50代からの女性のための人生相談・18
人生相談:毎月生活費がマイナスで貯金ができない!
人生相談:毎月生活費がマイナスで貯金ができない!
更新日:2022年08月13日
公開日:2021年05月23日
48歳女性の「貯金ができない」というお悩み

毎月、生活費を決めて使っていますが、どうしても収支がマイナスになり、貯金できません。
使う前に貯金として、1万円を別口座に移していますが「生活費が足りないのに貯金などするな」と主人に反対されてしまいます。どうすれば、貯金ができるようになりますか?
毎月、貯金ができない生活は、とても不安です。
(48歳女性)
畠中雅子さんの回答:まずは貯蓄ができない原因を考える

貯金が増えないと、老後のことを考えても不安になりますよね。気持ちが焦ると思いますが、原因をきちんと見つめ、対応策を考えてみましょう。
貯蓄ができない原因が高校生以上のお子さんの教育費負担にあれば、すぐの改善は難しいと思います。とはいえ、教育費負担はいずれ終わりますので、その際には今まで教育費に充てていたお金をできるだけ貯蓄に回しましょう。
お子さんが中学生以下・もしくはお子さんのいないご夫婦であれば、まだまだ家計費の見直しが可能です。
そこで今回は、予算を抑えたいときの家計管理法や、やりくりについてのアドバイスをしたいと思います。
家計管理で何より重要なのは「正しい予算立て」

家計管理で重要なのは「予算立て」です。ご相談者は生活費が月収を上回っているため、貯蓄ができていないわけです。
貯蓄をするなら「先取り貯蓄を」とよく言われますが、予算立てが間違っていると、先取り貯蓄をしても意味がありません。生活費が足りずに、貯めた分に手を出してしまうからです。
そこで、まずは家計支出をすべて書き出してみてください。書き出した時点で、月収を超えていれば、先取り貯蓄の意味がないことがおわかりいただけると思います。この場合、予算を見直さないと、いつまで経っても、同じことが繰り返されてしまいます。
予算を抑えたい場合は、「月間管理」をやめて、「週間管理」に変えるのがおすすめです。
ひと月単位で支出を管理していると、月の半ばで各費目の予算を超えてしまったら、その時点からは赤字の記帳になります。これでは、やりくりのモチベーションは下がります。
そこで、期間を1週間にして、赤字になっても翌週はリセットできるようにするのです。
週間管理に変えて、残った予算を貯蓄に

週間管理をする場合、手元で使うお金を5週に分けることをおすすめしています。
例えば、手元で使える食費と日用品費の予算が5万円だとします。これを5週で割ると、1週間に使えるお金は1万円です。
2~4週目のやりくりは厳しいはずですが、1週目と5週目は日数が少ないため、やりくりが楽になります。しかも5週目のある週は、すぐに1週目が訪れるので、予算を残しやすくなります。
1週目と5週目に残せたお金は、予算オーバーしてしまった週の補填に使ってもかまいませんが、できれば貯蓄にまわしましょう。きちんとやりくりをした結果、手元に残せたお金なので、貯蓄として積み重ねていけるはずです。
このように、家計管理のやり方を変えるだけでも、手元にお金が残せる可能性はあります。まずは、できることから始めてみてはいかがでしょうか。
回答者プロフィール:畠中雅子さん

はたなか・まさこ 1963(昭和38)年生まれ。ファイナンシャル・プランナー、CFP(R)。『高齢化するひきこもりのサバイバルライフプラン』(近代セールス社刊)他、著書は70冊以上。また「ミニチュアワールドと観光列車」に造詣が深くブログを開設している。
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