骨格診断丨タイプ別の手の形の違いとセルフチェック法
2024.09.282022年12月30日
骨格診断丨大人女性の魅力を引き出すスカート選び
骨格ナチュラルに似合うスカートの丈・形と選ぶコツ!
骨格ナチュラルタイプに似合うスカート、似合わない・失敗しやすいスカートをご紹介します。自分に合った丈や形のスカートは、カジュアルもエレガントも自由自在。より自分の魅力を引き出してスタイルアップさせてくれます。選び方のコツもご紹介します。
骨格ナチュラルの特徴
骨格ナチュラルとは、骨格診断でわかる3つの骨格タイプのうちの一つのことです。骨格診断には「ナチュラル」「ウェーブ」「ストレート」の3つの骨格タイプがあり、それぞれ骨格や体型の特徴、脂肪の付き方などが変わってきます。
セルフチェックなどで自分の骨格タイプを知れば、ファッションやダイエットに役立てて、今まで以上のスタイルアップが目指せますよ。
骨格ナチュラルタイプの人は、骨格がしっかりしたフレーム感のあるスタイリッシュな体型が特徴です。骨や関節が大きめで、肉感よりは骨感や筋(すじ)感のある、モデルのような体つき。
筋肉も脂肪もつきにくいタイプで、大幅に太ったり痩せたりということが少ない体型です。鎖骨や肩甲骨、手首や膝、くるぶしなど関節のパーツが大きく、存在感があることが多いでしょう。肌は柔らか過ぎず、硬過ぎない質感で、個人差があります。
くびれはできにくく、肉感もあまりない中性的な印象もある体型なので、オーバーサイズなど、カジュアルなアイテムをラフに着こなすのが得意な骨格タイプです。
骨格ナチュラルに似合うスカートの特徴
スタイリッシュな体つきが特徴の骨格ナチュラルタイプの人は、オーバーサイズなどゆったりしたサイズ感や、天然素材などナチュラルでラフな雰囲気がよく似合います。
以下が、骨格ナチュラルに似合うスカートの特徴です。
- 大きめのサイズ感
- デニムや麻など、カジュアルな天然素材
- レイヤードコーディネートも得意
骨格ナチュラルタイプは、スカートに限らず、近年トレンドのオーバーサイズのファッションがよく似合う骨格タイプ。洗いざらしの綿や天然素材など、ラフな質感のものをさらっとおしゃれに着こなせます。
他の骨格タイプだと野暮ったい印象になりがちな、重ね着スタイルのレイヤードコーディネートも、骨格ナチュラルタイプのフレーム感のある体であれば、おしゃれにコーディネートを楽しめます。
骨格ナチュラルに似合うスカートの種類
ここからは、骨格ナチュラルに似合うスカートの種類をご紹介していきます。
膝下丈スカート
骨格ナチュラルタイプの人におすすめなのは、膝下丈のスカートです。膝とジャストの膝丈スカートよりも、膝が隠れる膝下丈スカートの方が、膝の骨感をカバーして、きれいに着こなせるでしょう。
ミモレ丈スカート
ミモレ丈のスカートも、骨格ナチュラルタイプの人に似合うスカートの一つです。ミモレ丈とは、膝丈よりも長く、マキシ丈よりも短いスカートのこと。商品によっても多少異なりますが、大体ふくらはぎの真ん中くらいの長さが、ミモレ丈です。
ミモレ丈のスカートはカジュアル過ぎず、抜け感も出せるので、フェミニンなコーディネートを楽しみたいときにおすすめのスカートです。
ロングスカート
ミモレ丈よりも更に丈の長い、ロングスカートも骨格ナチュラルタイプにおすすめです。骨格ナチュラルタイプは基本的に、長めのスカートがよく似合います。ロングスカートは種類も豊富で、素材次第で夏は涼しげに、冬は暖かくおしゃれを楽しめるでしょう。
生地をたっぷりと使用したロングボリュームスカートは、簡単に下に重心を出せるアイテム。ふわっと広がって存在感もあるので、カジュアルな着こなしにも、華やかさをプラスできます。
