骨格診断×パーソナルカラー診断で“似合う”がわかる
2024.09.072024年01月15日
骨格診断丨体型に合ったおしゃれで垢抜けコーデ
骨格ウェーブに似合う冬服アイテム&選ぶポイント
上半身が華奢で下半身に重心がある骨格ウェーブタイプ。上半身が着ぶくれしてしまう心配がないため、もこもこしてボリュームあるアウターもおしゃれに着こなせます。似合う冬服のアイテムや、失敗しやすいファッションをご紹介。あか抜けファッションに!
骨格ウェーブの特徴とは
骨格ウェーブとは、骨格診断の3タイプのうちの1つです。
骨格診断には「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の3タイプがあり、人によって骨格タイプが異なります。自分の骨格タイプに似合うファッションを選べば、よりおしゃれにスタイルアップできるでしょう。
骨格ウェーブの人の特徴としては、筋肉がつきにくく、華奢な体型であることが多いようです。バストトップや腰、お尻の位置は低めで、下半身にボリュームが出やすい下重心の体つきです。首は長く、鎖骨や肩甲骨はくっきりとしています。
首から肩にかけてなだらかなシルエットになっており、上半身は体が薄くスラリとした印象です。全体的に柔らかな曲線を持った体型で、肌質もソフト。体重が増えたときも上半身には脂肪がつきにくく、下半身につきやすい傾向にあります。
全体的にスレンダーな印象の骨格ウェーブの人は、少し体重が増えても太って見えにくいというメリットがあります。一方で、着こなしによっては貧相に見えてしまうことがあるため、コーディネートのときは注意したいポイントです。
骨格ウェーブタイプに似合うファッション
骨格ウェーブタイプの人は体が薄くすらりとしており、下半身に重心があるため、上半身が寂しくならないようなファッションが似合います。
デザイン性の高い華やかなトップスや、着ぶくれしてしまいそうなもこもこした素材を着てもバランスが取れるので、フリルやふんわりしたシルエットのブラウス、装飾のついたニットなどもおすすめです。
また、スキニーパンツなど細身のパンツがとても似合う骨格タイプでもあります。
骨格ウェーブタイプに似合わない・失敗しやすいファッション
骨格ウェーブタイプの人に似合わない・失敗しやすいファッションもいくつかあります。
- 首の空きが縦に広いもの、Vネックなど
- ウエストに切り替えのないワンピース
- オーバーサイズすぎるもの
- シンプルすぎるファッション など
骨格ウェーブタイプの人は、体が薄く華奢なためスレンダーに見えることがメリットですが、その一方でシンプルすぎる服装やゆったりしたオーバーサイズの服の場合は、寂しい印象になってしまうことも。また、胸板の厚みが薄く、デコルテ周辺も華奢なため、Vネックなど胸元が空いた服は貧相に見えやすいでしょう。
ワンピースを着る時もダボっとしていて、ウエストの切り替えがないものだと、着られてしまっている感じになってしまいます。
骨格ウェーブの人に似合う冬服のアイテム
ここからは、骨格ウェーブの人に似合う冬服のアイテムをご紹介します。お気に入りのアイテムで冬のコーディネートを楽しみましょう。
ダウンコート・ダウンジャケット(ショート丈)
骨格ウェーブタイプの人は上半身が着ぶくれしてしまう心配がないため、ショート丈のダウンコートやダウンジャケットなど、もこもこしてボリュームあるアウターもおしゃれに着こなせます。
スキニーパンツなど細身のパンツにダウンコート・ダウンジャケットというシンプルなコーディネートでもきれいなシルエットになるので、骨格ウェーブタイプの人におすすめのアイテムです。
中でも、ショートダウンはシーンを選ばずに幅広い場面のおしゃれに使える一着。カジュアルさとフェミニンさのバランスが程よく、普段使いにもばっちりです。
