1日1か所「断捨離」のススメ#2
【出掛ける前5分の断捨離】必要なのは紙袋だけ!美しいゴミ捨て実践法
【出掛ける前5分の断捨離】必要なのは紙袋だけ!美しいゴミ捨て実践法
更新日:2025年12月29日
公開日:2025年12月26日
教えてくれるのは、やましたひでこさん
断捨離(R)の提唱者。クラターコンサルタントとして、モノ・空間・時間への執着を手放し、快適な人生を取り戻す方法を提案。片付けを単なる整理整頓にとどめず、思考や生き方を見直す実践的なメソッドとして広め、世界各国で多くの支持を集めている。著書に『引き出し1つから始める 1日1か所 断捨離』(大和書房刊)など多数。
「満タン」にしない。美しく始めるゴミ捨て断捨離
第1回は、断捨離が「引き出し1つ・1日1か所」なら続く理由 を紹介しました。今回は、出掛ける前の「美しいゴミ捨て」実践法を取り上げます。
私が「出掛ける前にする断捨離」の筆頭はゴミ捨てです。帰ってきたときの部屋の状態を想像すると、ゴミを放置してはおけません。
ゴミ出しにも、燃えるゴミ、燃えないゴミ、資源ゴミ、粗大ゴミといろいろあります。
わが家のマンションには24時間ゴミ出し可能のゴミ置き場があるので、出がけに置いてくることができます。ありがたいことですね。
私は紙袋をゴミ箱として使用しています。キッチンには大きめの紙袋を、洗面台には小さめの紙袋をセットします。そこにポリ袋をかぶせて、ゴミが出たら頻繁に交換。紙袋が汚れたりよれたりしたら、そのものをゴミに出します。
ゴミが溜まったポリ袋は大きなゴミ袋にまとめます。「ゴミ袋が満タンになったらゴミ出しする」というポリシーの人もいますが、私はこれを推奨しません。満タンになったら 洗濯機を回す、満タンになったら食洗機を回すのも同様に、この発想を「満タン思考」といいます。
満タンになったら……と考えていると「まとめ家事」をすることになり、作業が大ごとになります。また、満タンになるまでに時間が経過するため、ニオイのもとになることも。さらに満タンになっていることで「もうこれ以上入らない」という取りこぼし、積み残しも発生します。
満タン思考は、つまり節約思考でもあります。お金に換算して、電気代・水道代、あるいはゴミ袋1枚の節約になると考えているのです。その年間1万円を節約するためにどれだけのストレスが生じているのでしょうか。それを考えたら、この1万円を使ったほうが俄然、気持ちよく暮らせます。
私はゴミ袋が7割ほど埋まったら、袋の口を縛ります。すると、運ぶときに重過ぎず、持ち手にも余裕があり、回収業者さんも扱いやすくなります。
いつもゴミ出しは美しく。回収する人への思いやりを忘れずにいたいと。始末のいい人になりましょう。
やました流「ゴミ箱、ココに置いてます」
各部屋にゴミ箱は置きません。目的別に紙袋1つずつ、計3つ。個室で出たゴミは、持ち歩いてここにポイ。ゴミ出しも出掛ける前に手間いらずです。
■キッチンのゴミ&生ゴミはここに

食材の切れ端や食べ残し、紙類のゴミは、冷蔵庫の横にセットされたゴミ箱へ。
■洗面所のタオル置きの下に

紙袋タイプのゴミ箱は、存在をアピールすることなく、インテリアになじみます。ゴミ箱( 紙袋)が汚れたりグシャリとなったら交換どき。
手順を大公開!「美しいゴミ捨て」レッスン
「始末のいいゴミ捨て」のカギは、フットワークの軽さと満タンにしないこと。プラス、ゴミ回収してくれる人への想像力。さあ、やましたひでこ流ゴミ捨てレッスン開始!
(1)ゴミ箱は紙袋。空間の邪魔になりません

オンラインショップで10枚セットで購入した、大小の紙袋をゴミ箱として使用します。大きいサイズは床置き用、小さいサイズは台置き用。
(2)紙袋にこうしてポリ袋をセット

大きいサイズの紙袋に30Lや45Lのポリ袋をかけて使います。こうしてフットワークの軽い移動式ゴミ箱の出来上がり。
(3)角をきちんとして見栄えよく

ポリ袋の扱いも見栄えよく。「ひと手間」を惜しんでおざなりにしておくと、お手入れ意欲を削いでしまいます。
(4)生ゴミは小さなポリ袋にまとめて

食材を切るとき、まな板の横に小さなポリ袋をセットして。食後の後片付けで出た生ゴミもどんどん放り込んでいきます。
(5)7割で袋を縛ればニオイなし

小さなポリ袋が7~8割まで埋まってきたら、口を縛ります。満タンにしてから縛る、の固定概念を捨てましょう。
(6)小さなゴミ袋→大きなゴミ袋にまとめて

ゴミ出しする際は、冷蔵庫脇にセットされたゴミ袋に、生ゴミの小さな袋をまとめて。ゴミ袋はケチケチしないのがコツ。
バッグの中もゴミ箱。「全出し」で1日をリセット
ゴミ出しは、ゴミ箱だけではありません。持ち歩いているバッグの中を見てみましょう。
入れっぱなしのゴミが出てきませんか。ペン、マスク、ガムの包み紙、ティッシュを丸めたもの。奥のほうでアメが溶けているなんてことも。
そう、バッグは持ち運びのゴミ箱と思っていいでしょう。
私たちは外出すると、その日1日のゴミをバッグに入れて持ち帰ってきます。できれば、その日のうちに「全出し」することがベストですが、次に出掛ける前でもOK。
「全出し」すると、入れっぱなしのモノがなくなるため、必要なモノがクリアになります。忘れ物、探し物もなくなります。
ぜひバッグの断捨離を習慣化してくださいね。
■バッグは洋服と並んで待機

クローゼットの一角で、心地よさそうにハラハラと置く(掛ける)のがポイント。バッグ好きだからこそ、使わないバッグは持ちません。
次回の記事では、「寝る前の「キッチン」断捨離。引き出しに入れるアイテム数の正解は? 」を紹介していきます。
写真(PIXTA表記以外):高野大(フォトアートたかの)
※本記事は、書籍『引き出し1つから始める 1日1か所 断捨離』より一部抜粋して構成しています。
■「1日1か所「断捨離」のススメ」をもっと読む■
#1: 断捨離が「引き出し1つ・1日1か所」なら続く理由
#2:出掛ける前5分の断捨離!「美しいゴミ捨て」実践法
#3: 寝る前の「キッチン」断捨離。引き出しに入れるアイテム数は?
もっと詳しく知りたい人は、やましたさんの書籍をチェック!
断捨離は一度したら終わりでなく、日々のお手入れ。「どこから手をつければいいかわからない」という人に向けて、“引き出し1つ・1日1か所”という小さな区切りで進める断捨離の方法を紹介。片付け下手でもすぐに実践できる一冊です。




