スマホの「わからない」を解消!【基本編】#2

スマホの触り方の正解…タップはゴマ粒を拾う力加減で

公開日:2023.07.03

更新日:2024.02.05

スマホ操作の基本である「タップ」「長押し」「スワイプ」のやり方を画像でわかりやすく解説します。触れ方を再確認してトラブルを回避しましょう!※各専門家が「スマホのわからない!」を丁寧に解説する全13回の特集企画の第2回です。

手順は正しいのにうまく動かない!理由は基本操作かも?

「スマホを使いこなすには、とにかく使って慣れるのが近道です」とスマホ活用アドバイザーの増田由紀さん。

「手順は正しいはずなのにうまく動かないなら、“タップ”や“スワイプ”などの基本動作ができていないのかも。スマホの触り方にはちょっとしたコツがあるので、その“勘どころ”を押さえることが大切です」と増田さんは言います。

他にも、スマホに表示される“マーク”の意味をざっくりとつかむ、入力で間違えがちなポイントを知っておくなども、スマホ操作の“勘どころ”。それを押さえれば、マニュアルを丸暗記しなくても “こんな感じかな?”と勘で操作できるようになります。

「いろんな便利機能があるスマホを持っているのに電話とLINEしか使わないのは、大邸宅に住んでいるのに玄関だけで暮らしているのと同じで、実にもったいない。失敗してもスマホは壊れたり爆発したりしないので、まずはどんどん使ってみてください!」と増田さん。

【タップ】指の腹でゴマ粒を拾う力加減で!

【タップ】指の腹でゴマ粒を拾う力加減で!

指の腹でスマホ画面を「トン」と軽く押します。机の上のゴマ粒の中から目当ての1粒を拾い上げるイメージで、狙った場所に命中させましょう。

【長押し】優しく触れて指を離すまでがワンセット

【長押し】優しく触れて指を離すまでがワンセット

「長押し」と呼ばれますが、タップより少し長く、1秒ほど画面に指を置いてから離すだけ。ギュッと強く押す必要はありません。

【スワイプ】障子のホコリを指で拭うように

【スワイプ】障子のホコリを指で拭うように

スマホ画面に指を置き、そのまま画面から離さず滑らせます。障子の桟のホコリを指で拭う感じで、やさしく滑らせるのがコツ。

次回は「間違った!」と思ったときの対処法。知っておけば、いろいろ試せて、スマホをより楽しめる小技です。

教えてくれたのは:増田由紀(ますだ・ゆき)さん

雑誌「ハルメク」の連載「新スマホ塾」でもおなじみのスマホ活用アドバイザー。50代60代の女性に向けたスマホ講座の経験が豊富で、初心者にもわかりやすい指導に定評がある。

取材・文=松尾肇子、井口桂介(ともにハルメク編集部) 撮影=中西裕人

※この記事は雑誌「ハルメク」2022年8月号に掲載し、2023年7月にWEB公開した記事を再編集して配信しています。

記事内に掲載したスマホはAndroidは「AQUOS sense6」、iPhoneは「iPhone SE(第3世代)」を使用しています。操作、画面の情報は2022年6月20日現在のものです。

動画ならわかりやすい!スマホの基本操作

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■スマホの「わからない」を解消!■

  1. 「スマホ」のわからないを解決するカギは基本にあり!
  2. スマホの触り方の正解…タップはゴマ粒を拾う力加減で
  3. スマホ操作で間違えるのが怖い…どうすればいい?
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