脱!のっぺり・間延び顔「若々しく上品なメリハリ★メイク術」
2025.01.132023年10月25日
1日中毛穴が目立たない美肌に!ベースメイクのコツ
ファンデーション毛穴落ちの原因は?崩れない塗り方も
朝には完璧♪ と思ったファンデーションも、夕方になると毛穴落ちや毛穴浮きが目立つ……。毛穴悩みに合わせたアイテム選び、種類別ファンデーションの使い方など、コツを押さえるだけで美肌に! メイクのヨレや崩れを防ぐファンデーションの塗り方も!
ファンデーションの「毛穴落ち」って?
ファンデーションの毛穴落ちとは、皮脂とファンデーションが混ざり、毛穴に詰まった状態のことを指します。毛穴落ちすると白いポツポツに見えるため、毛穴の開きが余計に目立ってしまうことに。
ファンデーションは、時間の経過によってどうしても毛穴落ち毛穴浮き、ヨレや崩れが起こります。また、もともと毛穴が開いている肌は、毛穴落ちが起こりやすいようです。
ファンデーションの毛穴落ちの原因
できることなら避けたいファンデーションの毛穴落ち。一体なぜ起こるのか、ここからはファンデーションの毛穴落ちの主な4つの原因について見ていきましょう。
たるみ
肌のハリや弾力は、コラーゲンやエラスチンといった成分によって保たれています。しかし、これらは加齢や女性ホルモンの低下、乾燥や紫外線ダメージによって減少していきます。すると肌を支えられなくなり、たるみが起こるのです。
皮膚がたるむと毛穴も引っ張られるため、細長い形のたるみ毛穴になり、ファンデーションが毛穴に落ちやすくなります。
皮脂過剰
皮脂は肌に必要なものですが、過剰に分泌されると汗やファンデーションと混ざり、毛穴落ちの原因になります。
「Tゾーンはベタつくのに目や口のまわりは乾燥する……」という人は、皮脂は多いのに内部は乾燥しているインナードライの可能性があるため、保湿ケアを見直してみましょう。
肌の乾燥
肌の乾燥も、毛穴落ちを引き起こす原因になります。乾燥が起こると、肌表面の角質層が厚くなってごわつきが起こったり、肌のキメが乱れて毛穴が目立ってしまうのです。
また、乾燥が進むと、肌を守るために皮脂が過剰に分泌されてしまうため、皮脂過剰を引き起こす原因になります。
ゴシゴシと摩擦したり、間違った洗顔は肌の乾燥を招くことに。空気が乾燥する冬の時期は特に念入りに保湿ケアをするのがおすすめです。
毛穴の開き
毛穴が開いていると、凹凸部分にファンデーションが落ち込むことで毛穴落ちが起こります。たるみや皮脂過剰、乾燥は、毛穴の開きを引き起こす原因です。
皮脂は乾燥の他にもストレスや過剰な洗顔、保湿不足が原因で過剰となることがあります。また、洗顔が不十分で皮脂汚れが顔に残っていると、それも毛穴の開きの原因になります。
なお、角栓をピンセットで抜くのはNGなケア方法です。毛穴落ちさせないためにも、普段から正しい毛穴ケアを行いましょう。
ファンデーションの毛穴落ち対策
ここからは、ファンデーションの毛穴落ち対策をご紹介します。
しっかり保湿ケアする
ファンデーションの毛穴落ちを防ぎ、ベースメイクの仕上がりをよくするためには、スキンケアの段階でしっかり保湿ケアをすることが大切です。
自分の肌悩みに合わせた成分のスキンケアアイテムを選ぶといいでしょう。
- 保湿成分……ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンなど
- 皮脂抑制成分……ビタミンC誘導体、ローズマリーエキス、チョウジエキスなど
皮脂が多いからといって保湿をしないと水分量が不足して乾燥し、皮脂過剰になってしまいます。皮脂が多い場合は、皮脂を抑制するアイテムを使いつつ、保湿もしっかりするといいでしょう。
スキンケア後はベースメイクまで5分ほど時間を空ける
スキンケアの後、すぐに下地やファンデーションを塗っている人は、少し時間を空けてからベースメイクをするようにしましょう。
まだ肌の上に余分な化粧水などが残っており、ベタついた状態ですぐにベースメイクをしてしまうと、ヨレやすくなったり、ファンデーションの毛穴落ちの原因になります。5分くらい時間をおいて、化粧水などが顔に馴染んでからベースメイクをするのがおすすめです。
毛穴専用下地を使って毛穴を埋める
ファンデーションの毛穴落ちが気になる場合は、毛穴専用下地を使って毛穴を埋めるのも一つの方法です。毛穴専用下地を使って気になる部分の毛穴をカバーしてから、通常の化粧下地を使うといいですよ。
毛穴落ちしないファンデーションの塗り方のコツ!
