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2023.04.22
更新日:2025年02月22日 公開日:2025年02月13日
断捨離後の処分方法5つ&おすすめサービスも紹介!
衣替えでの断捨離はメリットたくさん!残す?残さない?進め方も紹介!
衣替えを始めてみたものの、「衣類が多過ぎてなかなか進まない!」ことも多いもの。そんなときは、断捨離®︎をする絶好のチャンス!いらない服を処分すれば、収納スペースがあいたり次回からの衣替えが楽になったりなど、たくさんのメリットが得られます。
衣替えで断捨離®︎をするメリット

断捨離®︎とは、ヨガの「断行(新しく入ってくる不要な物を断つ)・捨行(家にある不要な物を捨てる)・離行(物への執着から離れる)」から生まれた言葉。作家のやましたひでこさんが提唱する断捨離は、片付けを通して心地よく暮らすことが目的です。
物に左右されるのではなく、「自分が快適か・不快か」を軸に、不要な物を減らして理想的な空間を目指していきます。

気付くとクローゼットや押し入れに洋服があふれ返り、衣替えがなかなか進まないということはありませんか?
しまっている服をいったん外に出すこの機会を利用すれば、それほど苦を感じずに断捨離®︎ができます。
ここでは、衣替えで断捨離をするメリットを紹介します。
スペースがあいてすっきりする
衣替えのタイミングで断捨離すると、今着ている衣類だけでなく次のシーズンに着る衣類も同時に選別できるため、収納する衣類が減って収納場所のスペースがあきます。
衣類であふれたタンスやクローゼットでは、適切に収納できません。
しかし断捨離によってスペースがあくと、コート・ジャケットなどのアウター類やスカート・パンツをハンガーにかけたり、Tシャツやニットなどを引き出しのある収納にしまったりできます。
衣類を適切な場所に分類して収納することで、クローゼットの中がすっきりするため、ほこりが溜まりにくくなるうえ、清潔に保ちやすくなる効果も期待できます。
気分転換になる
新しい季節の訪れを感じられる衣替え。同時に断捨離をすることで、気分転換にもつながります。
収納スペースに余裕ができるだけでなく、心もすっきりとして余裕が生まれるため、「今シーズンも頑張ろう」と気分がリフレッシュされます。
また、ごちゃごちゃした収納スペースでは見つけられなかった服が、衣替えで見つかることもあるでしょう。お気に入りの服に久しぶりに袖を通すことで、少し新鮮な気持ちになれます。
洋服を選びやすくなる
衣替えで断捨離をすると、クローゼットや引き出しの中が整理しやすくなり、どれがどこにしまってあるかを改めて把握できるため、探し物をすることがなくなります。
朝の忙しい時間にクローゼットを引っかき回すこともなくなって時間に余裕ができ、ゆっくり朝ごはんを食べたりメイクに時間をかけたりできるようになるでしょう。
また、衣類が減ることで選択肢が減り、それとともに迷いも減るため、日々のコーディネートを考えるのも楽になります。
自分の好みを把握できる
断捨離をする過程で、持っている服を一枚一枚手に取り、今後も着るかどうか考えることで、自分の好みを把握できるようになります。
「この服のデザインや色は好きか」「魅力的に感じるか」など、じっくり考えてみると、徐々に自分はどのようなスタイルやテイスト、カラーが好きなのか理解できるようになるでしょう。
これにより、日々のコーディネートを楽しくスムーズに組めるようになり、ファッションに対する自信も高まります。
次回からの衣替えが楽になる
衣替えに便乗して断捨離をすると、次回からの衣替えが楽になります。
ただ単にいらない衣類を断捨離するだけでも数が減って時間がかからなくなりますが、収納方法を工夫するだけでさらに楽になります。
おすすめは、しまう衣類を素材ごとに大まかにまとめておく方法です。
オフシーズンの衣類は、一般的に季節で分類して収納することが多いですが、ウールやコットンなど素材でひとまとめにしておくと、出し洗いの方法や防虫対策が同じなため、次回の衣替えで仕分ける手間が省けます。
衣替えに適した時期はいつ?

