髪のプロに学ぶ!50代からのヘアケア・2

髪の毛の静電気対策は?すぐできるヘアケア方法を紹介

公開日:2021/01/19

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大正製薬株式会社の髪の研究員・渡部佳子さんが50代からのヘアケアについて解説する連載企画。今回は、冬に注意したい「髪の静電気」の対策方法と、おすすめのヘアケアアイテムをまとめてご紹介します。

髪の毛の静電気対策
髪の毛の静電気対策

髪の静電気の原因は髪の乾燥とブラッシングにあり!

髪の静電気の原因は髪の乾燥とブラッシングにあり!

空気が乾燥する冬。ブラッシングのたびに「バチバチ」と音を立てる静電気に悩む人も多いのではないでしょうか。

体の先端部分は放電しやすいので、指先や毛先は静電気が起こりやすい場所といえます。

「髪に静電気が起きる最大の原因は、保湿不足による乾燥です。女性は30代後半から皮脂の分泌が徐々に減るため、特に髪が乾燥しやすくなります」と渡部さん。

「髪の乾燥を防ぐには、保湿性の高いトリートメントやヘアオイルで髪表面のキューティクルを整えることが大切。毎日使うことで、髪を滑らかにして、ダメージを減らしましょう」

また、乾燥した髪同士の摩擦も静電気の原因になるため、ブラッシングの際にも注意が必要です。

「静電気防止には、帯電しやすいプラスチック製よりも、天然素材のヘアブラシがおすすめです」

メープル・オーク・竹などの木製ブラシは、ピン同士の隙間が広いため髪に絡まりにくく、静電気の発生を抑えることができるそう。また、豚毛や猪毛などの獣毛製のブラシも適度な油分や水分が毛に含まれているため、髪の静電気対策におすすめです。

さらに「引っかかったときに力をかけて無理に通すようなブラッシング方法は、髪表面のキューティクルを傷めてしまうのでNG」と渡部さん。

静電気が発生しやすい冬は、髪の保湿と丁寧なブラッシングで、髪の静電気対策を心掛けましょう。

編集部おすすめ!髪の静電気対策ヘアケアアイテム

では、具体的にどんなヘアケアアイテムを使えばいいのでしょうか? 髪の静電気対策におすすめの製品をご紹介します。

髪の静電気対策アイテム1:シャンプー・トリートメント

毎日のシャンプー・トリートメントでしっかり髪を保湿することが、髪の静電気対策のポイント。保湿成分を配合したシャンプーとともに、保湿成分やキューティクル補修成分が入っているトリートメントを選べば、効果的に髪を保湿できます。

髪の静電気対策アイテム1:シャンプー・トリートメント
大正製薬「リジェンヌシャンプー・トリートメント」左:スムース&ボリューム 右:モイスト&ボリューム 
希望小売価格:1本2200円(税込)

大正製薬「リジェンヌシャンプー・トリートメント」は、年齢を重ねた髪と頭皮ケアを考えた独自処方。髪内部の潤いを保つ加水分解ケラチンやキューティクルを補修する成分※(イソステアロイル加水分解シルク)が、髪を内からも外からも補修し、美しい髪へ整えてくれます。

髪が細く絡まりやすい方はスムース&ボリューム、パサつきが気になる方はモイスト&ボリュームがおすすめです。

※トリートメントにのみ配合

髪の静電気対策アイテム2:ヘアオイル・美容液

髪のパサつきやブラッシングによる髪の摩擦が気になる人は、ブラッシング前にヘアオイルや美容液をプラスしてみましょう。

髪の静電気対策アイテム2:ヘアオイル・美容液
セリジエ「ケラモア 髪のハリつや美容液」 価格:2979円(税込)

セリジエ「ケラモア 髪のハリつや美容液」は、キューティクルと似た皮膜を形成するコート成分を配合。パサつきがちな年齢髪をなめらかな指通りに整えてくれます。髪を健康的でつややかな髪に導くと同時に髪のハリコシもアップする、一石二鳥のヘアアイテムです。

髪の静電気対策アイテム3:天然素材のヘアブラシ

髪の保湿を心掛けてもなかなか改善しないという人は、静電気の起こりにくい天然素材のヘアブラシへの買い替えも検討してみましょう。

髪の静電気対策アイテム3:天然素材のヘアブラシ
ORIENEX「天然竹ヘアブラシ 」 (大) 参考価格:1890円(税込)

ORIENEX(オリエンネックス)の「天然竹ヘアブラシ」は、髪が薄くなった方、髪がやせてしまった方に向けて作られた、髪にも頭皮にも優しいヘアブラシ。竹に含まれる天然油分が頭皮に馴染み、使いこむほどに髪に自然なツヤとしなやかさを与えてくれます。

日常生活でできる静電気対策は?洋服の素材や湿度に注意

日常生活でできる静電気対策は?洋服の素材や湿度に注意

今回は髪の静電気対策についてご紹介してきましたが、服の組み合わせや部屋の加湿なども、静電気の発生を抑える大切なポイントです。

静電気防止スプレーや静電気除去リングなど、市販の対策グッズも上手に活用しましょう。

おすすめの静電気対策1:洋服の素材に注意する

衣類に使われる素材には、帯電しやすいものとそうでないものがあります。

麻、綿、絹などの天然繊維は、吸湿性が高く水分を含みやすいため、静電気を帯びにくい素材です。一方、化学繊維は吸湿性が低いため、帯電しやすい特徴があります。

ただし、化学繊維でも、プラスとプラス、マイナスとマイナスのように同性質の電気を帯電している素材なら、静電気が発生しにくい傾向にあります。

  • プラスに帯電しやすい素材:ナイロン、ウール、レーヨンなど
  • マイナスに帯電しやすい素材としてアクリル、ポリエステル、アセテートなど

重ね着する衣類の種類によって、静電気の発生の状況も変わるので、洋服の組み合わせに注意しましょう。

おすすめの静電気対策2:静電気防止スプレーを使う

静電気防止スプレー(静電気除去スプレー)を使うと、生地同士の摩擦を防ぐため、静電気が起きにくくなります。同様に、洗濯するときに柔軟剤を使うのも静電気対策として効果的です。

おすすめの静電気対策3:部屋を加湿する

静電気は乾燥によって生じやすくなるので、空気の乾燥を防ぐことも大切です。空気中の水分が増えれば、自然と静電気を放電しやすくなります。加湿器を使用する、洗濯物を室内に干すなど、部屋の加湿を心掛けましょう。

おすすめの静電気対策4:肌を保湿する

髪の毛同様に、手肌をしっかり保湿することで静電気の発生を防ぐことができます。衣類が接する手や足(素肌に)に多めに付けて肌を保湿しましょう。

今回紹介した静電気対策&おすすめアイテムを参考に、乾燥しがちな冬も快適に過ごしましょう! 次回は、女性の薄毛の原因と対処法をご紹介します。
 

■教えてくれた人

渡部佳子さん

監修:大正製薬株式会社セルフメディケーション開発研究所所属 渡部佳子さん

わたべ・けいこ 大正製薬株式会社セルフメディケーション開発研究所所属。2007年入社以来、OTC医薬品の開発に従事。現在、毛髪科学や皮膚科学に基づく製剤の開発を担当。

取材・文:竹下沙弥香(ハルメクWEB)

■もっと知りたい■


取材協力:女性のためのヘアケアブランド「リジェンヌ」| 大正製薬

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ハルメクWEB編集部

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