骨格ウェーブに似合う冬服アイテム&選ぶポイント
2024.01.152024年01月16日
骨格診断丨失敗しやすいコート・アウターの種類や特徴
失敗しない!骨格ウェーブに似合うコート&選ぶコツ
骨格ウェーブ、なぜかコートがしっくりこない。そんなお悩みはありませんか? コートはサイズにゆとりがあるものが多く、上半身が華奢で下重心のため、コートに着られているなんてことも。似合うコートや似合わない・失敗しやすいコートをご紹介します!
骨格ウェーブ、コート選びが難しい理由
骨格診断には「ウェーブ」「ストレート」「ナチュラル」の3タイプがあり、タイプによって体型が異なります。自分の骨格タイプを知れば、ファッションやダイエットの参考にして、スタイルアップできるでしょう。
骨格ウェーブは、下重心の曲線的なボディラインが特徴です。上半身は華奢なことが多く、ファッションによってはデコルテ部分が寂しく見えてしまうことも。
コートやダウン、ジャケットなど冬に活躍するアウターは、サイズにゆとりがあるものや、防寒のために厚手の素材で作られているものが多いです。骨格ウェーブタイプの人がコートの選び方を間違えると「コートに着られている感」が出やすくなります。
骨格ウェーブの特徴
骨格ウェーブタイプの人は、柔らかな印象のある曲線的な肉体をしています。上半身は薄く華奢な印象ですが、重心が下にあり、下半身にはしっかりしたボリュームがあります。首は長く、鎖骨がくっきりしており、首から肩にかけては、ゆるやかなシルエットを描いていることも特徴です。
バストやお尻の位置は低め。体重が増える場合も下半身にお肉がつきやすく、上半身は太りにくいことが多いようです。足は太ももよりも、膝から下にお肉がつきやすいでしょう。柔らかな肌をしており、筋肉がつきにくい人が多いといわれています。
骨格タイプはセルフチェックでも診断できます。自分の骨格タイプがわからない人は、まずはセルフチェックをしてみましょう。
骨格ウェーブに似合うコートの特徴
上半身が華奢で、下に重心がある骨格ウェーブタイプの人には、以下のような特徴のあるコートがよく似合います。
- ボリューム感や華やかさのあるデザインのもの、フードやファー付きのもの
- 軽い素材、柔らかな素材
- 肩幅の狭いもの
- ぴったりしたサイズ感
- 首元の詰まったデザインのもの
- ショートコート
骨格ウェーブタイプのコートやアウター選びでは、ショート丈やボリューム感のあるものを選ぶのがおすすめ。下にある重心を上に引き上げる効果があるため、スタイルアップできるでしょう。
骨格ウェーブに似合うコートの種類
ここからは、骨格ウェーブタイプの人に似合うコートの種類をご紹介します。コートは、冬のおしゃれには欠かすことのできないアイテム。ぜひこれからご紹介する内容を参考に、とっておきの一着を見つけてみてください。
ショートコート
骨格ウェーブタイプの人は上半身が薄いことが多いため、ショート丈のコートがおすすめです。上半身に目線を集めることで、下半身のボリューム感もカバーできます。
上半身にボリューム感のある体型の場合、ショート丈は着ぶくれして見えてしまいがちですが、骨格ウェーブタイプの人なら、すっきりと着こなせます。
キルティング生地のものや、ファー付きのものであれば、カジュアルになり過ぎない、フェミニンなコーディネートを楽しめるでしょう。
ノーカラーコート・クルーネックコート
襟のないノーカラーコートや、丸いネックラインのクルーネックもおすすめです。骨格ウェーブタイプの特徴ともいえる、長く華奢な首元を魅力的に見せつつ、胸元が寂しく見えてしまうことを防げます。
ノーカラーコートは近年人気のコートの一つでもあるので、種類が豊富でさまざまな商品があります。自分にぴったりのこだわりの一着を探しやすいのも、うれしいポイントです。
ダッフルコート
トグルと呼ばれるボタンが特徴的なダッフルコート。程よいカジュアルさがありながらもラフになり過ぎることなく、さまざまな着こなしに活用できるダッフルコートは、女性にも男性にも人気のコートです。
かっちりしたシルエットのダッフルコートは、華奢な上半身をカバーしてくれる効果があります。ロング丈だと重過ぎる印象になる可能性があるため、ショート丈がおすすめです。
ウエストマークコート
骨格ウェーブタイプの人は、なだらかな曲線が魅力的な肉体が特徴です。Iラインのようなすっきりしたシルエットのコートよりも、ウエストを絞れるウエストマークコートなど、ウエスト部分が細身になったコートがおすすめです。
ウエストマークの位置はジャストウエストではなく、少しハイウエスト気味のものを選ぶとすっきり着こなせます。ウエストマークのあるコートは、ただ羽織るだけでもフェミニンな華やかさがあり、上品でおしゃれな印象になりますよ。
リバーコート
リバーコートとは、「リバー仕立て」のコートのことで、2枚の生地を1枚に縫い合わせた生地を使用していることが特徴です。軽く柔らかな着心地ながら、とても暖かく、寒い冬にもぴったりの一着。
重量感のある重ためのコートやアウターは、骨格ウェーブタイプの人は失敗しやすいので、軽さを感じるコートを選ぶのがおすすめ。軽やかなリバーコートはさっと羽織れるのに華やかさもあり、上品なコーディネートにできます。
リバー仕立てのコートは形も豊富ですが、襟を開けても閉じても様になるステンカラーのリバーコートもおすすめです。丸みのある襟のものを選ぶと、表情を優しく見せてくれます。