衣替えを季節の変わり目に行うことは知っていても、暑い日もあれば寒い日もあって、「結局いつすればいいの?」と困ってしまうこともあります。
まずは一般的な衣替えの時期を知っておきましょう。一般的に、暑くなる前と寒くなる前の2回行うことが多いですが、人によっては春服と秋服に移行する時期にも衣替えをする場合もあります。
以下は、一般的な衣替えの時期です。
- 春服:4月1日
- 夏服:6月1日
- 秋服:9月1日
- 冬服:10月1日
衣替えに適した時期は、住んでいる地域やその年の気温によっても適切な時期は異なります。特に近年は暑い時期が長引くことも多いため、上記の一般的な衣替えの時期は目安として知っておきましょう。
では、結局衣替えはいつすればよいのかというと、以下のように「最高気温」を目安にするのがおすすめです。
- 春服:15〜20度
- 夏服:22度以上
- 秋服:15〜20度
- 冬服:15度以下
最高気温が上記の温度になる日が増えてきたら、早めに衣替えに取り掛かりましょう。
衣替えで断捨離をするときの進め方

衣替えで断捨離をするときは、以下の流れで進めるのがおすすめです。
- クローゼットやタンスの衣類を一度全部出す
- 残す服・残さない服・保留にする服にわける
- 残す服をクローゼットに収納する
- 残さない服の処分方法を決める
ここでは、断捨離の進め方について、さらに詳しく解説していきます。
クローゼットやタンスの衣類を一度全部出す
まずはクローゼットやタンスに入っている衣類を一度全部出しましょう。
自分がどんな服を何枚持っているのか、全体像を把握することで、後で断捨離する服を決めやすくなります。
また、しまっていた衣類を実際に手に取り、傷み具合やサイズ感、今の自分に合っているかなどの確認もしやすくなります。
クローゼットやタンスからすべての衣類を出して確認するとなると、かなり時間がかかるだけでなく、慌ててやると判断が鈍ってしまうため、丸一日時間があいている日の午前中から始めるのがおすすめです。
残す服・残さない服・保留にする服にわける
クローゼットやタンスから衣類をすべて出したら、衣類の状態を確認しながら残す服と残さない服、保留する服にわけていきましょう。
処分するかしないかの2択で判断してしまうと、後で「断捨離しなきゃよかった」と後悔することもあるため、あえて保留の選択肢も作っておくことが大切です。
仕分けするポイントは、2年間一度でも袖を通したかどうか、今の自分の体型や雰囲気に合っているか、毛玉やシミ、色あせなどが許容範囲内かどうかです。
以前はお気に入りでよく着ていた服でも、今見てみると全然輝いて見えないということもあるでしょう。
残すべきか残さないべきか迷うときは、1シーズン保留にしてみて、それでも着る機会がなかったら次の衣替えで処分しましょう。
ただし、行事服は年齢や体型に合っていて今着てもおかしくないデザインであれば、残しておくことをおすすめします。
残す服をクローゼットに収納する
残す服が決まったら、しまい洗いをしてからクローゼットに収納します。
このとき、あらかじめアイテムごとに大体の収納場所を決めておくとともに、クローゼットの中を掃除しておくのがおすすめです。
引き出し式の収納ケースにしまう場合は、服を畳んで縦に収納すると、引き出しを開けた際にどの服がどこにあるか一目で確認でき、シワもできにくくなります。
ハンガーにかけて吊るす場合は、シワを防いで取り出しやすくするために、少し余裕を持たせた状態にするのが理想です。
残さない服の処分方法を決める
最後に断捨離する服の処分方法を決めます。いつまでも自宅に置いておくと、まさに「タンスの肥やし」になってしまうため、処分すると決めたら、できるだけ早く実行するのがポイントです。
残す服をクローゼットに収納したら、残さない服をさらに仕分けしていきます。
ヨレヨレでもう着られない服はゴミ袋へ。まだ着られそうな服は、捨てる以外の処分方法を検討しましょう。
衣替えで断捨離した服の処分方法

