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- スーパーのうなぎを格上げする方法とアレンジレシピ
栄養豊富なうなぎは、スーパーなどで調理済みのものをそのまま温めるだけでおいしくいただけます。ですが、ほんのちょっとの手間でよりおいしいうなぎが楽しめます。そこで、おすすめの温め方を紹介。うなぎの栄養素やアレンジレシピも併せてチェック!
うなぎの栄養
うなぎには、皮膚や粘膜を維持する「ビタミンA」が豊富に含まれている他、糖質の代謝を促しエネルギーを生み出し疲労回復に効果的な「ビタミンB1」、皮膚や粘膜の機能を保つ「ビタミンB2」なども含まれています。
さらに、魚類に含まれる「DHA(ドコサヘキサエン酸)」や「EPA(エイコサペンタエン酸)」なども。これらは、血流の流れをスムーズにしたり、血圧を下げたり、LDLコレステロールを減少させる働きもあります。
ちなみに、うなぎは本来、冬が旬なのをご存じでしょうか。秋から冬にかけて産卵期を迎えるうなぎは、水温が下がり始める10月頃からは冬眠に備えて栄養を蓄えるため、脂が乗っておいしくなるんだそうです。これは天然のうなぎの話で、今は夏の丑の日に食べるのが一般的なので、夏に一番おいしくなるように調整して養殖されているそうです。
うなぎをおいしくする温め方
栄養満点のうなぎですが、比較的目にするのがスーパーなどで手に入れる「真空パックのうなぎ」や「うなぎの蒲焼」、「うなぎ屋さんのうなぎ」など。温め方をひと工夫すれば、ぐんとおいしくいただけます。それぞれの温め方を紹介します。
- 真空パックのうなぎ
電子レンジで温めるだけで食べられる真空パックのうなぎ。まずは、適当な器に真空パックを入れ、その上からほんのり温かく感じる程度のお湯で温めます。
その後真空パックから出して、あらかじめ熱しておいた魚焼き網にのせて中~強火で焼きましょう。うなぎの表面が泡立つようになったら火を止めて添付や市販のタレを全体に塗って軽く炙ればOKです。
- うなぎの蒲焼き
スーパーなどで目にするタレ付きのうなぎの蒲焼。電子レンジなどで温めるだけで食べられるように、すでにタレがたっぷり付いています。
ですが、まずはお皿やバットなどにうなぎを出し、熱湯をかけてタレを流すのがポイント。その後すぐに別の皿に移してキッチンペーパーで丁寧に水気を拭き取ります。最後に油を薄くひいたアルミホイルにのせ、酒小さじを振りかけてから魚焼きグリルで3~4分焼けば完成です。
- うなぎ屋さんの蒲焼き
本格的なうなぎ屋さんのうなぎは、薄く油をひいたアルミホイルでうなぎをふわっと包み、オーブントースターに入れて5分焼きます。その後アルミホイルを開け、全体にタレを塗り、ホイルを開けた上体で約1分焼きましょう。
味や風味が感じられて、より一層ふわふわのうなぎが楽しめますよ。
うなぎのアレンジレシピ
うなぎをそのまま食べるだけでなく、アレンジすればまた違ったうなぎのおいしさを堪能できておすすめです。
手軽にできるうなぎのアレンジレシピを紹介します。
- うなぎときゅうりの酢のもの
材料(2人分)
- うなぎの蒲焼……50g
- キュウリ……1本
- 塩……適量
- 生姜……適量
- 粉山椒……適量
【A】
- みりん……大さじ2
- 酢……大さじ2
- しょうゆ……小さじ2
作り方
- キュウリを板ずりしてから薄く小口切りにし、塩で軽くもんで10分おいてから水気を軽く絞る。
- ボウルにAを入れ混ぜ、1cm幅に切ったうなぎとキュウリを加えて和える。
- 器に盛って、千切りにした生姜を添えて粉山椒を振る。
- うなぎの混ぜご飯
材料(2人分)
- うなぎの蒲焼……1串(約150g)
- ご飯……2杯分
- もみのり……適量
- 青ネギ……適量
- 青じそ……適量
- 練りワサビ……適量
- しょうゆ……小さじ2
- みりん……小さじ4
作り方
- ラップをせずにしょうゆとみりんを電子レンジ600Wで1分加熱する。
- 1cm角に切ったうなぎに1をかける。
- ボウルなどにご飯と2を入れて混ぜ、ラップをして蒸らす。
- のりを混ぜて器に盛り、最後に小口切りにした青ネギ、細切りにした青じそ、練りワサビをのせれば完成。
- うなぎとなすの煮物
材料(2人分)
- うなぎの蒲焼……1/2串(約80g)
- ナス……2本
- さやいんげん……10本
- 生姜……1/2片
- 赤唐辛子……1/2本
- 揚げ油……適量
【A】
- しょうゆ……大さじ1
- みりん……大さじ1.5
- 酒……大さじ1.5
- 水……1/2カップ
作り方
- ナスは縦半分に切ってから格子状に切れ目を入れ、さやいんげんは両端を切り落とし、中温の油で揚げる。
- 薄く切った生姜と、種を取って小口切りにした赤唐辛子、Aを鍋で煮立てる
- さらに2cm幅に切ったうなぎ、揚げたナスとさやいんげんを加えて煮る。
- 器にご飯を入れ、その上に2をのせたら完成。お好みで生姜の千切りをトッピングするのもおすすめ。
濃厚なタレにふんわりしたうなぎは、そのまま食べてもアレンジしてもおいしくいただけます。栄養満点で体にもいいうなぎ、土用の丑の日以外でも積極的に摂取したい食材ですね。
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