【実践編】お腹、お尻…がんばらずに鍛えられる!「ぷるぷる筋トレ」で筋力アップ
2024.12.202024年12月20日
少し意識するだけ!生活シーン別「ぷるぷる筋トレ」で無理なく筋力アップ
筋肉に負荷をかけながら引き伸ばす動きは、日常生活のいろいろなシーンにあります。「ちょっと意識するだけで筋肉は鍛えられます」と話すのは、「ぷるぷる筋トレ」指導者の桂良寛さん。最終回では、日常生活でできる4つのトレーニングを紹介します。
教えてくれた人:桂良寛(かつら・よしひろ)さん
工学院大学教育推進機構保健体育科准教授。健康寿命の延伸をテーマに、主に中高齢者に対するエキセントリック体操の効果について、現場で指導しながら研究している。
ぷるぷる筋トレは、簡単な3ステップ
- 準備
- 5秒ぷるぷる(伸ばす)
- 脱力
負荷をかける筋肉を意識して、その部位がぷるぷるするのを感じながら「1、2、3、4、5」と声に出して数えましょう。息を止めないよう注意します。筋肉を縮めるときより、伸ばすときの方が必要な酸素の量が少ないので、楽に取り組めます。
階段はゆっくり下りる
階段を下りるときの動きは、太ももの前とお尻の筋肉が伸ばされながら体重を支えている状態。
「下の足が階段についたら、いつもよりやや深めにひざを曲げると負荷が高くなり、立派な筋トレになります。ひざを曲げている時間は、1秒程度でOKです。手すりをしっかりと持ち、転ばないように十分気を付けてください」(桂さん)...