ここからは、毛穴落ちしないファンデーションの塗り方のコツをご紹介します。
毛穴の悩みに合ったアイテムを選ぶ
毛穴の悩みは、人によって異なります。「ファンデーションを塗っても毛穴が目立つ、気になる」という人は、自分の毛穴に合ったアイテム選びや対策をしましょう。
- いちご鼻(毛穴の黒ずみ)
いちご鼻や角栓が詰まった詰まり毛穴の場合、その部分のファンデーションが浮かび上がる「毛穴浮き」によって毛穴が目立つ。オイリー肌の人や混合肌の人に見られるため、下地は皮脂コントロール系のもの、ファンデーションは皮脂崩れ防止効果があり、カバー力もあるものを選ぶといい - 開き毛穴
毛穴の中にファンデーションが落ちる「毛穴落ち」が起こることで、白いポツポツが目立つ。毛穴を埋めるポアプライマーや、密着力がありヨレにくいタイプのファンデーションを選ぶといい - たるみ毛穴
肌の凹凸が深くなっている、たるみ毛穴やすり鉢毛穴、クレーター肌の場合はファンデーションだけではカバーが難しいことも。硬めのシリコン系ポアプライマーを使って、毛穴の凹凸を埋めるのがカバーのコツ。パウダーよりも、リキッドやクリームタイプがおすすめ
種類別に塗り方を工夫する
ファンデーションの毛穴落ちを防ぐためには、正しく塗ることが大切です。ファンデーションは主に3タイプあるので、それぞれのタイプごとに毛穴落ちしないファンデーションの塗り方をご紹介します。
なお、パウダーファンデーションは肌から浮きやすいため、こだわりがなければパウダーファンデーションは避けるのがおすすめです。
- パウダーファンデーション
パウダーファンデーションは、薄く顔の中心から外側に向けて伸ばしていく。「ファンデーションの使用量の目安=スポンジの半分で顔の半分を塗りきる」をイメージすると厚塗りを防げる - リキッドファンデーション(クリームファンデーション、ジェルファンデーション)
リキッドファンデーションもパウダーファンデーションと同様に、顔の中心から外側に向けて少量を伸ばしていく。仕上げにスポンジを使って顔全体に叩き込むように仕上げると、毛穴落ちやヨレ、崩れの原因になる余分な皮脂をオフできる - クッションファンデーション
クッションファンデーションは韓国で生まれたファンデーションで、クッションにリキッドが含まれており、それを専用パフで顔にポンポンと乗せていくタイプのもの。タッピングして塗ると、ファンデーションがしっかり毛穴に密着する
フェイスパウダーで仕上げる
ファンデーションの後にフェイスパウダーを重ねると、毛穴落ちや毛穴浮き、ヨレなどのメイク崩れを防止できます。
特に、脂性肌(オイリー肌)の人や混合肌の人は皮脂が気になるところにはしっかりめにフェイスパウダーを重ねると、カバーしやすいでしょう。
厚塗りはしない
ファンデーションは、厚塗りをしないのがきれいな肌に見せるコツです。
毛穴専用下地などを使って毛穴をカバーしたら、気になるシミやクマ、肌の赤みやくすみはコンシーラーでカバーしましょう。
厚塗すると、逆に毛穴を目立たせてしまうことがあるため、厚塗りにならないよう意識しながらメイクするのがきれいな肌に仕上げるコツです。
メイク直しのコツは油分オフ!
ファンデーションの毛穴落ちが気になってメイク直しをする場合、いきなりファンデーションを重ねるのではなく、皮脂や汗などをティッシュでオフするのがポイント。
その後、ブラシを使ってパウダーファンデーションを優しくふんわりと付けましょう。毛穴部分は、毛穴の向きと逆方向に動かすのがコツです。
毛穴落ちがひどい場合は、乳液を含ませたコットンでベースメイクを落としてから、化粧下地とファンデーションでメイクを直すときれいに仕上がります。
毛穴落ちを防いでなめらかツヤ肌に♪
ファンデーションが毛穴落ちするのは、ファンデーションが皮脂と混ざり毛穴に詰まるのが原因です。毛穴専用下地や密着力の高いファンデーションを使うと、毛穴落ち防止につながります。
また、毛穴落ちさせないためには、普段の毛穴ケアや保湿ケアといったスキンケアも大切です。正しいケアとメイクのテクニックで、なめらかな肌を目指しましょう。
※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。
編集部推薦!ファンデーションの毛穴落ち悩み対策商品
ここからは、ハルメク365編集部がおすすめするファンデーションの毛穴落ち悩み対策アイテムをご紹介します。
コフレドール スキンイリュージョンプライマーUVn
コフレドール スキンイリュージョンプライマーUVnは、血色感があるピンクのカバー下地です。光を散乱させることで肌印象を変え、毛穴をつるんとカバーしてくれます。崩れにくいので、ヨレや崩れが気になる人にもおすすめです。
ダブル ウェア ステイ イン プレイス メークアップ
ダブル ウェア ステイ イン プレイス メークアップはエスティローダーのベストセラー&ロングセラーのファンデーションです。高いカバー力でしっかり毛穴をカバーし、メイク直しの手間も減らせます。
薬用美白ミネラルパウダー(専用ケース付き)
薬用美白ミネラルパウダー(専用ケース付き)は、クリーム並みの潤いで密着するなめらかなミネラルパウダーです。ヒアルロン酸、セラミド、プラセンタ、月見草油、ヨクイニンエキス、ホホバオイルといった保湿成分をたっぷり配合。密着力、カバー力、崩れにくさに優れています。
毛穴はもちろん、シミやシワをファンデーションなしでもしっかりカバーできるので、ファンデーションの厚塗りは避けたい人にもぴったりです。
※記事内の価格は2023年10月25日時点のもので、すべて税込です。
■もっと知りたい■
- 美人に見えるファンデーションの塗り方とは?
- 50代におすすめのリキッドファンデーションと塗り方
- 50代からのファンデーション選びのポイント
- おすすめのファンデのパフとブラシ、使い方
- マスクにつかない優秀なファンデーションタイプ別4選
■この記事で紹介した商品はこちら■