーツが好相性。タイツも“お決まりの黒”にしないで、あえて色で遊ぶと若々しさが出ます。

足元にボリュームが出た分、肩には差し色のカーディガンを巻いて目線を上へ。これだけで全身のバランスが取りやすくなります。

サイドゴアブーツのコーデ
サイドゴアブーツのコーデ

【大人のボリュームブーツコーデ2】太めの乗馬ブーツは「トップスも重め」でつり合い良く

ボリューミーな乗馬ブーツを履く日は、トップスにも重みを足すのがコツ。ケーブル編みのハイネックニットは厚手でも、袖をたくし上げて腕を見せれば「抜け感」が生まれてすっきりします。

乗馬ブーツのコーデ
乗馬ブーツのコーデ

【大人のボリュームブーツコーデ3】きちんとタイトは「足元チェンジ」で老け見え回避

ネイビーのタイトスカートのような“きちんと服”も、パンプス→ショートブーツへのシフトで今っぽくなります。足元だけが浮かないように、ウエストにサッシュベルトを巻いて革小物のニュアンスを足すと、まとまりやすいです。

ネイビーのタイトスカートコーデ
ネイビーのタイトスカートコーデ

【大人のボリュームブーツコーデ4】ジャケットの日こそ、足元で“こなれ”を足す

セットアップのジャケットを羽織ったスーツスタイルでも、あえてレースアップブーツを合わせると都会っぽさが増します。メンズの紐靴のように見えるタイプなら、マスキュリンな雰囲気が加わって、きりっと洗練された印象に。

スーツコーデにレースアップブーツ
スーツコーデにレースアップブーツ

年を重ねると小さな段差にもつまずきやすくなるので、私の外出はハイヒールがNG。昔はシニア向けシューズを「オバ靴」と呼んだものですが、フェミニンな服にスニーカーやワークブーツを合わせるのがトレンドになった今なら、お出掛けコーデに堂々と取り入れられますね。

大人がブーツ選びで優先したい条件は、ざっくり言うとこの3つ。
・歩きやすくて疲れにくい(安定感)
・合わせやすい(手持ち服とつながる)
・今っぽさが出る(ボリューム感の活用)

足元が変わると、いつもの服も見違えます。ぜひ「安全×洒落感」のバランスで、ブーツのおしゃれを楽しんでくださいね。

織田ゆり子
織田ゆり子

作詞家、WEB制作プランナー、パーソナルスタイリスト。着せ替え人形で服をデザインしていた子ども時代からおしゃれが一番の趣味。アパレル・美容関係の交流が広く、同世代の女性が10歳若見えするファッションコーデを提案しています。ブログ「歳を隠すのをやめました」を毎日更新中。