50代からの女性のための人生相談・92
人生相談:物価も光熱費も高騰…節約術を知りたい!
人生相談:物価も光熱費も高騰…節約術を知りたい!
更新日:2023年01月27日
公開日:2022年08月25日
57歳女性の「物価と高熱費の高騰。快適に過ごせない…」というお悩み
物価と光熱費の高騰で快適な生活ができず、いろいろなことを我慢しています。
どうしたら費用をかけずに快適な暮らしができるか、個人でできる対処方法などを教えてください。
(57歳女性・ぱぴ0618さん)
畠中さんの回答:各項目で予算アップと予算ダウンのすみ分けを

2022年に入ってからの物価の高騰は、多くの家計を直撃していますね。私自身も、買い物をしているとき、「これも上がった、あれも高い」など、気が滅入る機会が多くなっています。
食費については、日常的に費用が掛かるものですから、予算を増やさないように少しでも安いお店を利用したり、割引商品を購入するように努力しているご家庭も多いはずです。
とはいえ、食費の予算がアップするのを避けるのは難しいですし、がんばりすぎないほうがいいとも思います。
食費のアップを抑えようとすると、献立の数が減ってしまいがちですし、ご飯やパン、麺類などの炭水化物の量が増えてしまうケースが多くなるからです。
炭水化物の量が増えてしまうと糖質の摂取量が増え、糖尿病リスクが高まります。食費の節約が医療費の高騰につながる可能性もあります。食費の節約はほどほどにして、数千円程度の予算アップは許容したほうが現実的だと考えます。
具体的に食費の予算は、月に3000円程度アップしても許容してはいかがでしょうか。
月々の貯蓄が十分にできていれば、アップした分は許容範囲と割り切ってもいいと思います。貯蓄があまりできていない場合は、他の費目を減らすことで調整しましょう。
食費は予算アップ!他の費目で吸収を検討

例えば、食費の予算を3000円アップするなら、通信費やおこづかい、教養娯楽費を1000円ずつ減らして、アップした分の吸収を目指すのです。
いっぺんに5000円や1万円といった金額を減らすのはきついですが、いくつかの費目で1000円程度ずつの節約を目指したほうが、実現可能性は高まるように思います。
家計費の予算を組み直す場合は、月の支出額をきちんと把握する必要があります。

家計簿を付けていれば、すぐに予算の組み換えを検討できますが、付けていない場合は直近の3か月くらいでいいので、家計簿を付けましょう。ただし、今から家計簿を買う必要はなく、ノートに支出額を書き出していくだけでOKです。
3か月程度の記帳をおすすめするのは、平均額をつかむ必要があるからです。1か月分だけの記帳ですと、他の月の支出額がわかりません。予算を組み替えるときは、平均額を目安に、どのくらい減らすのかを検討する必要があります。
光熱費は節約習慣のルーティン化が必須

次は、光熱費についてです。「費用をかけずに、快適な暮らしをする」ためには、節約習慣を身に付けて、効果を上げるしかありません。
光熱費を抑えるための方法について、いくつか例をあげてみましょう。
1.炊飯器は炊くときだけ、電源を入れる
ご飯を炊いたら保温はせずに、炊飯器からすぐに出します。冷めたら冷蔵庫で保存して、食べる時に電子レンジで温めるようにします。
2.冷蔵庫には食品を詰めすぎない
冷蔵庫は詰めこみすぎず、冷凍庫にはできるだけ食品を詰めこむことで、電気代の節約につながります。また放熱効率をアップさせるために、冷蔵庫の周りはできるだけスペースを作ったり、冷蔵庫のうえにものを置いている場合は移動させましょう。
3.エアコンはフィルターを掃除
エアコンは設定温度を控えめにするだけではなく、こまめにフィルターの掃除をすることで節電になります。夏は扇風機と併用すれば、室内の空気が拡散されて、足元だけではなく、上半身も涼しくできます。
4.電気の契約先を変更する
ただし、変更先は自社で発電している会社でないと、逆に電気代が高くなる可能性もある点に注意が必要です。電気とガスをセットプランにする方法も検討しましょう。
ここにあげたような光熱費の節約方法については、ネットでもたくさん見つけられます。
「光熱費 節約」などと検索して、自分に合った節約方法を見つけ、その習慣をルーティン化することが、節約を継続できるコツといえるでしょう。
回答者プロフィール:畠中雅子さん

はたなか・まさこ 1963(昭和38)年生まれ。ファイナンシャル・プランナー、CFP(R)。『お金のプロに相談してみた!息子、娘が中高年ひきこもりでもどうにかなるって本当ですか?』(時事通信社)他、著書は70冊以上。また「ミニチュアワールドと観光列車」に造詣が深くブログを開設している。
構成=石丸繭子(ハルメクWEB)
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