ストレートスカート
骨格ナチュラルタイプの定番ともいえるのが、ウエストからストンと下に落ちるラインが特徴的な、ストレートスカート。Iラインでも、ゆったりとゆとりのあるシルエットのものを選ぶとすっきりと着こなせます。
薄手の素材ではなく厚手のしっかりした素材を選ぶと、骨感をカバーでき、高級感のある雰囲気に仕上がりますよ。
ジャンパースカート
ベストとスカートが一体になった形のジャンパースカートも、骨格ナチュラルタイプの人におすすめのスカートです。
オーバーサイズでゆったり着られるシルエットのものを選ぶと、ラクに、それでいておしゃれに着こなせます。ジャンパースカートは、素材次第で印象を変えやすいのもメリットです。
カジュアルに着こなしたいときは、コットン素材やデニムなど天然素材のもの。上品なファッションにしたいときは、ツイードなどを選ぶといいでしょう。
フレアスカート
朝顔の花の形のように、なだらかに広がったシルエットが美しいフレアスカートも、骨格ナチュラルタイプにおすすめです。裾が波のようになびいて、優雅な印象を与えます。
フレアスカートは動きやすいデザインのものが多いので、歩きにくい、過ごしにくいスカートは苦手という人にもおすすめです。トップスや小物との組み合わせ次第できれいめにもカジュアルにも着こなせるので、一着持っているとスカートでのおしゃれの幅が広がります。
Aラインシルエットのワンピース
上から下に、「A」の形のように広がったラインになるAラインシルエットのワンピースも、骨格ナチュラルタイプの人によく似合うアイテムです。特に、ゆったりしたカジュアル素材のものは骨格ナチュラルタイプの体型にばっちり合います。
ハリのある素材のミモレ丈ワンピースや、ロング丈のAラインシルエットワンピースは上品さや高級感もあり、イヤリングやネックレスなどアクセサリーをプラスするだけで、素敵な着こなしができるでしょう。
タイトスカート・マーメイドスカート
タイトスカートやマーメイドスカートも、骨格ナチュラルタイプの人におすすめのスカートです。ロング丈やミモレ丈のものを選べば、骨感や筋感が気になる膝部分をカバーしてくれる効果も。
骨格ナチュラルタイプはロング丈やマキシ丈など、長めの丈のスカートがよく似合うタイプなので、アシンメトリーなど個性的なデザインのタイトスカート、マーメイドスカートも上手に着こなせます。
タイトスカートやマーメイドスカートを選ぶときのポイントは、骨感が目立たないようにすること。タイト過ぎず、程よいゆとりがあるものをチョイスするといいでしょう。タイトなデザインのものを選ぶときは、いくつかのサイズを試着して、フィット感を確かめましょう。
骨格ナチュラルに似合わない・失敗しやすいスカート
中には、骨格ナチュラルタイプには似合わなかったり、失敗しやすかったりするスカートもあります。
- 膝上丈のスカート
- 体にぴったりフィットするもの
- 光沢のある素材、薄手の素材
ここから、それぞれ詳しくご紹介していきます。
膝上丈のスカート
骨格ナチュラルタイプの人は、膝の関節が大きく存在感があることが多いです。膝が隠れない膝上丈のスカートの場合、関節をカバーするのが難しくなります。
骨格ナチュラルは下重心のアイテムが得意なので、膝が隠れる長さのスカートの方がきれいに着こなせるでしょう。ただし、冬は厚手のタイツで骨感をカバーするなど、工夫次第では苦手なアイテムでのコーディネートも楽しめます。
体にフィットするタイトスカート
