小柄な人でもおしゃれにスタイルアップする秘密

ヒールじゃなくても脚が長く見えるファッションのコツ

公開日:2019.04.28

身長アラウンド150cm。通販誌「ハルメク おしゃれ」の編集者が、低めの目線から観察するファッションをつづります。今回は、今回は、低身長・ヒールなしでも、脚長でスタイルよく見えるおしゃれのヒミツに迫ります!

パーティーの前と後で、身長が違う

こんにちは。新元号が令和になっても、相変わらず身長は低め安定の、ファッション編集ちびっこです。

先日、桜が満開の中、友人の結婚式に参列してきました。

結婚式、といえば、ドレス。
ドレス、といえば、ヒール。

普段はぺたんこシューズ愛用の私も、この時ばかりはとっておきの8cmヒールを靴箱から出し、さっそうとお出かけ!

しかし。

会場までは約1時間。電車移動で、途中の乗り換えは階段だらけ。結婚式場は見晴らしのいい坂道の上。

無理です。

かくして8cmヒールをカバンにしまい、足元はスニーカー。式の前にヒールに履き替え、二次会への移動ではまたスニーカーで登場。

式前と式後の両方で会った人たちは「あれ?あの人、縮んでない?」という、不思議の国のアリス的なハプニングに巻き込まれることになります。

ヒールさえ履けば、私だってそれなりに……!

15cmヒールで結婚式へ

多様性が認められる昨今、結婚式にヒールなしで参列する選択肢も十分にあり得ますが、でもやっぱり履きたい。

なぜかって?

スタイルよく見えるからに決まってます!

なんだか格好悪く見えるなあと思う服も、高めのヒールを履くだけで「あ、イケてるかも」となる。

ヒールの魔法は偉大です。

ちなみに私が自分の結婚式で履いたヒールの高さは、15cm!

もはや歩く目的ではなく、スタイルよく見せるためだけに開発された、花嫁のための戦闘シューズ。履いている本人としては、兎にも角にもバージンロードで転倒しないことを祈るばかりでした。
 

ヒールなしでも脚長に!? そのヒミツは「色の連鎖」

特別なときは別にして、日々のファッションで高いヒールを履き続けるのは、私にとっては難しい。

ならばヒールなしでも脚長に見える方法はないものか。そんな私の耳に、撮影現場であるワードが飛び込んできました。

「ボトムと靴の色をそろえたら、脚が長く見えるんだよね」

!?

な、なんですって。
そんないい方法、使わない手はない。
さっそく実験開始です!

ヒールなしでも脚長に見える方法

おおっ、右の写真のほうが、確かに長く見える……!

ボトムをはいている脚と、靴をはいている足元が、色で分断されずにひとつの塊に見えることにより、脚が長いと錯覚する……というカラクリ。

「色の連鎖」による視覚効果です。

これならヒールによる靴擦れや脚のむくみを気にせず、存分に脚長ライフが楽しめる!

ちなみにワンピースやロングシャツなどを一枚で着る場合は、タイツと靴の色をそろえると、同じような効果でスタイルよく見えるそう。

シャツチュニック・マニアとして名を馳せる(?)私には朗報です。

ヒールなしでも脚長に見える方法

自分が気持ちよく過ごせないと続かない

ここまで散々ヒールは嫌だと豪語してきた私ですが、ヒールを履いたスタイルだって、実は大好きです。

高いピンヒールで堂々と歩く女性はすてきだし、デニムにヒールを合わせた服装も、色っぽくてカッコイイ。

でも、毎日は無理。

少し幅広の私の足は、とんがりヒールを履くと必ず指の付け根が痛くなるし、外歩きの多い仕事の日にもヒールは向きません。

たまにはヒールもいいけれど、自分が気持ちよくラクでいられるスタイルがやっぱり一番。

そんな風に考えつつ、舞い散る桜をぼんやり眺めながら愛用のぺたんこシューズで散歩を楽しむ今日この頃です。
 


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峯積 抄公子

みねづみ・さきこ 2005年入社。高知県出身。「ハルメク おしゃれ」編集部、ファッション部門担当。身長は150cm前後を行ったりきたり。小さい頃から背が低く、整列すると前から2番目までが定位置。裾上げしたデニムの余り布で、ポシェットが作れます。

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