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身長アラウンド150cm。通販誌「ハルメク おしゃれ」の編集者が、低身長な目線から観察するファッションをつづります。今回は、前回の「着やせ」に引き続き、スタイルよく見せる法則について。まん丸く育った体形にメリハリをつける着こなしを探ります。
冬、ちびっこは毬になる。
お正月も過ぎてしばらくたちましたが、みなさんいかがお過ごしですか。
年が明けてもあいかわらずちびっこな、ファッション編集部員です。
正月といえば実家。
実家といえば大量のごはん(うちだけ?)。
おせち、お雑煮、肉、鍋、お寿司。
姉は実家に4日ほど居ただけで2キロは太ったと嘆いていました。それを聞いた私は恐れおののき、体重計から距離をとる毎日です。
そういうわけで正月をすぎると、お腹や背中まわりがなんだか丸くなりますね。背が小さいため、このままでは毬のような体形になってしまいます。
服のバランスを見直すだけで、ダイエットできる。
そうは言っても、すぐ元に戻して!なんてわけにはいきません。
じゃあファッションでどうにかしよう、と。
前回、おなじくちびっこ編集者の村山さんが、「ちびっこ、スタイリスト直伝の着やせテクを習得する」でまさに実践していましたが、スタイルよく見せることに関して、ダイエットよりもファッションのほうが即効性が高い。
昔本で読んだ「やせて見えなければ服ではない」というセリフが物語るように、どんな薬より運動より、服のバランスを見直すだけで、見た目マイナス3キロも夢ではない!
そもそも「スタイルいい」という言葉、「背高」「脚長」「細身」さんだけのものではないはず。小さくても、「スタイルよく」見せることは可能なのです。
低身長ファッションでスタイルよく見せるコツは「大」&「小」。
スタイルよく見せる方法として、よく聞くのが「大」&「小」の法則です。
どういうことかというと、ふんわり大きめのトップスを選ぶなら、ボトムは細身に。ボリュームのあるボトムなら、トップスはコンパクトに……というもの。さまざまな本で紹介されるテッパンの着こなし術です。
これはちびっこにも当てはまる。というか、むしろちびっこにふさわしい法則とも言えます。モデルさんのように背が高く細身であれば、洋服が「大」&「大」もしくは「小」&「小」でも、もとのスタイルのよさで着こなせる。
でもちびっこ、かつ一般人の私たちは、その分、この法則が味方になってくれるのです。
早速、試してみました。

(右)トップス「小」×ボトム「大」
ふむふむ……確かに!
全体にメリハリがきいて、バランスがとれたシルエットになっています。これなら「毬」から脱出できそう!
……とは言えやってみて分かりましたが、そもそも私にとって、「大」はともかく「小」の選択肢には限界が。ぴったりしたニットを着たら、お肉の段差が容赦なく出現する。細身ボトムをはいたら、太ももとふくらはぎの形、丸見え!……なんて、できることなら避けたい事態です。
なので、「大」&「小」にプラスするべき2つの秘技
- 「丈は短めだけど、ゆとりのあるトップスを選ぶ。その上で、袖を少しまくって手首を出す」
- 「ボトムは無理せず苦しくないものを。ロールアップさせた裾に、視線を集めてカモフラージュ」
を実践! 上の写真をよく見ると、それが姑息に反映されています。
トレンドの長めチュニックも、スタイルよく着こなせる!
「大」&「小」をいちばん身近に感じるスタイルといえば、チュニック&パンツの安心コーデ。お腹まわりも隠れるし、太ももだってカバーしてくれるからこんなイイコトはありません。
でも最近このチュニック、かなり長めが流行っている様子。かくいう私もチュニック大好き。さっそくシャツタイプを購入してみました。
ひざ下ロング丈の足元に、デニムをちらり。ペタンコ靴でもいい感じ。ちょっと前なら「そのチュニック長すぎない?」となっていたはず。この数年前に買ったシャツチュニックは、確かひざ丈くらいの長さでした。
「大」&「小」の法則はテッパン。なれど、シルエットは時代とともに変わる。
トレンドを「大」&「小」のシルエットの移り変わりで見てみれば、また違ったファッションの楽しみが垣間見えるかもしれません。
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