1日中毛穴が目立たない美肌に!ベースメイクのコツ
【白いポツポツ解決】ファンデーションの毛穴落ち原因と防ぐコツ
【白いポツポツ解決】ファンデーションの毛穴落ち原因と防ぐコツ
更新日:2025年12月16日
公開日:2022年12月30日
朝はきれいに仕上がったのに、昼には「毛穴の白いポツポツ」…。50代は、乾燥やハリ低下で毛穴がゆるみやすく、ベースメイクが崩れやすい時期。でも大丈夫。原因を押さえて“仕込み方”を少し変えるだけで、毛穴落ちはぐっと減らせます。
ファンデーションの「毛穴落ち」って?
ファンデーションの毛穴落ちとは、皮脂や汗、スキンケアの油分とファンデが混ざって、毛穴に落ち込んで詰まったように見える状態のこと。毛穴にファンデがたまると、白い点々が浮いて見え、肌の凹凸が強調されてしまいます。
時間がたつと多少の崩れは起きますが、「毛穴が開きやすい/たるみや乾燥がある」肌は特に毛穴落ちしやすい傾向があります。
ファンデーションの毛穴落ちの原因

できることなら避けたい毛穴落ち。主な原因は、次の4つです。
たるみ(50代の大本命)
肌のハリを支えるコラーゲンやエラスチンは、加齢や女性ホルモンの変化、乾燥、紫外線ダメージなどで減少しやすくなります。
すると肌が支えきれず、毛穴が下に引っぱられて縦長の「たるみ毛穴」になり、ファンデが落ち込みやすくなるのです。
気になる人は、たるみ毛穴の特徴もチェックしてみてください。
皮脂過剰(乾燥が隠れていることも)
皮脂は肌を守る大切な存在ですが、分泌が多すぎるとファンデと混ざって毛穴落ちの原因に。
「Tゾーンはベタつくのに、目元や口元はカサつく」なら、皮脂が出ているのに内側が乾くインナードライの可能性もあります。
肌の乾燥(キメが乱れて崩れやすい)
乾燥すると角質が厚くなってゴワつき、キメが乱れて毛穴が目立ちやすくなります。
さらに、乾燥が進むと肌を守ろうとして皮脂が増え、「乾燥×皮脂」の崩れループに。
ゴシゴシ洗い、摩擦の多いスキンケア、洗いすぎは乾燥を招きます。空気が乾く季節は特に、保湿を丁寧に。
毛穴の開き(凹凸があるほど落ちやすい)
毛穴が開いていると、凹凸にファンデが落ち込み、白いポツポツが目立ちやすくなります。
たるみ・皮脂過剰・乾燥は、どれも毛穴の開きにつながる要因です。
なお、角栓をピンセットで抜くのはNGなケア方法。刺激で毛穴が目立つ原因になることもあるので、やさしいケアを心がけましょう。
ファンデーションの毛穴落ち対策

毛穴落ちは、「朝の仕込み」で差が出ます。できるところから試してみましょう。
しっかり保湿ケアする
ベースメイクの仕上がりを左右するのは、実はスキンケア。
乾燥したままだと、ファンデが密着せず毛穴落ちしやすくなります。
肌悩みに合わせて、次の成分を目安に選ぶとスムーズです。
- 保湿成分:ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンなど
- 皮脂バランスを整える成分:ビタミンC誘導体、ローズマリーエキス、チョウジエキスなど
「ベタつくから」と保湿を抜くと、逆に乾燥して皮脂が増えることも。
皮脂が気になる人ほど、“軽めに保湿して、きちんと密着させる”のが近道です。
スキンケア後はベースメイクまで5分ほど時間を空ける
スキンケア直後は、肌表面に水分や油分が残りがち。
そのまま下地・ファンデを重ねると、ヨレや毛穴落ちの原因になります。
5分ほど置く(難しければティッシュで軽く押さえる)→肌になじんでからベースメイクへ、が崩れにくい流れです。
毛穴専用下地(ポアプライマー)で“部分埋め”する
毛穴落ちが気になるなら、毛穴用下地を頬や小鼻など「気になる部分だけ」に。
その上から通常の化粧下地を重ねると、厚塗りになりにくく、凹凸も整いやすくなります。
毛穴落ちしないファンデの塗り方のコツ