衣替えで断捨離した服の処分方法には、主に以下の5つがあります。
- 自治体のゴミとして処分する
- 不用品回収業者に依頼する
- フリマアプリやネットオークションで売る
- 店頭の衣類回収ボックスを利用する
- 寄付をする
ここでは、それぞれの処分方法について紹介します。ぜひ、自分が納得できる方法を選んでみてください。
自治体のゴミとして処分する
一つ目は、自治体のゴミとして処分する方法です。
古くなってシミや破れなどがあり、もう着られないと判断したものはゴミとして処分しましょう。
ただし、自治体によって燃えるゴミとして回収している場合もあれば、資源ゴミとしてリサイクルに回している場合もあります。事前にゴミの分別ルールや回収日を確認し、正しく処分しましょう。
不用品回収業者に依頼する
衣替えで断捨離すると同時に古くなった収納ボックスを一新した、衣類の他にもクローゼットから不用品がたくさん出てきたなどの場合は、不用品回収業者に依頼するのもおすすめです。
業者によっては、不用品の買取もしてくれるため、売ったお金を依頼料に役立てられる可能性もあります。
また、自分一人で断捨離すると不用品一つ一つをそれぞれ処分しなければいけませんが、不用品回収業者であれば、一括で引き取ってもらえるのもメリットです。
フリマアプリやネットオークションで売る
断捨離した衣類は、スマホで手軽に手続きができるフリマアプリやネットオークションで売るのもよいでしょう。
特にもともと利用している人は、わざわざ登録する必要もなく出品の手順にも慣れているため、おすすめの方法だといえます。
出品手続きや梱包、発送の手間はかかりますが、ブランドの服や流行の服、ほとんど着ていない新品同様の服など、高値で売れることが予想されるものは、納得のいく取引ができる可能性が高いです。
店頭の衣類回収ボックスを利用する
近年、衣類の廃棄問題を解決すべく、リサイクルを意識した「衣類回収ボックス」を設置するアパレルブランドが増えているのを知っていますか?
例えば、UNIQLOやGU、無印良品、パタゴニアなどでは、店頭にリサイクル用の回収ボックスを設置し、自社製品を対象に衣類回収を行っています。
ほかにも、adidasやH&Mでは自社製品だけでなく他ブランドの衣類も回収しています。
ブランドによっては、無料回収に協力するとお得なクーポン券やポイントがもらえることもあるため、住んでいる地域に店舗がある場合は、利用を検討してみるとよいでしょう。
寄付をする
まだ着られるけれど自分には似合わなくなった、サイズが合わなくなったなどの理由で処分を検討している場合は、NPO団体や企業が運営している寄付プログラムを利用するのがおすすめです。
梱包する段ボールの費用や送料などは贈る側が負担するケースがほとんどですが、ゴミとして捨てるにも自治体指定の有料ゴミ袋を購入しなければならないため、どうせ処分するのであれば必要としている人の役に立つ形で処分できる寄付を検討してみましょう。
ただし寄付できる品目は団体や企業によって異なる点に注意が必要です。事前にホームページでしっかりと確認し、受付可能なもののみを寄付してください。
衣替えで断捨離した服は「古着でワクチン」で社会貢献に活用しよう!
「ハルメク 古着でワクチン」は、衣替えで断捨離した衣類を社会に役立つ形で処分できる寄付付きお片付けサービスです。
ハルメク公式通販サイトから専用の回収キットを購入し、いらない衣類を回収袋に詰めて贈るだけで、社会貢献につながります。
回収された衣類はカンボジアで販売されたり、適した国へ再輸出されて再利用されたり、など衣類を必要としている人のもとへ届けられます。
さらに、回収キット(中サイズ)を一つ購入するごとに「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」を通じてミャンマー・ブータン・ラオス・バヌアツの子どもたちにポリオワクチン20人分が届けられるのも、「ハルメク 古着でワクチン」の特徴です。
衣替えで断捨離した衣類をただ捨てるのではなく人の役に立つ形で処分したい、さらにポリオワクチンを贈って社会貢献もしてみたいという人は、ぜひ「ハルメク 古着でワクチン」を利用してみてください。
衣替えで断捨離をして身も心もスッキリ軽くなろう!
一般的に年に2回行うことが多い衣替えは、衣類を入れ替えるだけでも重労働。今は安くて高品質な服がたくさん販売されているため、シーズンごとに買い足してしまい、「もうクローゼットに収まりきらない」という人も多いのではないでしょうか。
そんなときは、衣替えを利用して断捨離を行うのがおすすめです。服の選別を進めると、クローゼットやタンスが軽くなるだけでなく、気分もスッキリして心も軽くなります。
ぜひ、衣替えを利用して、いらない衣類の断捨離をしてみてください。
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