もう年相応なんて意味がない!?
老舗ヘアサロンに聞く、50代からの髪型の楽しみ方
老舗ヘアサロンに聞く、50代からの髪型の楽しみ方
更新日:2026年01月04日
公開日:2022年05月17日
50代は自分らしさを取り戻せる年代、チャレンジを
最初の東京オリンピックが開催された1964年、東京都千代田区に第1号店を開いた「TAYA」。現在、全国に85店舗のヘアサロンを展開しています。今回は銀座本店に籍を置く、ヘアスタイリスト歴22年、TAYA&CO.GINZA銀座本店の白鳥陽介さんにお話を伺いました。
若者層に人気の小芝風花さんがイメージキャラクターを務めるなど、スタイリッシュな印象の「TAYA」。若者向けのお店なのでは……と、訪れるのは気後れしてしまいそうですが、そこは老舗、実は約半数のお客様が50代以上で、20年以上通うお客様も多いそう。
白鳥さんによると、50代は意外にも新しい髪型にチャレンジしたいという方々が増えてくる年代だと言います。「子育てが一段落し、ようやく人生の主役がご自身に戻ったということだと思います。ママ友以外の交流も増えますから、おしゃれへの関心も高いです」。
そこで白鳥さんが提案しているのが、 トレンドを少しだけミックスしたスタイル。例えば今10代20代に大人気の韓国風ヘアスタイルも、そのまま真似したのではどこか違和感が残ります。でも、下の写真のように韓国風バング(前髪)だけを取り入れれば、大人にも似合うスタイリッシュで今どきな仕上がりになるそうです。

黒髪もグレイヘアも“ツヤ”が肝心

白髪染めについても、ただ黒や茶色に染めるだけではないスタイルを提案してくれます。白髪と黒髪が混ざったグレイヘアを生かしたカットやパーマ、メッシュを入れるなど、最近ではポジティブに白髪を楽しむスタイルが喜ばれると言います。
さらに忘れてはならないのが、「白髪を隠すことよりも、ツヤを出すこと」と白鳥さん。真っ黒であってもパサパサでツヤのない髪の方がよっぽど老けて見えてしまうのだそうです。ヘアサロンではなるべくダメージの少ない施術を選び、丁寧なホームケアをするのが肝心で、そのためのホームケア方法も教えているそうです。
昔は難しかった50代以上のロングヘアも、今は技術の進歩で実現
また、ヘアケア用の薬剤や機器の進化は目覚ましいことも知ってほしい、と白鳥さん。「五十路を過ぎたらツヤやボリュームを気にしてショートにする方が多いですよね。でも、ロングヘアはNGだと思うのは今や時代遅れです。カットやパーマでボリュームを補うことはできるし、酸性パーマやオーガニックカラーといった髪に負担の少ない施術や丁寧なホームケアを行えば、好きなヘアスタイルに挑戦できるんですよ」。
実際、TAYAには、ツヤのあるロングヘアを保ち続ける大人女性もいらっしゃるとのこと。
「以前の技術では年齢的に難しくても、今なら叶えられるヘアスタイルがたくさんあります。いくらでもなりたい自分になれる、くらいに思って大丈夫」と白鳥さんはアドバイスしてくれました。

「いつも同じ」でなく、季節感を楽しんでも
「TAYA」グループでは利用者のカルテを電子化し、より最適なサービス提供に向けてスタッフで分析、研究もしています。その一番の理由は、1回限りのヘアスタイル提案ではなく、長期的なプロデュースを行っていること。
「およそ90日周期で来店してくださるお客様に対して、年間を通したヘアスタイルを考えている」と白鳥さん。蒸し暑い夏は軽やかなカットにし、秋口に向けてパーマスタイルが楽しめるように少し長さを残しておくなど、好みだけでなく季節感も大切にしているそうです。
コロナがようやく終息の兆しを見せ、外出の機会も増えてくるこのタイミングで、気後れせずに新しいヘアスタイルにチャレンジするいい機会かもしれません。
※HALMEK upの人気記事を再編集したものです。
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