大切なのは、「少量・薄く・密着」。毛穴を埋めるより、“落ちない状態を作る”イメージです。
毛穴悩みに合ったアイテムを選ぶ
毛穴悩みはタイプ別で対策が変わります。自分の“毛穴の主役”を見極めましょう。
- いちご鼻(黒ずみ/詰まり毛穴)
ファンデが浮く「毛穴浮き」で目立ちやすいタイプ。皮脂コントロール系の下地+皮脂崩れ防止タイプのファンデが相性◎ - 開き毛穴
ファンデが落ちる「毛穴落ち」で白いポツポツが出やすいタイプ。ポアプライマー+密着力が高いファンデを。 - たるみ毛穴(すり鉢毛穴/凹凸が深い)
ファンデだけではカバーが難しいことも。硬めのシリコン系ポアプライマーで凹凸を整え、ファンデはリキッド・クリーム系がなじみやすい傾向。
種類別に塗り方を工夫する
ファンデはタイプによって“崩れにくい塗り方”が違います。
- パウダーファンデーション
顔の中心→外側へ薄く。「スポンジ半分で顔半分」を目安にすると厚塗り防止に。 - リキッド(クリーム/ジェル含む)
少量を中心→外側へ。仕上げにスポンジで軽く押さえて密着させると、余分な皮脂もオフできて崩れにくく。 - クッションファンデーション
すべらせず、トントンとタップしてのせるのが正解。密着が上がり、毛穴落ちしにくくなります。
※パウダーが浮きやすい人は、こだわりがなければリキッド・クッション寄りのほうがきれいに見えやすいこともあります。
フェイスパウダーで“崩れの出口”をふさぐ
ファンデの上にパウダーを重ねると、毛穴落ち・毛穴浮き・ヨレを防ぎやすくなります。
皮脂が出やすい部分は少し丁寧に、乾燥しやすい部分は薄く、がコツです。
厚塗りはしない(やるなら“点で補正”)
厚塗りすると、逆に毛穴の凹凸が強調されることがあります。
毛穴は下地で整え、シミ・クマ・赤みなどはコンシーラーで“必要な場所だけ”補正すると、抜け感のある仕上がりに。
メイク直しのコツは「油分オフ→少量のせ」
毛穴落ちが気になっても、いきなりファンデを重ねないでください。まずは、ティッシュで皮脂・汗をそっとオフ。
その後、ブラシでパウダーをふんわり。毛穴部分は毛穴の向きと逆方向に軽く動かすと整いやすくなります。
崩れが大きい日は、乳液を含ませたコットンで一度ベースをなじませてから、下地→ファンデで整えるときれいに戻りやすいです。
毛穴落ちを防いで、なめらかツヤ肌へ

ファンデの毛穴落ちは、皮脂や汗、スキンケアの油分と混ざって毛穴に落ち込むことで起こります。
ポイントは、保湿で土台を整える→時間を置く→部分用下地で凹凸をならす→薄く密着の流れ。
正しいケアとメイクのコツで、夕方まで“つるん”と見える肌を目指しましょう。
あなたの魅力を引き出すヒント
- 頬の毛穴が気になる日は:ファンデを増やすより、まず“毛穴下地+スポンジで密着”を。
- 夕方の老け見えが気になる日は:Tゾーンだけパウダー、頬は薄め。ツヤを残すと若々しく見えます。
- 1つだけ変えるなら:スキンケア後に「5分置く」。これだけでヨレ方が変わる人、多いです。
※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。
※HALMEK upの人気記事を再編集したものです。
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