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2019年07月09日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
「今日は土用の丑の日だし、旬のうなぎをおいしくいただきましょう!」と言ったら、家族から「うなぎの旬は冬」だと言われました。えー、スーパーにたくさん並んでいる=夏が旬の魚ではないの……!?
そもそも、魚の旬とはどういう時期を指すのでしょうか。
魚の旬は、一般的に二つあるとされます。一つ目は産卵期。この時期の魚はエサをたくさん食べるので、脂が乗って旨み成分もアップしています。もう一つは、冷たい海域からやってきた直後で、身が引き締まって、とてもおいしいそうです。
うなぎは、秋から冬にかけて産卵期を迎えます。川や湖で数年かけて成長し、産卵のために川を下る「下りうなぎ」がおいしいそう。また、水温が下がり始める10月頃からは冬眠に備えて栄養を蓄えるため、冬のうなぎは脂が乗っておいしくなるそう。
天然のうなぎは冬が旬、というわけね。びっくり! でも、夏バテ予防に土用の丑の日にうなぎを食べる風習が一般的になった今は、夏に一番おいしくなるように調整して養殖されているんですって。
旬の時期までもコントロールできるようになっているなんて、最近の養殖技術ってすごいですね。
うなぎの旬は冬だったけれど、夏が旬の魚にはどんな種類があるのかしら? 旬の魚シリーズ第3弾として、夏が旬の魚を調べてみました!
太平洋に面しており、魚どころとしても知られる三重県漁業協同組合連合会のウェブサイトによると、夏に旬を迎える魚には以下のようなものがあるそうです。
どれもスーパーでは比較的通年出回っている印象だけど、夏が旬の魚だったとはびっくりです!
同じく一年を通じて手に入りやすいイワシも、6月頃の初夏が一番おいしいとされ「入梅(にゅうばい)イワシ」と呼ばれているんですって。季節を感じるすてきな呼び方ですよね。
季節の魚といえば、ハモやアユも夏の風物詩として昔から親しまれているお魚です。ハモの真っ白い身と梅肉のコントラスト、「香魚」とも称されるアユの爽やかな香りは清涼感たっぷりで、夏のおもてなしにもぴったり。
うなぎの旬が冬というのはびっくりしたけれど、調べてみると、夏が旬の魚も意外とたくさんあるものですね!
夏は食欲が落ちて疲れやすくなる時期。土用の丑の日にうなぎを食べるだけではなく、他の日でも健康に良い&おいしい旬の魚を使った料理で家族の健康を守りましょう。
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参照:旬の食材カレンダー
イラスト:飛田冬子