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- 大腸がんのリスクが上がる?下がる?生活習慣と食事
大腸がんは、日本人女性の臓器別の死亡者数で最も多いがんです。ただし、生活習慣の見直しやがん検診で発症や死亡のリスクを大幅に下げられます。では生活習慣や食事はどう改善すれば良い?大腸がんリスクにまつわる疑問に専門医が答えます。
教えてくれた人:金光幸秀(かねみつ・ゆきひで)さん
国立がん研究センター中央病院 大腸外科長。1990年名古屋大学医学部卒業。名古屋大学附属病院、愛知県がんセンター中央病院消化器外科部などを経て、2013年より現職。大腸がん手術のエキスパートで、「大腸癌治療ガイドライン」作成委員なども務める。大腸がんの新たな治療法の確立にも力を入れている。
便秘の人は大腸がんになりやすい?
大腸の主な役割は水分とミネラルを吸収して便を作ることであり、気になるのが便通とがんとの関係です。「便秘の人は大腸がんになりやすい」と考えている人は多いのではないでしょうか。
しかし、国立がん研究センター中央病院大腸外科長の金光さんは、「実は、便秘の人が大腸がんになりやすいわけではありません。大腸がんの疑いがあるのは、急に便秘や下痢になった、血便など普段と異なる症状があったときです」と話します。
快便だからといってリスクが低いわけではない
厚生労働省の多目的コホート研究班が40~69歳の男女約8万人を約8年間追跡した結果、排便の回数が「毎日1回」の快便の人と「週2~3回」の便秘気味の人とでは、大腸がんの発症率はほぼ同じでした。
「快便だからといって安心できませんし、慢性便秘だからといって心配し過ぎる必要もないわけです」と金光さん。
結腸がんになるリスクを確実に下げる生活習慣は?
そして、国内外の研究で、「結腸がんになるリスクを確実に下げる」とされるのが...
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