体にぴったりフィットするタイトスカートは、体のラインだけでなく骨感や筋感を拾って、ゴツゴツした印象になりがちに。体型のフレーム感が目立ってしまうので、骨格ナチュラルタイプが苦手とするスカートです。
タイトスカートを履くのであれば、サイズ選びが重要です。骨感の目立たない、程よいフィット感のものを選びましょう。
光沢のある素材、薄手の素材
光沢のある素材や薄手の素材など、柔らかな印象の素材は、骨格ナチュラルタイプの体型を強調しやすい素材です。
コーディネートに取り入れるときは、凹凸やシワ感のあるもの、ざっくり感のあるものを選ぶと似合いやすいでしょう。
骨格ナチュラルのスカート選びのコツ
ここからは、骨格ナチュラルのスカート選びのコツをご紹介します。
下に重心をつくる
骨格ナチュラルタイプの人に似合うスカートの基本は、ゆったりした余裕あるサイズ感のものです。骨格のフレーム感を際立たせず、それでいてスタイリッシュに着こなせるよう、ボリュームたっぷりのスカートや、ルーズ感のあるシルエットをスカートを選ぶのがおすすめ。
マキシ丈のロングスカートは、手軽に下に重心を作れるアイテムです。Aラインをつくると、骨格ナチュラルタイプの特徴であるスタイリッシュさが薄れ、フェミニンでエレガントな着こなしができます。
丈と素材、カラーで飽きないスカート選びを
骨格ナチュラルタイプの人が得意なのは、膝下丈・ミモレ丈・ロング丈など長めのスカートです。しかし、同じ丈や素材ばかり選ぶとワンパターンになり、飽きてしまいがちに。
マンネリしてしまったときは、異なる丈や素材、カラーやデザインを選ぶことで飽きずにスカートでの着こなしが楽しめます。いつも同じ色ばかりになってしまうという人は、季節に合わせたカラーや持っていない素材で選ぶと、着こなしの幅が広がるでしょう。
ラフでカジュアルな素材のものを選ぶ
骨格ナチュラルタイプの美しいフレーム感を生かせるのが、デニムや麻など自然の風合いが魅力のナチュラルな素材。洗いざらしなどシワ感のあるもの、コーデュロイなど凹凸のある厚手の素材も得意です。
デニムスカートなど、カジュアルなテイストをラフにかっこよく着こなせるのが骨格ナチュラルタイプの魅力ですが、自分の好みとテイストが違う場合もあるでしょう。
そんなときは、骨格ナチュラルに似合うアイテムを一部に取り入れながら、自分好みのアイテムを上手く組み合わせると上手に着こなせます。
優雅さと上品さのあるレーススカートを選ぶ場合は、ざっくりと太めの糸で編まれた、大きめの柄のものを選ぶと、カジュアルになり過ぎず、きれいめにまとめられます。
柄物のスカートを選ぶ
骨格ナチュラルタイプは、3つある骨格タイプの中でも柄物が得意なタイプです。ボーダーやストライプなどシンプルな柄の他、合わせるのが難しいと思われるようなチェック柄やボタニカル柄も上手く着こなせます。
柄物のスカートはシンプルなトップスに合わせるだけでもおしゃれなので、アイテムの数を増やすことなく、手軽にコーディネートが楽しめるでしょう。
骨格ナチュラルの体型に合ったスカートでエレガントに
骨格ナチュラルタイプは、骨のフレーム感が印象的なスタイリッシュな体型です。オーバーサイズのスカートや天然素材などを使ったカジュアルなアイテムを使ったおしゃれがよく似合います。
カジュアルさを抑えてエレガントさを出したいときは、トップスや小物との組み合わせを工夫するのがおすすめ。
膝下丈・ミモレ丈・ロング丈など、長い丈のスカートが良く似合う骨格ナチュラルタイプは、スカートでのコーディネートを楽しみやすい骨格タイプです。ぜひ自分に合った一着を見つけてみてください。
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