ショート丈のダウンコート・ジャケット
「着られている感」が出てしまいがちなダウンコートやジャケットを選ぶときは、ショート丈にするといいでしょう。ふんわりしたダウンによってボリュームを出せるので、上半身が寂しい印象になりません。フード付きのものにすると、さらに華やかさがアップします。
骨格ウェーブに似合わない・失敗しやすいコートの種類
中には、骨格ウェーブタイプの人が苦手とするコートもあります。選び方に失敗すると、貧相に見えたり、コートに着られているように見えてしまうため、注意しながら選びましょう。
- ドロップショルダー
- オーバーサイズ
- ロングコート
- 肩幅がゆったりしている
- 厚手の素材
- フード無し
- 首元が大きく開いたIラインシルエット
ここからは、選ぶときは注意したい骨格ウェーブに似合わない・失敗しやすいコートの種類についてご紹介していきます。
ロングコート、オーバーサイズコート
カジュアルな印象のオーバーサイズのコートは、上半身が華奢な骨格ウェーブタイプの人が着ると、着られている感が出やすいアイテムです。また、冬用のロングコートは厚みがあり、全体的に重い印象になってしまいがちになります。
中でも注意したいのが、オーバーサイズやロング丈のダウンコートやジャケットです。ダウンはボリューム感があるため、下にある重心のバランスが崩れやすくなります。ダウンを選ぶのであれば、ショート丈で体にフィットするものを選ぶのがおすすめです。
ファーをあしらったフード付きのものであれば、首まわりが寂しげな印象になるのを避けられます。
チェスターコート
チェスターコートは、縦に深く開いたネックラインと、Iラインシルエットが特徴。骨格ウェーブタイプの人の場合、上半身の薄さが強調され、寂しい印象になりやすいコートです。
もしもチェスターコートを選ぶときは、ウエストマークできるベルト付きのものや、ショート丈のチェスターコートを選ぶと似合うコーディネートを楽しみやすくなります。
トレンチコート
近年トレンドのオーバーサイズのトレンチコートは、骨格ウェーブタイプが失敗しやすいアイテムの一つ。もしも選ぶ場合は、厚手の生地やオーバーサイズのものは避け、薄く柔らかな生地の、コンパクトなシルエットのものを選ぶのがおすすめです。
ウエストマークできるベルト付きのものを選ぶと、曲線的な体型をきれいに見せられますよ。
骨格ウェーブのコート選びのコツ
ここからは、骨格ウェーブのコート選びのコツをご紹介します。ぜひ参考にして、素敵なコートを見つけてみてください。
明るいカラーのものを選ぶ
ロング丈は苦手な骨格ウェーブタイプですが、寒い冬の時期は、体をすっぽり包み込んでくれるロングコートも一着は欲しいものですよね。
そんなときは、明るいカラーのものを選ぶようにするといいでしょう。暗い色は重たい印象になってしまいますが、明るい色であれば軽やかに着こなせます。
軽い素材のものを選ぶ
骨格ウェーブタイプの体は、柔らかな質感が特徴です。そのため、身につけるものも、ふんわりとして軽い質感のものが似合います。軽やかな素材のものであれば、ロングコートでも重たい印象になりにくいでしょう。
カシミアやアンゴラ、アルパカ、化学繊維が混合したウールなどは軽く見える素材です。
Aラインのデザインのものを選ぶ
骨格ウェーブタイプの人は、曲線的な体つきにフィットする服装やフレアになったアイテムが得意。コートに限らず、服を選ぶときは、ウエストがきゅっと細くなったAラインのデザインのものを選ぶとスタイルアップできます。
コートを試着するときは、サイズ感や体へのフィット感、全体のシルエットを確認しましょう。
華やかな質感やデザインのものを選ぶ
骨格ウェーブタイプの人の重心は下にあり、華奢な上半身は寂しく見えてしまいやすいです。もこもこしたコートや、華やかなデザインのものを選ぶと寂しくならず、視線を引き上げるコーディネートにできます。
ただし、あまりボリュームがあり過ぎると重たくなってしまうため、ボトムスとバランスを取るなど工夫するといいでしょう。
もこもこしたコートは体型によっては着ぶくれしてしまいますが、骨格ウェーブタイプの人はおしゃれに着こなせることがメリット。素材やデザインによって、上品にもカジュアルにも着こなせるので、今まで以上におしゃれを楽しめるでしょう。
ハイウエストのボトムス、フレアスカートと合わせる
骨格ウェーブタイプは、コートに限らず、下にある重心を上に上げることがコーディネートのポイント。コートにハイウエストのボトムスを合わせると、きれいに着こなせます。
また、骨格ウェーブタイプの人の体型にぴったりな、フレアスカートもおすすめです。Aラインが強調され、魅力的な印象になります。
コート選びのときは、その後の着こなしまで考えておくと、買った後で「失敗した」と後悔することを減らせるでしょう。
骨格ウェーブにぴったりのコートでおしゃれを華やかに
下重心の骨格ウェーブタイプの人は、着ぶくれしがちなボリューム感のあるコートもすっきり着こなせます。ショート丈や、フードなど、首まわりに装飾のあるアイテムを選ぶと、デコルテや胸元をカバーしながらコーディネートを楽しめるでしょう。
バランスを取るためにも全体的に、上に重心を持ってくることがスタイルアップのコツです。ロングコートを選ぶ場合は、ウエストマークのあるものを選ぶと、メリハリあるファッションにできます。
※この記事は2022年1月の記事を再編集して掲載しています。
■もっと知りたい■