フードやファー付きのダウンコート・ジャケットは、寂しくなりがちな骨格ウェーブタイプの人の首元やデコルテ周辺を華やかにしてくれる効果も期待できます。
ガウンコート
ウエストマークのあるガウンコートは、重心が上がって脚が長く見える効果があります。骨格ウェーブタイプの人は下半身が重たくなってしまいがちですが、ガウンコートであれば脚長効果ですっきり。
ガウンコートはデザインはシンプルでも、羽織るだけでフェミニンな上品さが出るアイテム。柔らかで曲線的な体型が魅力の骨格ウェーブタイプの人にぴったりのアウターです。
丸首コート、襟付きコート
襟元が開いたものより詰まったものの方が得意なタイプのため、丸首のコートは得意です。 また、ここ最近は襟がついたコートもトレンドになってきていて、上半身にボリュームが欲しいウェーブの方にもピッタリです。
ニット
骨格ウェーブタイプの人は、フレアやフリル付きなど、立体的なデザインのニットがよく似合います。上半身に華やかさとボリュームが出るので、スタイルアップにつながるでしょう。
また、体のラインに沿った細身のもの、丸首のものも似合います。ニットは冬服のおしゃれの定番。ぜひお気に入りのものを見つけてみましょう。
ワンピース
冬だけに限らず、春夏秋冬いつでも骨格ウェーブタイプの人におすすめな服が、ワンピースです。上半身が寂しく見えないデザイン性の高いワンピースや、スレンダーさを生かした細身のシルエットのワンピースがよく似合います。
質感が重ためのものよりも、ふんわりと軽やかなものを選ぶのがおすすめです。ワンピースがシンプルなものだった場合は、カーディガンやジャケットなどでコーディネートに華やかさをプラスするといいでしょう。
ロングフレアスカート
下半身に集まりがちな重心をカバーしたいという人には、ロングフレアスカートがおすすめです。腰回りをすっきりさせつつ、裾にかけてゆるやかなAラインが広がり、腰の位置を高く見せる効果もあります。
マーメイドスカート
人魚のような曲線が美しいマーメイドスカートも、骨格ウェーブタイプの人におすすめのスカートです。骨格ウェーブタイプの人の体の柔らかな曲線を生かした、フェミニンなコーディネートになります。
マーメイドスカートはシルエットが美しく、シンプルなものでも華やかに見えるので、ちょっとしたパーティーのような集まりのときにも使えるアイテム。上半身が貧相にならないよう、トップスとバランスを取るのがおしゃれに着こなすポイントです。
ロングプリーツスカート
プリーツスカートも下半身がきになる骨格ウェーブタイプの人にお勧めのスカートです。
フレアスカート同様、裾にかけて広がり、バランスが良く見えます。秋冬は素材もフェイクスウェード、フェイクレザー、ニット素材など様々なタイプが出ています。
スキニーパンツ・テーパードパンツ
骨格ウェーブタイプの人は、スキニーパンツやテーパードパンツなど、細身のパンツが良く似合う骨格タイプです。スキニーパンツであれば、下重心になり下半身が重たく見えてしまうのを解消する効果も期待できます。
その他にも、アンクルパンツやジョガーパンツも骨格ウェーブタイプの人に似合う、おすすめのボトムスです。
骨格ウェーブの人に似合う服の形やポイント
ここからは、骨格ウェーブの人に似合う服の形やポイントをご紹介します。
ネックラインは華奢さをカバーするデザインを意識
首が細く上半身が薄い骨格ウェーブタイプの人は、華奢な鎖骨をきれいに見せられる「ラウンドネック」「ボートネック」「オフショルダー」「オフタートルネック」のネックラインがおすすめです。
胸元やデコルテが目立つVネックは貧相に見えてしまう可能性があるため、首まわりの華奢さを上手く生かせるものを選ぶといいでしょう。
袖のデザインはふんわりがおすすめ
