きくち体操【動画一覧】自分の体は自分でよくできる!
2023.05.012023年09月06日
体験者Y・Sさんのインタビューを公開
きくち体操の効果を実感!股関節がラクに動く、快眠も
雑誌『ハルメク』の大人気連載、自分の体を自分でよくするために、毎日家でできる動きを行う「きくち体操」。何歳からでも取り組め、脳と体をつなげて生かす体操です。“奇跡の体操”とも呼ばれ、その体操を実践した体験者のリアルな声をお届けします!
「きくち体操」実践者の声!「壊死の手前」と言われた股関節が改善!
読者歴20年で、「いきクル」でも積極的に発信しているY・Sさん。実は10年来の「きくち体操」実践者です。
背筋がすっと伸びたきれいな立ち姿が印象的ですが、60歳を過ぎてから、体の大きなトラブルに見舞われたと言います。「あるとき左の股関節がすごく痛んで、脚を引きずるようになってしまって。診断は、持病の喘息を抑えるステロイド剤の副作用による『大腿骨骨頭壊死症』でした。投薬治療で症状はよくなり手術は免れましたが、股関節の違和感を抱えたままでした」
左の股関節をかばうため、「右肩下がりの体のゆがみが気になっていた」というSさん。
そんなとき、「きくち体操」を知りました。
「はじめ友人が勧めてくれたんですが、同時期にこの雑誌でも読んで、『これだ!』と思って。すぐ教室に入会しました。あお向けに寝て上半身をねじる動きや、全身に意識を向けながらの腹筋など、体に効いているな、と感じる動きが多くて、きついけれど楽しみながら取り組めました」
今では体のゆがみも改善しつつあり、股関節の動きもだいぶよくなったと言います。それを一番感じるのは、「上り階段」だそうです。
「以前は股関節が動きにくくて、階段を上るのがきつかったんです。でも今は、教室帰りの駅の階段なんか、スイスイッと上れてしまうのがうれしくて、進んで階段を使います。旅行も好きだし、地域活動で飛び回ることも多いので、『きくち体操』を心強い味方にがんばっていきたいです」
足首回しなど、寝る前にするのが習慣。おかげでぐっすり眠れるんです!
「きくち体操」教室で、はつらつと動く姿を見せてくれた、読者のY・Sさん。ご自宅での取り組みも伺いました。
「寝る前に動かすのが習慣です。足の指の間を手の指でぎゅっぎゅっと開いたり、手の指と足の指とで握手したり。そのまま足首をゆっくり回しますが、使われている筋肉に意識を向け、〝頭を使って〟回すことを心がけています」
こうして「きくち体操」を寝る前に行うことで、よい効果を実感しているそうです。
「手足の末端を刺激したり、『きくち体操』の腹筋運動などを行った後は、体中にドッと血液が巡った感じがするんです。手足の先までポカポカになって、冬も冷え知らず。おまけに朝までぐっすり眠れるんです」
以前患った「大腿骨頭壊死症(だいたいこつとうえししょう)」で、今も左の股関節に違和感が残るというSさん。
「だからこそ、脚をしっかり使える動きを特に取り入れている」と話します。
「例えばあおむけで片脚を上げて股関節を大きく回す動きをしていても、日によって左の股関節がうまく回せないこともあります。でも、そんなふうに自分の体もつぶさに感じ取り、動かしにくいところほどきちんと動かして、いつまでも自分で歩ける足腰の力を保ちたいと思うんです」
ハルメクの商品モニターやイベントなど、新しいことに次々挑戦するSさん。その原動力は、「きくち体操」を通じて、自分の体と前向きに付き合う心持ちにあるのかもしれません。
取材・文=新井理沙 撮影=元木みゆき
※この記事は、2017年9月号、10月号の「ハルメク」を再編集しています。
「きくち体操」講演会2023オンライン配信が決定!
【オリジナル動画】自分の体は自分でよくする「きくち体操」
自分の体を自分でよくするために、毎日家でできる動きを「きくち体操」創始者の菊池和子さんが実演・指導します。毎月1本ずつ新しい動きを紹介しています。 >>「きくち体操」一覧はこちら
「きくち体操」は、雑誌「ハルメク」で毎月好評連載中!ハルメク365本会員(有料)なら、電子版でお読みいただけます。詳しくは、こちらをご確認ください