大人に人気の趣味は?50代女性におすすめの自分磨き
2024.04.252022年05月31日
ちょっとの時間で、ほっと手作り
デザイナー・塚田紀子さんに学ぶ「ステンシル遊び」
図案を切り抜いた型に色を付けて、簡単に絵付けが楽しめるステンシル。布小物やポストカードに絵柄をあしらえば、たちまち自分らしいオリジナル小物が出来上がります。ステンシルの楽しみ方を、デザイナー・塚田紀子さんに教えてもらいました。
ステンシルに必要な材料をそろえよう!
ステンシルで絵付けをするにはいくつか道具が必要ですが、クリアファイル、布用スタンプ、ステンシル用筆もすべて100円ショップで手に入ります。
▼型作りに使うもの
・油性ペン(細め)
・デザインカッター
(またはカッター)
・クリアファイル
・マスキングテープ
・カッターマット
▼色付けに使うもの
・ステンシル用筆(太・細)
・布用スタンプ台
・マスキングテープ
・キッチンペーパー
クリアファイルを切り抜いて型を作ろう!
道具がそろったら、クリアファイルに好みの実物大図案を写し、さっそく作ってみましょう。
▼プリントしてすぐに使える!ステンシル図案
絵付けの手順をチェック!5ステップで簡単
準備ができたら、さっそく絵付けをスタート! 図案に沿ってクリアファイルをカットして型を作ったら、色を付けていきましょう。※写真は複数あります。Yahoo!など外部サイトでご覧の方は写真の「>」マークでスライドして確認ください
1.図案を写します
実物大図案の上に、適当な大きさにカットしたクリアファイルをマスキングテープで固定し、油性ペンで輪郭をなぞります。
2.図案を回しながらカットします
「1」で書き写した線の外側をデザインナイフでなぞりながらカットしていきます。細かい部分はクリアファイルを動かしながらカットすると、きれいに型抜きができます。
3.色を付けます
布に型を重ねてマスキングテープで固定します。筆にスタンプ台の色をとり、キッチンペーパーの上で軽く色を落としたら、図案の輪郭に沿って筆を叩きつけるように色付けします。
4.重ね塗りで色を濃くしていきます
一度にべったり色付けせず、重ね塗りで濃くするときれいに。すぐに別色を重ねても混ざりません。筆の太さは好みで使い分けて。
5.アイロンをかけます
布用スタンプの色は、アイロンがけすることで布に定着します。このひと手間で洗濯しても色落ちしなくなります。
ステンシルで自由にオリジナル作品作りを楽しもう!
型は一度作れば繰り返し使えるので、色違いで絵付けしたり、図案を反転させたりしてもOKです。
例えば、こちらの作品の2匹並んだ猫は、同じ図案を使っています。左右を反転させて型を置き、左は黒猫、右は茶色と白で色付けしました。
△と□の単純な図案も、並べ方や色を変えると仕上がりの印象は一変! 普段使いのランチョンマットもステンシルで模様をプラスすれば、おやつタイムを盛り上げる格好のアイテムになります。
慣れてきたら市販の図案集を使ってみたり、手書きのイラストを写したりして、自由にステンシル遊びを楽しんでくださいね。
教えてくれたのは…
塚田紀子さん
つかだのりこ。「きものリフォーム」の“アイデア巻きスカート”など、ハルメクでも人気のデザイナー。ステンシルやガラスエッチングも得意とし、さまざまな作品を書籍などで発表しているほか、鎌倉「アウトサイドイン」で手作りワークショップも行う。
構成=大門恵子(ハルメク編集部) デザイン・製作=塚田紀子 撮影=公文美和 スタイリング=石川美和 デジタルトレース=大樂里美
※この記事は2018年9月号「ハルメク」に掲載された内容を再編集しています。
■もっと知りたい■
- 大人に人気の趣味は?50代女性におすすめの自分磨き
- 簡単リメイク!縫わないTシャツエコバッグの作り方
- 使い捨てマスクが何度も使える!マスクカバーの作り方
- 岡野てるみさん直伝!おいしい紅茶の淹れ方のポイント
- 大人の塗り絵で認知症予防!「マンダラ塗り絵」とは?
※雑誌「ハルメク」は定期購読誌です。書店ではお買い求めいただけません。詳しくは雑誌ハルメクのサイトをご確認ください。