ふんわりしたデザインの裾は、上半身の薄さをカバーしてくれる効果が期待できます。「パフスリーブ」「バルーンスリーブ」「フレンチスリーブ」などにすると、体型をカバーしつつコーディネートに華やかさもプラスしてくれるでしょう。
デザイン性の高いアイテムで華やかに
胸元やデコルテまわりが華奢ですっきりした骨格ウェーブタイプの人には、デザイン性の高いアイテムや華やかな装飾が施されたアイテムがよく似合います。
シンプル過ぎると貧相や地味という印象になってしまう可能性もあるため、シンプルやベーシックなコーディネートをするときはアクセサリーを付けたり、ストールを巻いて華やかさをプラスしましょう。
ボトムスは丈やシルエットがポイント
骨格ウェーブタイプの人は膝下にしっかり肉が付いている傾向にあるため、Aラインやフレア、プリーツや膝下がタイトになっているボトムスがおすすめです。体型にマッチして、スタイルアップして見えます。
カーゴパンツやワイドパンツなどダボッとしたシルエットのボトムスを選ぶときは、なるべく薄い素材を選ぶと、重たくなり過ぎずに着こなせるでしょう。
骨格ウェーブにぴったりの冬服でおしゃれを楽しんで
骨格ウェーブタイプの人は上半身が華奢で、下半身に体の重心がきている傾向にあります。下半身に重たい生地やダボッとしたボトムスを合わせると、どっしりとした感じが出てしまうため、軽やかなスカートやスキニーパンツなど細身のパンツを選ぶといいでしょう。
逆に、上半身は寂しく見えやすいので、冬服であればニットやショートダウン、フードや襟のついたコートなどでボリュームを出してバランスを取ると、スタイルアップしてよりおしゃれに見えます。骨格ウェーブの人にぴったりの冬服を選んで、おしゃれを楽しんでみてください。
監修者:岩崎 郁子さん(骨格診断アドバイザー)
いわさき・いくこ トータルイメージアップのためのサロン”Your Style”代表。骨格診断アドバイザー、イメージコンサルタント、カラーコンサルタント、顔タイプアドバイザー。大手企業勤務のキャリアにより、ビジネスマン、ビジネスウーマンに向けたコンサルティングに定評があり、個人向けコンサルティングから企業向けセミナーまで行う。個人向けでは知的で素敵に魅せるスーツスタイルから、オフィスに相応しいスマートカジュアルまで対応している。
※この記事は2021年12月の記事を再編集して掲載しています。
編集部厳選!骨格ウェーブタイプにおすすめの冬服3選
ここからは、ハルメク365編集部が選ぶ、骨格ウェーブタイプにおすすめの冬服をご紹介します。
シャツ風ライトダウンジャケット
シャツ風ライトダウンジャケットは、ダウンにありがちな着ぶくれ感を出さない、すっきりしたデザインが魅力のショートダウン。やや薄手ですが、しっかりあたたかいダウン80%入りで、驚くほど軽くて一日中着てもラク。スカートにもパンツにも合わせやすいのもGood。
セリジエ×テンセルTMプルオーバー(襟風デザイン)
セリジエ×テンセルTMプルオーバー(襟風デザイン)は、上半身が華奢な骨格ウェーブタイプにおすすめのデザイン。生地のさりげない光沢も、きちんと見えの秘密。顔色を明るく、健康的に見せてくれます。肌寒い日は、ジャケットやカーディガンを羽織れば、重ね着ファッションもスタイリッシュに楽しめます。
美ムーブ・イージーパンツ(チェック柄)
美ムーブ・イージーパンツ(チェック柄)は、「ラク」「きれい」「動きやすさ」で人気のパンツシリーズ。脚の内側にマチを入れることで、立体的に脚を包み込み、太ももやふくらはぎをカバー。お尻まわりはゆったり、裾に向かって細くなっている形だから、下半身がボリューミーに見えがちな骨格ウェーブタイプの人でも、脚がきれいに見えます。
※商品の情報は2024年1月15日時点のものです。
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