川邉ちがや キレイはこれから。

(2)意識次第で、美はポケモンのように進化し続ける

川邉ちがや
2018/10/31 67

雑誌「ハルメク」の連載「マダムの作り方」の著者・川邉サチコさんの娘である美容家・川邉ちがやさんが“大人の女性の美の秘策”をお伝えします。第2回は年を重ねてこそきれいになった人の秘密。50代以上の女性のためのアイシャドウの色もご紹介します。

川邉ちがやのキレイはこれから
【目次】
  1. 母・川邉サチコがホワイトブロンドに移行した頃のお話
  2. キレイに年を重ねるためには、諦めない気持ちが必要
  3. ポケモンのようにより強く、進化する!
  4. これからの「キレイ」を作る、ワンポイントメイクレッスン

母・川邉サチコがホワイトブロンドに移行した頃のお話

実は、うちの次男は祖母であるサチコさん(川邉サチコ)が60代に差し掛かった時、少しずつ白髪を伸ばし始めていたのを見て、猛反対をしていたことがありました。

サチコさんの髪の毛は、当時はまだ黒髪がほとんどでしたので、段々と白髪が増えていく感じが老けていくように見えたのか、孫にとっては受け入れたくなかったのかもしれません。

川邉サチコさんの黒髪の頃
黒髪だったときのサチコさん

私は息子の発言のことはサチコさんには伝えないようにしていました。何故ならば、当時の彼女のヘアスタイルやメイクは、年齢と共に直線的でかっこいい感じに変化してきていました。この余裕を感じさせる美しさを、なんとか別の形で表現できないか? と私自身も、常日頃疑問に思っていたからです。

その後、彼女は白髪ヘアのまとめ方や色に至るまで試行錯誤していき、みるみるうちに自身に似合う、オリジナルなスタイルを作っていきました。そして、60代、70代、80代へと今の境地にいたるホワイトブロンドを作り上げていったのです。まるでその様子は、どんどん強くレベルアップしていく最強のポケモンのキャラクターみたいでした。

サチコさんが白髪を伸ばし始めたときは、まだ30代後半だった私には実感が湧きませんでした。でも今は当時の彼女の年齢に近づき、どうやって自分が進化していくか? は大きな課題の一つです。

キレイに年を重ねるためには、諦めない気持ちが必要

もしもあの時、次男の発言が彼女の決断を少しでも左右して白髪染めを繰り返して、若く見える方法を取っていたら? 今の彼女は存在しなかったのかもしれません。キレイに歳を重ねていくということは、常に進化し続けていくことなのだと、つくづく思います。そして、それを実行に移す時が、その人のチャンスポイントです。

もう「手遅れ」とか「諦める」なんていうことは、どんな人にも当てはまらないことだと大勢の女性たちを見て実感しています。先日、ある方が久しぶりの同窓会に出席された時、子どもの頃にクラスで一番の美人だった子があまり冴えていなくて、むしろあまり目立たなかった子の方が魅力的になっていた、という話をされていました。

それは、子どもの頃の「キレイ」に満足してしまい、年齢と共に変わっていく自分のイメージを変えたがらない人が多いからなのかもしれません。

しかし今の自分を諦めないで、自分に合うスタイルを考えて、常に変えていこうという強い意識がある人には、到底かなわない見えないパワーがあるのです。老いは誰にでも平等に訪れますが、自分自身のことを変えようという意識があるかどうかは、年齢が経ってからこそ違いが出てくるのでしょう。

ポケモンのようにより強く、進化する!

我が家の近所でも、一世を風靡したスマホアプリ・ポケモンGOのポケモンが出現するポイントがあり、大勢の人達が夢中になっているのを見かけます。ポケモンはより強くレベルアップして、進化させていくことが醍醐味です。

老化という敵と戦いながら、技や秘伝を使って常にレベルアップしていく――。ポケモンは美意識のお手本になりうるのです。

年々、下へ下へと重力で落ちていく顔の長さには、キュッと締まってチャーミングになるチークの入れ方があるし、窪んだ目元には赤みのない焦げ茶のシャドウを使うと上品で優しく見える、など技や秘策はいくらでもあるのです。知らないでいると本当に損をしてしまいます。たとえ一度挑戦して上手くいかなかったとしても、諦めずにまたチャレンジする気持ちが大切です。

伝説のポケモンは必ず自分の中だけに存在しているのです。信じてやってみる人だけが、キレイをゲットできるのです。

これからの「キレイ」を作る、ワンポイントメイクレッスン

ノーメイクの状態


赤みのある茶色のアイシャドウは N G 。窪んできた目をより窪んで見せて、寂しい印象になるため。

5 0代からの女性にピッタリなのは、こげ茶のアイシャドウ。年を重ねるとくすんでくる肌色にも浮いて見えず、上品な印象に。

 


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◆美容家・川邉サチコさん、ちがやさん母娘に聞く
「50代からのすてきな白髪との付き合い方」

◆白髪への移行をアドバイス
白髪を生かすかっこいいグレイヘアの作り方(1)

◆川邉サチコさんの特別インタビュー
日本のおしゃれマダムを応援する美容家・川邉サチコさん

 

川邉サチコさん執筆「マダムのつくり方」も好評連載中!

川邉サチコさんが、大人の美の養い方について語る「マダムの作り方」が、雑誌「ハルメク」で好評連載中! 毎号、川邉サチコさんのおしゃれのエッセンスがちりばめられた、充実のカラー2ページです。

ご購読は、雑誌ハルメクのサイトからどうぞ。

川邉ちがや

かわべ・ちがや 1963(昭和38)年東京生まれ。ヘアメイクアップアーティストとして雑誌等で活躍。東京都・渋谷で完全予約制サロン「KAWABE LAB」を運営。母サチコさんとともにヘアメイク、ファッションのトータルアドバイスも行う。

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