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2023.02.032023年08月09日
50代からの女性のための人生相談・129
人生相談:子どもの学費の支払いで貯蓄がなくなりそう
読者のお悩みに専門家が答えるQ&A連載。今回は50歳女性の「子ども2人の大学の学費と仕送りで、貯蓄がなくなりそう…老後の貯蓄をしたいけど、どうしたら?」という相談に、ファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんが回答します。
50歳女性の「教育費を払いながらの貯金方法」についての相談
夫53歳、私50歳で共働きをしています。次女は遠方にある私立大学に通い、高3の息子も、この春から大学に進学しました。
子どもたちには、奨学金を受けさせるつもりはなく、仕送りと教育費の負担で、今まで貯めてきた貯蓄はなくなってしまう見込みです。
夫の定年は65歳なので、子どもたちが卒業したら2人で今のペースで働いて、短期間で老後の資金を貯めるつもりですが、お互いの両親の介護が入ってくると、私はどこまで働けるか……。
そのため、老後の資金が貯まらないのではないか?と不安に感じています。
住宅ローンは完済していて、子どもたちもバイトをしてくれています。仕送りと学費を払いながら、今からでもできるいい貯蓄の方法があれば教えてください。
(50歳女性・みーこさん)
畠中さんの回答:学費支払い中は少額ずつの積立貯蓄を
大学生が2人いらっしゃると、共働きであっても、貯蓄にまわす余裕がなくなるご家庭は少なくありません。娘さんへの仕送りと、2人分の教育費を負担しながら、貯蓄を増やそうと考えるのは現実的ではない面もあります。
幸い、...