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- お茶!相撲!そして俳句!世界に誇る日本の伝統文化
1000年以上の歴史がある日本の伝統文化・お茶。健康志向の高まりで、海外でも緑茶や抹茶を楽しむ人が増えているそう。最近は外国人旅行客の入国も解禁され、訪日観光客からも、日本文化にさらに熱い視線が!伊藤園「お~いお茶」の取組を取材しました。
お茶:世界でも人気!日本の伝統飲料
今、海外から注目を集めているのが「お茶」です。近年は健康志向の高まりから、海外でも緑茶や抹茶を飲む人が増えているそうです。
お茶に含まれるカテキンには抗ウイルス作用や抗酸化作用があるほか、口臭・虫歯予防・体脂肪低減など、さまざまな健康効果があることで知られています。特に、海外の健康意識の高い人たちの間では、ヘルシーなドリンクとして人気です。
また、オフィスではワークコンディショニング飲料として取り入れられていて、福利厚生の一環として、社員に無償提供しているケースも多いといいます。仕事中にお茶を飲むと「頭がすっきりする」「リフレッシュできる」と好評なのだそう。
急須離れが進んでいた日本でも、長引くコロナ禍でその状況が大きく変化。家で過ごす時間が増えたことで、お茶を楽しむ人が増え、最近は急須の販売数が増加しているそうです。
急須で入れたお茶で家族団らんを楽しむ他にも、茶会や茶歌舞伎など、さまざまな楽しみ方がある日本の伝統文化・お茶。
こうしたお茶の楽しみ方とともに、その他の伝統文化と協力して魅力を発信する取り組みも進んでいるようです。
相撲:高い格式と伝統を備える国技とお茶がコラボ!?
まずご紹介するのは、両国国技館にあるフォトスポット。「お~いお茶 オリジナルまわし」を着けて写真が撮れるフォトブースなどがあり、大相撲ファンや訪日観光客に人気のスポットになっています。
実は、これ、お茶のパイオニア・伊藤園による、大相撲の「オフィシャルトップパートナー」の取り組みの一つ。その他、お茶で力士の健康サポートをする取り組みなどを行っているそうです。
伊藤園の担当者に「なぜ、お茶と相撲?」と疑問をぶつけてみると……。
「お茶と大相撲は、ともに日本で1000年以上の歴史を紡いできました。高い格式と伝統を備える国技の相撲と伝統飲料のお茶は、日本が世界に誇るべき文化という共通項を持っています。
両者が協力し合うことで、世界中にその魅力を届け、発展につなげることができると考え、オフィシャルトップパートナーとして参画しています。本場所中には来場者に『お~いお茶』をお配りし、お茶をお飲みいただきながら大相撲を楽しんでいただいております。
これからも日本相撲協会のオフィシャルトップパートナーとしての活動を通じて、さらに日本の伝統・文化の積極的な発信と価値向上に努めるとともに、日本相撲協会およびすべての力士のみなさんの活躍をサポートしたいと思っています」とのこと。
なるほど。大相撲ファンにとっても、伝統を楽しみたい訪日観光客にとっても、文化をつなぐ良い取り組みになっているんですね。
俳句:17文字に想いを込める世界最短の定型詩
同じく、お茶と伝統文化・俳句のコラボを楽しめる「応募作品数日本一の創作俳句コンテスト」もあります。
お茶と同じ日本を代表する文化である俳句を組み合わせ、お茶に親しんでもらうと同時に、日本文化の継承と俳句の裾野を広げることを目的として開催している「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」です。
今から30年以上前の1989年、お客様に「お茶を飲むひとときをもっと楽しんでいただきたい」という想いから「お~いお茶」発売と同時にスタートしたそうです。
当時はまだ家庭でも職場でも急須でお茶を入れて飲むのが一般的な時代。冷たいお茶を缶で飲む、しかもお金を出して買うという習慣がありませんでした。
そんな中で、世代を問わず親しまれている俳句コンテストを開催し、受賞作品を「お~いお茶」の商品パッケージに掲載することで、広く缶の緑茶飲料を手に取ってもらうためのきっかけにもなったそう。
伝統的な俳句のルールにとらわれない新しい俳句の形態でありながら「心の風景を詠む」という文化を現代までつないでいるところが魅力的ですね。
最近では、俳句とビジュアルの両方で、日常生活を表現するフォトの部や、応募された俳句から音楽を作る「俳句でつくる!ミュージッ句」プロジェクトなど、新たな取り組みもスタートしているそうです。
お茶を飲んでくつろぎながら、一句詠んでみるのもいいかもしれませんね。
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