猫背、O脚を改善!脳と体を同時に鍛える!#4

正しくラクに歩ける靴の選び方&チェックポイント5

公開日:2024.10.15

更新日:2024.11.08

脳と体を同時に鍛える「姿勢リセット歩き」を教わった歩行開発研究所所長の岡本香代子さんは、姿勢や歩き方と同じくらい「靴の選び方」も大切と言います。そこで、正しくラクに歩ける靴の選び方と、その際のチェックポイントを教えていただきました。

岡本香代子(おかもと・かよこ)さんのプロフィール

岡本香代子(おかもと・かよこ)さんのプロフィール

「元気に歩いてのばそう健康寿命!」を信念に、歩行の研究・開発を続ける医学博士。歩行と日常動作を科学的に分析し、講演・教育・出版活動を通して、世界的な研究成果をよりわかりやすく伝える。時代のニーズと対象者に合わせた参加型の「健康・ウォーキング講演会」は全国各地で大好評。https://www.hokou.org/

ひざや足を守る!靴選びのポイント5つ

ひざや足を守る!靴選びのポイント5つ

「たかが靴、とあなどることなかれ。元気に歩き続けるには、正しい靴選びが欠かせません」と岡本さん。足に合っていない靴で歩き続けると、ひざや足に負担がかかり、痛める原因になることも多いのだそう。靴を選ぶときは、以下の5つのポイントをチェックしましょう。

1.指が広げられる

足指が縮こまった状態では、うまく体重を支えられずにぐらついたり、転倒の原因に。つま先には1cm程度のゆとりが必要です。

2.しっかり蹴り出せる

靴底が硬すぎて足指部分が曲がらない靴は、蹴り出しにくいため避けましょう。逆に柔らか過ぎても足がねじれやすいので注意です。

3.かかとが包まれる

かかとは体を支える土台です。ここがフィットし、クッションがあれば、ひざや足への負担も減らすことができます。

4.足裏アーチが支えられる

足の骨はゆるやかにアーチを描いているのが本来の状態。足を包み込み、アーチをサポートする靴だとラクに歩けます。

5.ひもなどで調整ができる

靴が足に密着することで、しっかりと踏み込めて体重移動もスムーズに。甲の高さに合わせて調整できる靴がおすすめです。

あなたは正しく靴を履けていますか?

あなたは正しく靴を履けていますか?

「意外ときちんと履けていない方が多いんです」と岡本さん。靴ベラを使って足を入れたら、かかとをトントンとします。靴ひもはなるべく毎回締め直して、きちんと足に密着させましょう。

ハルメク開発!「歩きやすさ」と「おしゃれさ」を両立した靴

ハルメク開発!「歩きやすさ」と「おしゃれさ」を両立した靴

「ずっと自分の足で歩く」を目指すための工夫が満載!

「ラクに歩ける素敵な靴が欲しい」の声に応えるべく、ハルメク世代の足を研究。かかとのゆがみや、筋力の低下による足裏アーチの変形が足トラブルを引き起こすことに着目し、かかとがぶれにくい構造と足裏アーチを支えるインソールを搭載の靴を開発しました。

>>商品の詳細はコチラ!! 

取材・文=野田有香、塚本由香(ともにハルメク編集部)、撮影=鈴木宏、宮村次郎、ヘアメイク=木村三喜

※この記事は、雑誌「ハルメク」2024年2月号を再編集しています。

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ハルメク365編集部

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