低身長さんのファッション着こなし術

ちびっこ、スタイリスト直伝の着やせテクを習得する

公開日:2019/01/18

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身長アラウンド150cm、通販誌「ハルメク おしゃれ」の編集者が、低めの目線からファッションをつづります。今回は、正月太り対策に習得したい「着やせテク」。どうやったら洋服だけでスタイルがよく見える? 白シャツ+デニムの定番コーデで考えます。

低身長ファッションスタイリスト直伝のやせ見えテクを習得する

身長の小ささと細さは比例しない。低身長ファッションの試練

当連載第2回「ちびっこだって帽子をかぶりたい!選び方を徹底考察」にて、こんな図をお載せしました。

「高身長でスタイル良好な人物をそのまま縮小するならば、低身長でもスタイル良好なはず」という図

「高身長でスタイル良好な人物をそのまま縮小するならば、低身長でもスタイル良好なはず」という図です。けれど現実は厳しく、人間頭の大きさってものは身長にかかわらずほぼ一定であるからして、低身長は頭でっかちに見えがち、というお話でした。

しかし、厳しさはそれだけではないのであります。長方形を縮小していけば幅も狭まりますが、人間の場合こうはいきません。幅、細いとは限らない。サイズは人による。私の場合、最近とみにてっぷり。

長方形を縮小していけば幅も狭まりますが、人間の場合こうはいきません。

ファッションのためにやせたいが、結局服で細く見せたいという戯言

で、十数年ぶりにスポーツジムに足を踏み入れたわけです。少しでも縦横の比率を正して、素敵にファッションを楽しめるように。 

※画像はイメージです。
※画像はイメージです。

……でもほら、いい歳だし。無理すると筋とか骨とか危ないし。しめしめ、マシンが満員だから走れないな。あ、今日は月がきれいだからおうち帰ろう。というわけで入会から1ヵ月、体とサイズの変化は特に見られずにおります。

だいたい、日中の活動に全精力を傾けて夜はぐっすり眠るのが健康的で、椅子に座ってパソコンに向かい、摂ったエネルギーも使いきれずに夜マシンに向かって発散するような、こんな世の中がポイズンなのです。

というのはもうよくて、わたくし考えました。体のラインを肉で操作するのは無理だから、その外側を包んでいる服、これを使ってやせて見せることはできないものかな。……ファッションを楽しむ目的でやせようとしたことはさておき。

そうと決まれば、頼るべきはジムにある進まない自転車や逆に動く歩道ではありません。ファッションのプロ、スタイリストさんです。

お題は、「白シャツ+ジーンズ」というド定番アイテムのコーディネート。定番コーデながら、スタイルの良し悪しでおしゃれ度にかなーり差がつく要注意な組み合わせです。

お題は、「白シャツ+ジーンズ」というド定番コーディネート。定番ながら、スタイルの良し悪しでおしゃれ度にかなーり差がつく要注  意な組み合わせです。

ほらね。

「白シャツ+ジーンズ」の着こなし術

1.パンツは細ければいいわけじゃない

編集部(以下、編)「脚を細く見せようと、スキニーなジーンズをはいてみました。」

スタイリストさん(以下、ス)「うーん、腰回りにサイズが合っているならぴっちりしてもいいんだけど、そうじゃないとパツパツで逆に太って見えることもあるのよ」

編「む、確かに股のY字シワが生々しいな」

ス「お尻がふっくらしてきたら、腰から太ももに余裕のあるサイズのパンツがいいかもね」

お尻がふっくらしてきたら、腰から太ももに余裕のあるパンツがいいかもね

ジーンズを身の丈(いや腹周り)に合ったサイズに変えました。

 

2.ウエストを絞って重心を上げる

ス「あと、ウエストを絞って重心をなるべく上に持ってくると、脚長効果があるの。ハイウエストのパンツに、シャツの裾をインする着こなしがいいんだけど……」

編「おなかや腰つき、すべてがあらわになるあのパンツインですかっ」

ス「抵抗があるなら、前側だけインする方法もあるわよ。その場合はハイウエストすぎないジーンズがいいわね」

編「当連載の初回で峯積さんが紹介した方法でブラウジングしてっと……

下半身の範囲が広がり、脚長に?

下半身の範囲が広がり、脚長に?

 

3. とにかく首を見せる

ス「あと首、手首、足首、3つの“首”を出すとすっきり見えるのよ」

編「それって、冷えを防ぐために温めなきゃいけない3か所じゃありませんでしたっけ……。やはりおしゃれは我慢⁉」

ス「足首が見えるくらいジーンズの裾をロールアップして、少し腕まくりして。あと、最近はトップスの襟を抜く(後方へずらす)のが流行ったわよね」

編「お、こなれてきたかも」

冷えと引き換えに、こなれ感を手に入れた。

冷えと引き換えに、こなれ感を手に入れた。


4. テイストミックスでおしゃれ感アップ

ス「靴はスニーカーもいいけれど、やっぱりヒールのある靴だとスリムに見えやすいわね」

編「かかとが上がると、足の甲まで“脚の続き”みたいに見えますね」

ス「シャツとジーンズにスニーカーを合わせると、全身カジュアルになっちゃう。そうじゃなく、どこかに別のテイストをミックスするのが、おしゃれに見えるポイントよ」

編「なるほどー」

ス「大人っぽいアクセサリーを足すのでもいいし、ジーンズをセンタープレスに代えても垢抜ける。春になったらシャツのインナーに、パステルカラーなんか使っても素敵ね」

編「はい、なんだか私にも春が来そうです!」

私にも春が来そうです!

私にも春が!


終わり。
 

予告:50代からの「シャツ」「デニム」「スニーカー代わりの靴」ご紹介します!

昔は似合ったカジュアルコーデ、今やってみるとどこか野暮ったい……。「ハルメクおしゃれ」3月号(2月10日発売)では、そんなお悩みに応える、熟年女性のための定番アイテムをご紹介します。着こなしスキルも大事だけれど、アイテム選びも超大事。ご期待ください!

「ハルメクおしゃれ」3月号(2月10日発売)では、そんなお悩みに応える、熟年女性のための定番アイテムをご紹介します。

撮影=佐藤彩

 

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ハルメクWEB編集部

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