顔たるみ、老け手、脚の血管… 簡単ケアで改善!#1
まぶたが下がる「眼瞼下垂」をやわらげる!2つの簡単セルフケア
まぶたが下がる「眼瞼下垂」をやわらげる!2つの簡単セルフケア
公開日:2026年05月17日
教えてくれたのは、この2人
ハチドリ鍼灸院 院長 林由紀子さん
はやし・ゆきこ 鍼灸師。2015年に橋本鍼灸院を開業。21年にハチドリ鍼灸院と改名。著書に『副鼻腔炎・蓄膿症 鼻の経絡さすり』(わかさ夢MOOK)がある。
二本松眼科病院 副院長 平松類さん
ひらまつ・るい 眼科専門医。彩の国東大宮メディカルセンター眼科医長などを経て、現在に至る。『名医が教える!目のトラブル解決大全』(KADOKAWA刊)など著書多数。
まぶたが下がる、見えづらい 「眼瞼下垂」
皮膚のたるみ、加齢やコンタクトレンズの長時間使用による、まぶたを上げる筋肉の衰えなどが原因で起きる「眼瞼下垂」。
「視界が狭まり生活に支障が出るだけでなく、目を大きく開けようとして、おでこに力が入ってしわが寄ったり、頭痛を引き起こすこともあります」と平松さん。予防には、「なるべくまぶたを触らないこと。目を温めて血流をよくするのも効果的です」
当てはまるものがあれば、まずはセルフケア
- 上まぶたが、腫れぼったい
- 肩こり、頭痛がひどい
- おでこにしわが寄っている
筋肉をゆるめて、目元すっきり!簡単まぶたリフト体操
まぶたのたるみを防ぐセルフケアを林さんに教わります。眉、額、頭の筋肉をほぐしてから、まぶたに直接触れずにリフトアップして、目元すっきり!
1.まぶたの力だけで目を大きく開ける

眉と額が動かないように手を当てて、目を軽く閉じたらパッと開き、そのまましっかり見開きます。目が開けづらいかもしれませんが、まぶたの力だけで開けてみましょう。
2.耳を引っ張って、筋肉の緊張をほぐす

手で耳の上の方をつかみ、ひじを引くようにして、耳を引っ張ったり回したりします。次に、耳の真ん中を持って同様に行い、最後に下の方でも行います。頭や顔まわりの血流を促し、筋肉がほぐれます。
3.こり固まった頭皮をマッサージ

頭皮が硬くなり縮むと、まぶたや顔がたるみやすいだけでなく頭痛も引き起こしやすくなります。両手の指を開いて指先で頭をつかむように持ち、前頭部、頭頂部、後頭部の順に、その手をずらして頭皮を前後にやさしく動かしてほぐしましょう。
4.親指の腹で目のまわりのツボを刺激

眉頭のすぐ下にあるくぼみ「攅竹」(さんちく)は、眼精疲労に効くツボ。両手を組み、ひじをテーブルにつきます。親指の腹を攅竹に当てて、ゆっくりとうなずくようにツボを押します。5秒ほど続けます。
5.まぶたの神経と筋肉をトレーニング

まぶたに人さし指をかけて軽く持ち上げ、目をしっかり開きます。そして指を外して目を開けたまま5秒キープ。まぶたの筋肉への神経伝達を促し、動きを改善します。1日2~3回行いましょう。
6.指先を、目で追う

まぶたの力だけで目を開くトレーニングです。前方の人さし指をゆっくり上に動かし、目だけで追います。顔が動かないよう、あごは手で押さえます。このあと、もう一度のトレーニングをやってみましょう。動きの違いを実感できますよ!
まぶたのたるみ、体のむくみに、腹式呼吸

東洋医学では、「気」は体を内側から支えて持ち上げる力とされています。気が弱まるとまぶたのたるみや、体のむくみが起こりやすくなります。
そこでおすすめなのが、腹式呼吸。おなかに手を当て、鼻からゆっくり吸って、口からゆっくり吐くだけで、気の巡りが整います。冷たい飲み物を控えたり、目を休めたりすることも、気の消耗を防ぐポイントです(林さん)
まぶたが黒目にかかってきたら、医師に相談

半年に一度程度、スマホで自撮りしたり、鏡を見たりして、上まぶたの下がり具合を“定点観測”しましょう。上まぶたの縁が黒目(瞳孔)の上にかかってきたら、眼科で診てもらうタイミングです。見えづらさやひどい頭痛など、生活に支障を感じるときも早めに相談を(平松さん)
眼科と美容外科。手術の費用と目的に応じて、選択を
眼科での保険診療による手術は、視力や生活に支障があれば受けられ、費用は片目で2万〜3万円。一方、美容外科での自由診療は見た目重視で、両目で30万円以上かかることも。目的により選びましょう(平松さん)
※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。
取材・文=井口桂介、五十嵐香奈(ともにハルメク編集部)、撮影=中西裕人、イラストレーション=わたなべさちこ
※この記事は、雑誌「ハルメク」2025年10月号を再編集しています。




